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むしろオープンレストラン・プログラムについて。
Lilly's IPA(8ドル→ハッピーアワー価格7ドル)。我慢しきれずに右のグラスはもう口をつけていますね(笑。
Lilly's IPAでちょっと一息。
Lilly"sではお店とオープンレストランの間に一工夫。
Lilly"sではお店とオープンレストランの間に一工夫。でもこれ、パーマネント・オープンレストラン・プログラムのレギュレーションに合うのかな?
マンハッタンを楽しむ=路面店で楽しむ、ですから (^^)。
水曜日17:45、友人と訪店。
実はその前にNYスタイルのスライスピザを1枚ずつ買って食べたのですがそれが大外れ。私と友人は異なるピザを食べたのですが、二人で顔を見合わせ二口食べたところで店頭のゴミ箱に直行。
その後そこから歩いてわずか数分のところにこちらの店を発見。しっかりとオープンレストラン(※1)が作られており、これならまぁ安心だろうと店内に声をかけ、その仮設小屋の中の一席に陣取りました。
(※1)
マンハッタンやブルックリンなどNY市の5地域では、COVID-19で屋内営業が出来なくなった飲食店救済のために、オープンレストランというプログラムが実施されています。
許可制ながら設営条件を満たすことで店の前の歩道や車道一番端の駐車レーンへのテーブルや椅子などの設置が許されており、通りにはそうしたオープンレストランのテントや仮設小屋がずらっと並んでいたりします。
頼んだ飲み物は;
●Lilly's IPA(8ドル)。
店名を冠したIPAは、ベストではないけれどまあまあのお味。マンハッタンをかなり歩いたこの日、私には大変珍しいことに、お代わりして2杯頂きました。
頼んだ食べ物は;
●Lilly’s Sliders(16ドル)。
スライダーとはとにかくなんかちっちゃいのが3個セットで提供されるものです。この日頼んだのはとても小さなバーガー3つで構成される、これまたアメリカど定番メニュー。食べ易いし酒の摘みにはもってこいですが、こちらのお味は特にどうと言うことはなかったです。
●Mac & Cheese(14ドル)。
名前どおりマカロニと溶けたチーズが渾然一体となったアメリカど定番メニューです。もちろん言えば持ってきてくれるのですが、デフォルトよりもう少し胡椒を効かせるとグッドです。
アメリカ人の友人と訪店したのですが、アメリカ人は家でも外でも食べ物でも飲み物でも意地でも残す感じで(笑、中流層以上の人間はとにかくあまり食べません(※2)。それが当たり前なので、店員も適当なところで残りは持ち帰る?と聞きつつささっと下げようとします。
この日のslidersは彼が1つ私が2つ食べて(フレンチフライ以外は)完食しましたが、Mac & Cheeseは彼は一口でお終い、私もスプーンで2,3杯食べたのみ。まずいわけでは決してなかったのですがこのメニューは持ち帰る気がしなかったので、いやもう要らないと言ってそのままお会計。
(※2)私はあまり接点がないのですが、お金持ちになる程に食べ物は味見程度であとは残し、それ以外はサラダとスムージーで一日お終い、なイメージがあります(笑。
元々コッフェル一杯分程度のチリコンカルネが1日分の食事だった歴史が今でも影響しているのかも、などと思ったりしますが、果たしてどうなんでしょう。
二人で締めて税込み60.41ドル(チップ除く)、サーバーも気持ち良くなかなか良いお店でした (^^)。
ご馳走様でした。
オープンレストラン部から店舗側を望む。
店内飲食禁止対応として路上に設置された仮設小屋。手前がLilly'sのものです。
Lilly’s の仮設小屋内部。本来の駐車帯に設営されているので、駐車券発券機も写っています。
オープンレストラン部から店舗側を望む。
Lilly's IPA8ドル/杯。
テーブル上の風景。Mac & Cheese14ドル、Lilly's IPA8ドル、Lilly's Sliders16ドル。
Lilly's Sliders16ドル。
Mac & Cheese14ドル。
NY市のオープンレストラン設置ガイドラインの一部。食べログの低解像度画像では文字などは読めないかもしれませんが。
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うぉっさむ
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「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
| 店名 |
Lilly's Craft and Kitchen
|
|---|---|
| ジャンル | カリフォルニア料理、ダイニングバー |
|
予約・ お問い合わせ |
(+1) 2127570373 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
アメリカ675 9th Ave New York, NY 10036 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 |
| 駐車場 |
有 路上駐車 |
|---|---|
| 空間・設備 | 無料Wi-Fiあり、車椅子で入店可 |
| ドリンク | ワインあり |
|---|---|
| 料理 | ベジタリアンメニューあり |
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| 初投稿者 |
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4月のとある月曜日15:50、汗ばむ暑さのマンハッタンを歩くこと既に7Kmの我々は Lilly’s に避難、求めるはグラス一杯のビール(笑。
かつてはアメリカ大陸でもっとも危険と謳われた Hell’s Kitchen(ヘルズ・キッチン)、最近はミッドタウン・ウエストと呼ばれることも多いエリアにある簡単な食事も出来るバーで、訪店は3回目。
このお店の前をよく通るのはすぐ隣に行きつけの酒屋 Ninth Avenue Vintner があるからで、この日もアメリカ産大関1.5L瓶を3本ーー私の部屋飲み4日分ーー購入してからの訪店。
スタッフに声をかけ、オープンレストラン(※)の方に座り、妻も私も以下を注文。
●Lilly's IPA(8ドル→ハッピーアワー価格7ドル)。
こちらのお店ではいつもこれ。店名を冠したIPAは、ベストではないけれどまあまあのお味です。ハッピーアワー(12〜18時)価格で1ドル安くなっていました。
ご馳走様、生き返りました (^^)。
マンハッタンに来た際には、きっとまた寄らせて頂きます。
********(※)オープンレストラン********
さて、以前もこのお店のレビュー内で簡単にご紹介した経緯を踏まえ、「オープンレストラン・プログラム」のフォローアップです。
2020年6月、マンハッタンやブルックリンなどNY市の5地域では、COVID-19で屋内営業が出来なくなった飲食店救済のために「オープンレストラン」というプログラムが開始されました。
店内飲食を禁じる代わりに、許可制ながら店の前の歩道や車道(縁石側)へのテーブルや椅子などの設置が許され、通りにはそうしたオープンレストランのテントやキュービクルがずらっと並ぶ様になりました。
人々の生活を守るために瞬時に舵を切る。そこには、人々を抑圧することだけが社会保全だと思っている日本とは根本的に異なる社会のダイナミズムがあります。
このプログラムが成功を収め店側にも客側にもなくてはならない存在となったことを踏まえ、当初は同年10月末までの期間限定施策だった「オープンレストラン・プログラム」は「パーマネント・オープンレストラン・プログラム」へと進化中。
歩道や車道の一部を恒久的に飲食店として使用するためには様々な法改正/法整備が必要であり、2022年春の時点では詳細の詰めや改正が進行中、2022年冬に改めて参加飲食店の募集開始、2023年にプログラムの正式開始予定となっています。
こうした間にも路上店舗は徐々に立派に或いは可愛く進化を遂げつつあり、壁や屋根、暖房や照明などの充実と共に客としての居心地良さも上がってきています。
取ってつけた様なその場しのぎから、街の機能と景観双方における重要な構成要素へと進化を遂げてきているというわけです。