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こんぬつわ。
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やたら重厚なドア。
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ハシ・オキ。
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突き出し。
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キャベツ巻き二種。酸味と辛味
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レンコンの煮たのはなんと、赤ワイン仕立て。甘味が不思議に調和している。
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北京ダックの「二式」で出てくるヤツ的なもの。ダックの身を賽の目に切り、甜麺醤だ炒め、レタスに巻いて食べる。
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皮と身が分離しているが一緒盛りで出てくる北京ダック、ではなく酥不腻燒鴨。
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俯瞰図。
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酢豚的なもの。ワインヴィネガーの風味を覚えるが出来上がりは良い
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#食べログ的に撮るとこうなる。きちんと滑油が施されている。
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カリフラワー炒め。清炒なんだか深い味わい。といって味精のちからではなさそう。
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トコブシビンボー! 添えてあるのはネギではなくタロイモ的なもの。いい塩梅。
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…と、表題で語り尽くした感があるが100文字ルールに則り、少しだけ。
本店や大陸国内にある支店を訪問したことはない。ただ、各種飲食店批評サイトに当たると、
・チューゴクらしくない、ものすごくモダーンなインテリア
・従来の北京ダックとは構築がかなり異なる
・店名は董振祥厨師長の名に由来する
・勘定は高め
・伝統的大陸中華、或いは/及び日式チューカ的モノサシで測るひとからはイマイチ評判がよろしくない一方、西欧型飲食店批判、接待会食の場としての選択だと中々に好評である
と、まあこういう事になるらしい。
トリップアドバイザーやグーグルの評価などを読んでいると、こちら紐育支店も、同じような様相を呈しているらしい。
このように評価の分かれるレストラントは、自ら出向き、見て、味わい、時間を過ごして、自身でその具合をはかる、というのが道理であり、社会通念であり、ワールド・ヴァリュー(世界基準©️副島隆彦)である事、いうを待たぬ。
わたくしどもと同タイミングで訪米中の、お取引先の年若い幹部のみなさまと昼メシでもどう? という事になる。
若い人たちは食欲旺盛であり、さらに当方ども含めると八人の寄り合いである。
と、なればチューカ以外の選択はあろうか、いや、ない、と、古文の定法「二重否定は強い肯定」に基づき、更には先にご案内のワールド・ヴァリューも加わり、二週間に渡るカナダ、米国を経巡った旅の、最後のランチをこちらに定める。
E41st STと6番街の交差点、密林社に買われちゃった事で有名になったオーガニックフード専門の高級食品スーパーWhole Foods Marketの真裏に、二階建てのちっちゃなビル。
入り口にやたらと重々しいドアが張り付いている。
コレをえいやっ! と開けると、受付があり、アフリカン・ビューティなごっつい大哥が座っており、お、ミスタ.MSSB八人だね、階上へとうぞ、と言われるまま、エレベーターを使い、二階に至ると、店内は文字通り超近代的且つ豪華な造りになっており、中央に設けられたバーカウンターの酒のヴァリエイション、電気制御のセラーに納まったワインの顔ぶれなどを見ていると、チューカ的要素はほとんどなく、唯一、バーの端に申し訳のように置かれた白酒の陶器壜が仄かにそれを思い出させるようになっている。
給仕はその日たまたまなのか分からないが、皆コーカサス系の人びと。メニュも英語がメインで漢字表記はサブ的に簡単なもの。
無論やりとりも英語によって全て執り行われる。サーヴィスはきわめてニューヨークの外食店舗的
…なので、かの地にあってもモンゴロイド的要素を求めるチューカ好きなひとからすれば、初手から違和感を持つだろうし、そうではなく、レストラントとはそもそもこういうところ、と、思う人は純粋に楽しめるのではないか、と、思う。
御菜の内容、詳細は別掲の通り。
食材に西欧的なご馳走を持ち出したり、調理酒に赤ワインが用いられたり、調味酢にワインヴィネガーの風味を感じたりするので、コレも「本格志向」というか「原理主義」者からするとケシカラン! という事になるのかもしれず、又、現地仕様で、ひと皿の量、ポーションがデカく、やや持て余すきらいはあるものの、基本の加熱法、烹調はきわめて正確にしてデリケート、「たべもの」としての出来栄えは、かなり高水準。
名物という事になっている酥不膩鴨は「北京式」の教科書に則り、皮に身肉を一緒に添えて出してくるが、所謂脆皮、酥脆という、このカテゴリの御菜を褒める際に用いる表現の仕上がりとは異なるものの、「これ以外、ちょっとないんじゃない? 」といいたくなるほど皮と身肉、それぞれに適切な加熱が施されており、純粋に「あひる料理」として完成度は高い、旨し!
旨し! なあひる料理には、グリューナ・フェルトリナに決めている。
決めているのに理由はない、あったとしても忘れてしまった。
もしあるとすれば、澳地利では肉も魚も白ワインで済ませちゃうんだゼ! と #言いたいだけ とは、じゃあおまえさん、ブラウアー・ブルグンダー(ぴののわーる)ワインはなんである? と、詰め寄られると一言もないので黙っている。
そう思いながらコクのリッチな白ワインを口に含み、時間差で或いは甜麺醤を、或いはザラメ砂糖を加え、薄餅に巻いたクリスピー・ロースト・ダックに齧り付くと、旨味と甘味、そして皮と身の間の、わずかに広がる脂の滑らかさが口腔で混ざり合い、調子が高く、うーむ、お昼御飯にあひるゴハンとは、こりゃお大尽だね、と、若い人たちにおやぢギャグにもならない駄洒落をぶっ飛ばし、相手を苦笑いさせ、いい気分で腹一杯になり、勘定書を持って来させると、その値段に、あゝここはニューヨークだったんだね、と記憶が蘇り、おっかなびっくりチップの計算を始めない、事もない。