今回はちょっと濃い味でした : Marea

NYに行くと１回おきごとに訪問しているぐらい好きなレストランである。今回も滞在最終日に訪問させて頂いた。予約はいつものようにオープンテーブルである。このシステムはNYのレストランのほとんどを網羅しているのでとても重宝している。ただし超人気のイレブマディソンパークやブルックリンフェアなどはこちらのサイトからでは無理なのでご注意を！

今回は遅めの時間での訪問となった。こちらでは前菜、メイン、そしてデザートの３プレートのプリフィックスコースで１４０ドルとお得なコースがあるので今回はそちらにした。一皿が量があるのでこの３皿でも並の日本人では食べきれないぐらいの量があるのだ。

まずはポテトのフライから。これはお口取りである。一口サイズで温かくこれから出てくる料理を盛り上げてくれる美味しさであった。
そして一品目のアンティパストはロブスターとチーズを使ったものであった。アメリカ東海岸と言えばロブスターが連想できるぐらいこちらではポピュラーな食材である。当然みなさん舌が肥えており、プリプリ感は素晴らしくチーズとの相性もバッチリであった。これはおいしかったなあ～～

パスタはリゾットを選択した。マッシュルームの旨味がたっぷりの物であったが、多少塩味がきつくて今回ののは正直私の口には合わなかった。以前はこんなことなかったのにね～～これがたまたまだと信じたいが・・・

そしてメインは50日間乾燥熟成のアンガス牛であった。これは量が多過ぎるぐらいであったが、芳醇な香りが食欲をそそるとてもＮＹらしいものであった。

やはりＮＹを代表するイタリアンであるのは間違いないだろう。遅くまで営業しているのでミュージカルを見た後でも食べることができるのがうれしい。

末永く通いたいレストランである。

[2016.3]
約１年３か月ぶりの訪問だ。コロンバスサークルにくるとこの店は嫌が応でも目立つし気になってしまう。コロンブスの像から歩いて２分ぐらいのところにあり窓を覗くと中からとてもエレガントな雰囲気が漂ってくるからだ。
今回はちょっと遅めの午後９時半ごろからのディナーであった。オープンテーブルで当日予約できたからかなりラッキーであった。
夕方軽く食事をしていたので軽めのディナーであったがそれでも前菜、エビのパスタ、そしてメインは４８日熟成のドライエイジドビーフを頂いた。
やはりここのビーフはドライエイジド特有のナッツの香りが強くしてくる。これぞニューヨークという感じだ。
かなりおなかいっぱいだったが完食。
スタッフもとても感じが良く私の中ではNYのベストレストランの一つである。

[2014.12]
約1年ぶりにマレアに行ってきた。今回はタイトスケジュールだったのでランチで。12時の予約と同時に多くのビジネスマン風の男性や、かなりお金持ち風の奥様方が押し寄せていた。そして15分もすると広い店内もほぼ満席。ビジネスマン風の男性はワインを飲んでいる。こっちでは仕事中でもワイン飲んでいいのかな？？
今回は＄７９のプリフィックスのランチを頂いた。それに10ドルぐらい足して前菜をオマールエビとモッツァレラに変更。メインは海の幸のタリオリーニであった。オマールエビとモッツァレラがこんなに相性が良いとは知らなかった。最高！！
またタリオリーニはパスタの味がしっかりとして美味しかった。
やはりここは私にとってＮＹでは最高のイタリアンだ。

[2013.11]
レストランの評価にはいろいろなものがある。代表的なのはミシュランであるが、これはフランスの会社が行っているものである。NYではやはりもっとも頼りになるのはザガットサーベイではないだろうか？この店はミシュランでは二ツ星ではあるがザガットサーベイでは常にトップのイタリアンレストランである。場所はコロンバスサークル近くのセントラルパークのすぐ南、観光用の馬車がいつも客待ちをしてるあたりにある。ここは海鮮を使用した料理が得意なようで今回のコースには海老、ウニなどが使われていた。
雰囲気もNYそのもの、外を見るとセントラルパークがよく見える。残念ながらフロアは道路より一段低くなっているので景色がいいかと言われればそれほどではないと言わざるを得ない。
さて今回のメインはドライエイジドビーフ60日間熟成であった。NYに行くたびに訪れるピーターールーガーやウルフギャングは28日間熟成だからほぼ2倍の期間熟成されたものであった。テーブルに置かれた瞬間香ばしいドライエイジドビーフのナッツのような香りがしてきて只者の肉ではないことはすぐに分かった。食べても期待を裏切られることなく、」ステーキハウスより美味しいステーキを堪能することができた。
NYでどこを再訪したいかと言えばここMareaかフレンチの名店Danielであろう。
そんなに印象深いレストランであった。