なかなか、上品なメシだったと思う。 : Cafe Luxembourg

ＮＹのど真ん中で、ルクセンブルクを名乗る。カフェなんで、ハンバーガーとかのメニューはあるにしても、基本、結構、高級でしっかりした店って感じ。宿泊したホテルのコンシェルジュにメトロポリタン歌劇場観劇前のプレシアターディナーの場所としてお勧めいただいたので、予約の上、お伺いしてみた。

３品ほど頼んでシェアして、最後にチーズプレートもお願いして。
そして、ワインを２本空けて、大体、ひとりあたま１００ドルにチップを払って、１２０ドル弱かと。日本円換算で、軽く１万３千円かかってるんで。それなりの値段ということなんだと思うのだが。NYでメシ食ってると、ちょっとお安い感じって気がしてくるから不思議なものｗ。

オーダーは海鮮中心だったけど。上品で気が利いてて、良かったと思う。

・カントリーサラダ。
エンダイブ、フルム・ダンベールっていうチーズ、ベーコンを拍子木っぽく長細く切ったの、ポーチド・エッグ、クルトンに、微塵切りにしたベーコンと混ぜたドレッシング。
エンダイブってのが、あまり馴染みがないけど、チコリと同じものだったハズ。でも、なんだか、もう少し、レタスっぽい感じだったなって。メニューを見て確認しなきゃ、いまでも、レタス・サラダかって思ったかもw
フルム・ダンベールってのは、青カビなんだけど。あまりクセがなくて食べやすい感じ。
しかし、このサラダのどこら辺が、田舎だったんだろうか？
Country Salad*　18
Frisée, fourme d'ambert, bacon lardons, poached egg, croutons, bacon vinaigrette

・マグロ タルタル。
これ、秀逸。マグロのタルタルと、アボカドとの相性が素晴らしい。ショウガ醤油でのマリネって、メニューに書いてあったけど。この味付けも冴えてた。
ライス・クラッカーってのは、春巻きの皮を揚げたみたいな感じで、パリパリ砕きつつ食すべくって設定。
Tuna Tartare*　22
Avocado mousse, ginger-soy marinade, rice cracker

・ハリバットって魚の蒸し物。ハリバットってのは、カレイの仲間のオヒョウのこと。多分、初めてだったかも。リースリングを使ってるという上品なコンソメの味付け。
ハリバットのぷにぷにしたゼラチン質とオニオンの取り合わせがイケてた。ちなみに、ヴィダーリア・オニオンってのは、ジョージア州の名産のオニオンのことなんだそうで。

付け合わせられてたシャンテレールってキノコは、フランス料理で結構、高価な食材とのよし。でも、正直、あまり覚えてないがｗ。
あと、アマランスってのは、雑穀類の一種みたいで。そのアマランスを使ったという、アマランス・クラッカーってのは、上に載せてあったパリパリのやつのことだったのかな。なんだか、クラッカーを砕いて食べさせるのが好きな店だこと。
Halibut*　36
Vidalia onion confit, roasted Chanterelle mushrooms, amaranth cracker, Riesling consommé

開けたボトルのワインが、まだ、余ってたし。チーズ３種盛りをお願いしてみた。
米国のチーズ（なんだっけか。米国でチーズと言えば、ウィスコンシンってことなんだそうなのだが。うーん。記憶がｗ）、コンテ、それと、もうひとつ。これも、なんと言ってたか失念。

３人で、ワインを２本、空けた。
・イタリアって言ってたし。多分、ピノ・グリだったのかな。
メニューを見ると、これだったのかな？Azienda Valle S.A.S., Friuli Colli Orientali 2015
・もう一本は、サンセール。葡萄は、ソーヴィニヨン・ブラン。
2017，Domaine du Carrou、Dominigue ROGERS。

ワインも空けて、楽しいＮＹの夜であった。
この後、観劇したオペラの第一幕は爆睡してたのはナイショ。
でも、日本で初台のオペラ劇場行っても、お年寄りばかりなのに、こちら、ＮＹだと、オペラで気合いを入れて女のこを誘って、女のこもオメカシして、ムンムンしてて、なんかバブル臭くて。ああ、オペラって、そういうものなのねと、あらためて感慨深く。