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2000/05訪問1回目
The Sea Grill at Rockefeller Center は御高かった。
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oggeti209
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
The Sea Grill
|
|---|---|
| ジャンル | アメリカ料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+1) 2123327610 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
アメリカROCKEFELLER CENTER 19 WEST 49TH ST. NEW YORK 10020 |
| 営業時間 | |
| 予算（口コミ集計） |
|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
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皆さんもクリスマスツリーが飾られ、アイススケート場ができる広場として、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、このプロメテウス像の見える場所に The Sea Grillはあります。
二枚目の写真のThe Manhattan Company,INC.地図に描かれているRockefeller Centerは、世界大恐慌の翌年1930年から9年間をかけて建設され48番街と51番街の22エーカーの土地に19棟の商業ビルが建ち、各ビルの低層階はひとつの建物として繋がっています。日本のバブル時に三菱地所が買収した14棟のうち12棟は売却され、現在は「タイムライフ・ビル」と「マグロウ＝ヒル・ビル」の2棟のみが三菱地所の所有となっています。バブル経済ど真ん中1989年の夢のような出来事です。
私は、サンノゼでの仕事を終えサンフランシスコ空港からJ・F ケネディー空港に夜の十時過ぎに到着し、タクシー乗り場で車を待っていました。係りの男性がチケット印刷機をぶら下げながら近づいてきて「No,46。これがお前の番号だから呼ばれたらここへ来い。」と言って、行列しているタクシー待ちの人々に其々渡していました。いよいよ自分の番が来てイエローキャブに乗り込もうとすると先ほどの係りがチケットに何か書いています。「いいかい、この番号はタクシーの番号だ。何かあったら警察に訴えろ。」と運転手に聞こえるぐらい大きな声で言いました。マンハッタンまで40分以上の道程です。ブスッと黙ったままの運転手は不機嫌そうでしたが、無事ホテルまで届けてくれました。タクシー乗り場の係りの行動は、アメリカ人の弱者（日本の旅行者）に対する思い遣りの表れだと感じました。と同時にニューヨークは、怖い街だと言われていましたので緊張感は高まりました。
幸いホテル(Le Parker Meridien Hotel)の部屋はレイトチェックインだったので、レセプション係りの計らいでスイートルームにアップグレードされました。
到着翌日はオフでしたので、NYの街をぶらぶらしているとロックフェラーセンターの広場に突き当たり、お腹も空いたのでThe Sea Grillに入りました。グレーの給仕服を着た男性が柔かに且つ恭しく出迎えてくれテーブルに座り､お奨めの魚介のサラダと白ワインを注文してゆっくりしていました。客層はかなり高く、男性も女性もスーツ姿の方がほとんどで、東海岸のNYらしいと思いました。チェックを頼み食事代に10%（西海岸の相場）をチップとして上乗せして払ったら、係りが怪訝そうな顔をしました。間もなく黒の給仕服を着たマネジャーという男性が現れ「お客様、何か私どもに落ち度がありましたでしょうか」と言いました。理由を訊くと「チュップが少なかった」との返事です。なんとNYのチップ料率は、15~20%であるとの事。追加のチップを払って事無きを得ましたが、チップ収入が重要な給料の大部分を占めるアメリカのサービス業の仕組みが理解できました。たくさんのチップをもらうために彼らは最大限の微笑みと気配りをするのだと。日本人の「おもてなし」とは全く異なる文化を体験しました。
写真4枚目と5枚目はMoMA（ニューヨーク近代美術館）のものです。（写真は1999年のもの）
2004年に日本の建築家 谷口吉生がリノベーションコンペで採用され現在の姿になった世界を代表する近代美術館です。この時の目的は、マチスの「ダンス」を見る事でした。1993年、パリのポンピドゥセンターでMoMAのダンスとエルミタージュ美術館のダンスが向かい合わせに展示されていたのを観ているのですが、里帰りした「ダンス」をもう一度確認したかったのです。さらに同じ時代に描かれたピカソの「アヴィニョンの娘たち」には圧倒されました。私にとってピカソはマチスに同じくらい好きな画家です。