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Eleven Madison Park の Bar Tasting Menu @ New York | Hattoringo Lifelog
こちらの口コミはブログからの投稿です。?
記事URL:http://hattoringo.net/food/eleven-madison-park-new-york/
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Hanzo2011
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| 店名 |
Eleven Madison Park
|
|---|---|
| ジャンル | フレンチ、アメリカ料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+1) 2128890905 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
アメリカ11 Madison Ave., New York, NY 10010 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
¥40,000~¥49,999
※訪問時点の為替レート換算での金額になります。 利用金額分布を見る |
| 支払い方法 |
カード可 (AMEX) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
| 個室 |
有 |
|---|---|
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり |
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 景色がきれい |
| サービス | ソムリエがいる |
| ホームページ | |
| 備考 |
日本語メニューなし |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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詳細なレビューはこちらから Eleven Madison ParkのBar Tasting Menu @ NewYork
ニューヨーク滞在の合間をぬってミシュラン三つ星のElevenMadisonParkに行ってきました。
ニューヨークにはミシュラン三つ星の店が2016年現在6店存在しており、その中でも一番有名と言っても過言でないのがEleven Madison Parkです。Carrot tartare with ryebread and condiments など見た目にもインパクトのある前菜やスペシャリテの Duck, roasted with raspberries, blueberries and mulberries など死ぬまでには一度は食べたいと思われる一皿が提供されています。
今回は偶然にもBar Tasting Menuの予約が取れました。本当はDining Room Tasting Menuを予約したかったのですが予算の関係で断念。
メトロのE23 Street駅を降りてMadison Square Parkを横断して見えてくるMetropolitan Life North Buildingの一階に入り口があります。三つ星の格式を感じさせるエントランスです。シンボルにもなっているシナノキ、イチョウ、カエデ、スズカケは隣接するMadison Square Parkに存在する木を表しているそうです。
この日のコースは以下の通り。
Caviar: Benedict with Potato, Leek, and Hollandaise
Crab: With Sea Urchin, Kohlrabi, and Apple
or
FoieGras: Marinated with Plum and Cocoa
CeleryRoot: Braised with Black Truffle
Venison: Grilled with Onion and Blood Sausage
or
Duck: Honey and Lavender Glazed with Turnipand Huckleberry
Pear: Sorbet with Caramelized White Chocolate and Riesling
or
Cheddar: Tart with Appleand Mixed Greens
Chocolate: Pretzel with Sea Salt
私はフォアグラ、鹿肉(Venison)と洋梨をチョイス。これに合わせてワインのペアリングもお願いしてみました。料理に合わせて上から順に下記のワインがペアリングされています。
Albert Boxier, Cremantd’ Alsace, France 2013
Petit Guiraud, Sauternes, Bordeaux, France 2011
Davide Carlone, Boca, Piedmont, Italy 2010
Buglioni, Amarone Della Valpolivella Classico, Veneto, Italy 2009
Moulin Touchais, Coteaux du Layon, Loire Valley, France 1994
まずは一品目のキャビア。有名な前菜の Carrot tartare with ryebread andc ondimentsはどうやらDining Room Tasting Menuでの提供のようです。しかし、こちらもポテトの入ったエッグベネディクト風のソースとキャビア、酸味の効いたオランデーズソースが食感の楽しいクリスピーと共に可愛い缶に入れて提供されています。このまま食べるかと思いきや、
可愛いバンズに挟んで食べるようです。こういった創作させる指向が随所にあり楽しめたのはミシュランならではでしょうか。肝心の味はキャビアの食感や味が死なないバランスで非常に美味しかったです。ただ、バンズが少し冷めていたりしたのが残念です。
フォアグラは梅とココアと混ぜられて面白いケーキ状にて登場。梅の酸味とフォアグラの重厚さがココアに包まれて美味しかったですが、何口も食べると少し重たく感じました。何にせよフォアグラをこのような形で食べたのは初めてだったので新鮮でした。
セロリの根は黒トリュフソースとホワイトソースで。セロリの根を食べたのも初めてかもしれないけれど凄く柔らかくて優しい触感でした。黒トリュフソースを吸いやすいように絶妙の茹で加減でホロホロと口の中で溶けたのが記憶に残っています。
鹿肉は本当に鹿か疑いたくなるほど癖のないキメの細かい赤肉。添えられている血染めのソーセージソースと和えて食べると肉の美味しさが口に広がって、ネットリと喉にひっかかる甘みが残ります。ワインとの組み合わせが非常に甘美でした。
それ以上に、なにより美味しかったのがこの鴨肉のロースト。まず火加減が完璧で、どうやったらこの表面のカリカリと肉の部分のジューシーさを出せるのかが分かりません。相反する状態がこんなにも近くに存在していて、肉の色は甘いピンクでエロさを感じます。たくさんのベリーと共にスパイスが効いていて口の中でザクザク、パリパリという食感と肉を噛み切る感触が楽しい。酔っていたことも手伝って頭がおかしくなるような美味しさでした。
後にこれがこの店のスペシャリテと知るのですが、これは食べれば分かるほど完成された皿でした。次回があるならメインは迷わず鴨肉にするでしょう。
Google Photos洋梨のソルベ。やはり海外にくるとどうしてもデザートは甘く感じてしまいます。キャラメルソースがわずかに入っていて濃厚な甘さ。この後、チョコプレッツェルも提供されたのですが、こちらは塩味が効いた甘さ控えめのデザートでコーヒーに合っていました。
全体を通しての感想は、メインの鴨肉などの一部の皿は本当に驚きの一言でしたが、コースとしてはあまり感動できませんでした。三つ星に期待しすぎたかもしれません。コース前半の料理の冷たさや、一部のワインペアリングにちぐはぐな印象を受け、テンションが下がってしまったのも一因です。Bar Tasting Menuとはいえ値段は2人で500++USDなので決して安くはありません。サービスは非常によかったので、やはりミシュラン三つ星は食事以外の部分の比重が大きいと感じました。人生経験としていつかDining Room Tasting Menuを食べて印象が変わることに期待します。