気鋭の若手シェフのお店のようですが(~_~;) : Dovetail

２０１５年９月

この日は人生３度目のニューヨーク遠征の初日。

ランチの後、初めて訪れた"アメリカ自然史博物館"にてティラノサウルス、アロサウルスなどの化石などをみて、

恐竜のスケールの大きさに驚愕してしまいました(@_@)

今回の遠征、日本人観光客の多くが訪れるであろう"自由の女神""メトロポリタン美術館""エンパイア・ステート・ビル"、

に私は行かずに終わりました(笑)

今回の遠征、翌日はUSオープンテニス観戦、翌々日はヤンキース戦観戦の予定をしていた為、しっかりとしたディナーを頂く機会は、

この初日のみという計画だったのです(・_・;)

ということで、『Jean Georges』や『Daniel』、そして３月の日本遠征の際に利用させていただいた『Bouley』など、

有名シェフの店の予約を試みました。

ですが、おそらくUSオープン開催中ということで、世界中のセレブも訪れていることも影響していたのか、全く予約できませんでした(T_T)

そんな中、オープンテーブルで予約をできたお店へ向かいました。

そのお店は"アメリカ自然史博物館"から歩いてすぐの所にあるお店、『Dovetail』さんです。

事前に知っていたわけではなかったのですが、調べてみると２０１３年にミシュラン一つ星をとったりしており、

気鋭の若手シェフ・John Fraser氏のお店ということでした。

当日、期待に胸を膨らませて向かいましたが、身体的には機内であまり眠らないまま、現地時間午前に到着した後、

ずっと活動しっぱなしだったこともあり、かなり疲れていました(-_-;)

それでも翌日からのことを考えると、きちんとした夕食をとれるのはこの日だけだという思いで、奮い立たせました。

店前に着きますと、高級感もある店構えではあるのですが、店の目の前の歩道に回収前の大量のゴミが捨てられており、

異臭をはなっているあたりが、ある意味、ニューヨークらしさでしょうか^^;

数段の階段を上がって店内に入り、予約名を告げると、テーブル席へ案内されました。

そして店内はあっという間に満席となり、ウェイティングの方もいらっしゃいました。

やはりこちらも人気のお店のようです。

ドイツビールのReissdorf＄7を片手に、この日いただきましたのは、


月曜日のメニューvegetable focused＄５８、野菜中心のプリフィックスコースです。

その内容は、


①アミューズ

３種類ありましたが、説明が早口でよく聞きとれませんでした(苦笑)

玉葱のスープだったかは、甘くて美味しかったと思いました。


②nectarine gazpacho shrimp ceviche, cashews, pink peppercorn

ネクタリンガスパチョ 海老のセビーチェ カシュ―ナッツ ピンクの胡椒

この日は別の店でいただいたランチでも、ガスパチョをチョイスし、あまりの塩気のキツさに閉口していた経緯あり、

個人的リベンジでガスパチョをチョイス。

こちらのガスパチョはテーブル上で液体を追加投入し完成、そのビジュアルはオレンジとピンクの彩があざやかでした。

ただし肝心の味はこちらもかなり塩気がキツく、その分、中の海老の甘さが際立って感じました(笑)


③warm asparagus mussels, almonds, lemongrass hollandaise

温かいアスパラガス ムール貝 アーモンド レモングラス オランデーソース

私は野菜の中でもアスパラガスは好きな部類なのでチョイスしましたが、これといって感動のない、見た目＞味という印象の皿でしたね。

日本の多くのフレンチシェフの方が、アスパラの美味しさを活かしてくれる気がしました(笑)


④sweet corn polenta lamb bacon, blackberries, tuscan kale

スイートコーンも御粥 仔羊のベーコン ブラックベリー トスカーナケール

見た目でも「何だ！？　コレ」と感じたのがこちらの皿。

スイートコーン自体は甘いのですが、ベーコンなどの塩気なのでしょうか、これもかなり味のバランスが悪いなという印象。

一言で言って、しょっぱい料理でした(；一_一)


⑤biueberry pavlova

ブルーベリーのパブロバ

このデザートは甘さとブルーベリーの酸味がアンバランスに感じました。


⑥軽菓子


⑦コーヒー＄4

私はカプチーノをオーダーして、その通り復唱していたのに、何故かコーヒーが供されました(笑)

レシートにコーヒーとついていたので、文句を言うのはやめておきました(笑)


お会計は税込で＄75.12、１２０円換算で９，０００円ほど。

当然、チップが当たり前のお国柄ですから、プラスαかかっております(苦笑)

正直、この内容だったら、日本でもっと美味しいフレンチ店がいくらでもあるなという印象でした。