世界のスタジアムレビューその① : Arthur Ashe Stadium

２０１５年９月

この日は１０年ぶりのニューヨーク遠征へ。

今回の遠征の主目的の１つは、テニスのグランドスラム大会"USオープン"を観戦することでした。

昨年、準優勝した錦織圭選手の試合が観られればいいなと願いをこめつつ、準々決勝の試合観戦の手配を済ませました。

残念ながら、錦織選手は初戦でまさかの敗退となりましたが、それでも世界のトッププレーヤーの試合が観られるということで、

大変楽しみにしておりました(o^∇^o)ﾉ

デイセッションの開場が１０時ということで、その頃に到着を目指して地下鉄７番線Mets-Willets Point Station駅へ向かいました。

といっても日本のように簡単に到着予定時刻が検索できるわけではありませんので、少し遅くなりました。

改札を出てニューヨーク・メッツの本拠地のシティフィールドとは逆側から徒歩５分程度でしょうか、

会場が見えてきました。

セキュリティを通って中へ。

飲食物は持ち込みできませんので、私のようにデイセッションとナイトセッションの両方を観戦するとなると、

会場内で買うしかないようです(笑)

この日もかなり暑かったので、まず水を買おうと思い、大会スポンサーのエビアンを販売している所へ。

まず衝撃でした、ミネラルウォーターのその値段に(・_・;)

それでもこの炎天下、水分補給なしでは熱中症のリスクがあるため、やむなく購入しましたのは、


①エビアン５００mL＄4.00×２本(１本はナイトセッションで)

なんと１２０円換算で４８０円ですよ(苦笑)

日本だったら普通は１００円～１２０円、特殊な会場内でもせいぜい２００円くらいじゃないですか？

いくらなんでもと思いましたわ( ￣っ￣)ﾑｩ


そしてメインスタジアムの『アーサー アッシュ スタジアム』へ入場。

ちなみにメインスタジアムのチケットを持っていると、他のコートで行われている試合も観戦できます。

初めてのスタジアム、その収容人数は２万人を超える巨大さ∑o(*'o'*)o　ｳｵｵｫｫｫｫ!!

私の席は１番チープなエリアなので、その高さはかなりのもの。

遠くではＷＯＷＯＷの放送の準備をしているダバディ氏の姿も見えました。

それにしてもグランドスラムの準々決勝にしてはかなり閑散としていたのは意外でした。

デイセッションは１１時開始と思っていましたが、始まったのは１２時を回っていました。

まずはフランスのムラデノビッチ選手対イタリアのビンチ選手。

どちらもよく知らない選手でしたが、ビジュアル的にフランスを応援(笑)

テニスでは座席への移動などはコートチェンジの時にという認識でおりましたが、ここはアメリカだからなのでしょうか、

それとも選手の視界に入らない高さにある座席だからなのか、平気で移動していますね(苦笑)

それにラリー中だろうと構わず、雑談もすごかったですわ。

この試合はフルセットの末、ビンチ選手の勝利となりました。


ここらでお腹がすいたので、購入しましたのは、


②グリルドチーズバーガー＄7.50

デイセッションの間は売店もさほど混むこともなく、スムーズに購入。

１２０円換算で９００円、軽く東京ドーム超えのハンバーガーです(笑)

味は日本のスタジアムでいただくものよりは美味しかったと思います。

でも９００円やからね(苦笑)


デイセッション２試合目はディフェンディングチャンピオンのクロアチアのチリッチ選手対フランスのツォンガ選手。

この試合はチリッチ選手を応援。

試合はまたもやフルセットにもつれる大接戦。

試合中にはマンハッタンに沈む夕陽が、スタンドの最上段から綺麗にに見えました。

試合中にも関わらず、多くの人がこの夕景を撮影に最上段まで上がってきてました。

この試合はチリッチ選手がものにしましたが、試合が終わったのは、とっきにナイトセッションの開始予定時刻を超えていました(笑)

「これは何時に終わるんだろう！？」と不安が・・・(・_・;)

入れ替えなので会場を出ろと指示され、面倒くさいなと思いつつ一旦スタジアム外へ。

するとそこは大変な人の波が押し寄せていました。

そりゃそうですよね、予定ではとっくに女子の準々決勝の目玉セリーナ選手対ヴィーナス選手の姉妹対決が始まっているはずなんですから。

１１時に開始していれば、こんなことにならなかっただろうにねぇ。

もうこうなると、どこが入場の列なのか、飲み物を買おうとしている人の列なのか、全然分かりませんでしたｵｵｰw(*ﾟoﾟ*)w

押し合いへし合い、なんとか再びスタジアム内へ。

すでに姉妹対決の練習が始まろうとしていました(-_-;)

こんなことだったらトイレの中にでも隠れていて、頃合いを見計らって、しれっと席を移動すればよかったですわ。


姉妹対決は全米中の注目も高く、前日もテレビで熱く報道されていました。

さらに数多くのセレブ達が試合観戦に訪れており、ゲームの合間にはその姿が映し出されていました。

とくに共和党の米大統領候補であるトランプ氏の姿が映し出された際には、大ブーイングがおきていました∑(ﾉ▼ο▼)ﾉ ｵｫｵｫｵｵｵ!!

ニューヨークでは民主党人気が高いのでしょうかね。

さて、この試合もフルセットにもつれ、結果は世界ランクセリーナ１位の妹・セリーナ選手の勝利。

会場中、デイセッションとはけた違いの大盛り上がりでした。

ちなみに前日に到着したばかり、この日暑い中３試合目の観戦で疲れ切った私はついうとうとしてしまいました(ゝ_ξ) ｺﾞｼｺﾞｼ

隣のアメリカ人男性が「おい君、こんないい試合寝てたらもったいないよ」とばかりに起こしてくれました(笑)


そしてこの日の最後の試合は男子世界ランキング１位のセルビアのジョコビッチ選手対スペインのロペス選手。

この試合、私の予想はジョコビッチ選手のストレート勝ち、１セット目はそんな流れに観えました。

ところが２セットはロペス選手がとり、またもやもつれだしました(-_-;)

３セット目に入ったありで空腹が我慢できなくなってきて、一旦座席を離れ、購入しましたのは、


③オールビーフフランクフルト＄6.00

１２０円換算で７２０円のホットドッグです(笑)

いかにもアメリカらしいサイズの容器からケチャップやマスタードをかけいただきました。

やっぱり高いですよ(笑)


最後の試合はまだ続いていましたが、日付もまたいだところでホテルへ戻ることにしました。

ニューヨーカーたちの多くも、姉妹対決が終わったあたりから、徐々に帰路につく人達が多くなっていました。

いくら地下鉄に終電がなく終日運行しているニューヨークとはいえ、さすがにこの時点では空席も目立っていましたね。


ホテルに帰ってテレビニュースでジョコビッチ選手の３－１での勝利を確認してから、強烈な睡魔に襲われて就寝しました。

野球、サッカー、オリンピックの陸上、相撲、格闘技、プロレスといろいろ幅広く観戦している私ではありますが、

１つの会場に１３時間以上もいたのは初めてでした ﾈﾑｰ ( ´ρ｀)。o ○

今度は錦織選手の活躍が観てみたいものですヽ(`ー´(＠＠;)ゝ