ラスベガスの象徴に泊まってみる : HOTEL BELLAGIO

今ではMGMに買収され、他にももっと高級なホテルができましたが、個人的にラスベガスと言えばベラッジオの印象が強いです。
あのスティーブウィンが建てた夢のホテル、なんだか物語があります。

【ホテルについて】
カジノがあるホテルは料金設定が低めなのがラスベガス。これは昔から変わっていませんでした。

ベラッジオはラスベガスの中心、フォーコーナ－に位置しており、ちょっと何処かに出掛けるときも便利です。

駐車場はバレーパーキングとセルフパーキングがありますが、この規模でバレーだとどうなるか分からないので、セルフにしました。
立体式の駐車場は思ったほど広大ではなく、ホテルのフロントまで歩いて5分程度でした。
駐車場の2階がホテルの入口と直結していますが、駐車場の表示はいつも満車。でも試しに入ってみたらガラガラでした。近くにいたセキュリティに話を聞いたら、2階はホテル宿泊者のためのパーキングであるとなこと。宿泊者なので遠慮なくとめました。

ホテル内、ジュリアンセラーノ氏プロデュースのイタリアンLAGOでランチを済ませ、15時頃チェックインしようとフロントに行ったら、人気アトラクション張りの行列が…。30分はかかりそうとがっかりしていると、カウンターの端にWebチェックイン専用窓口を発見。

ちょうど前日、メールでWebチェックインの案内が来ていて、眠いながらも手続きを済ませていたので、専用カウンターで待つことなくチェックインできました。

オンライン予約やオンライン決済が進んだこの時代、なぜ多数の人がWebチェックインをせず、普通のカウンターに並んで待っているのか、それは謎のままのでした。

【部屋について】
4000室近くある巨大ホテルであるため、部屋の種類もかなり多いのが特徴。
価格設定が低くスイートでも手が届くくらいだったので、サイプレススイートという真ん中くらいのグレードの部屋にしてみました。

部屋の立地は28か29階建てのホテルの10階部分。エレベーターでは最も低層階用に乗ってアクセスです。

エレベーターを出て部屋を探したら目の前の部屋、このフロアの1号室でした。

ホテルを正面から見たとき、中央にある丸くなった部分にありました。

立地からすると、位置で上のフロアにあるのは更なる高額スイートであることが想定されます。

ドアを空けると巨大なリビング兼寝室、バスルームは左と右に２つ。
テレビはSAMSUNGの55インチがリビングに２つ、各バスルームにもミラーに内臓されたテレビがあり、合計4つもテレビがありました。

部屋からの眺めは、確かに噴水ビューですが、意外に噴水から距離がありました。また低層階ゆえ、カジノなどの天井が視界に入りました。これ以上の眺望を望むならより高価なスイートを選んでね、ということなのでしょう。

バスルーム左側には深めのバスタブ、バスルーム右側にはシャワーという作りで、シャワーを浴びてからバスタブに浸かるには、一度リビングを横断せねばなりません。巨大な部屋であるため結構面倒です。


【シルク・ドゥ・ソレイユについて】
ベラッジオ内に専用劇場を持ち、ここでしか見られないショー『O』。元オリンピック選手も多数在籍するというプロ集団のパフォーマンスは圧巻の一言。
ショーを通して美しい演出がなされ、魂が震えるほど感動しました。

なお、事前にチケットを購入する際、宿泊予約ありでログインしてから進んでいく場合と、普通にショーだけ予約する一般購入の場合とでは、選べるエリアが微妙に違いました。
宿泊予約のある場合、予約確認とかでログインしてからショーのチケット購入に進んだ方がいいです。

【食事について】
LAGOでランチについては、味は思ったほどでは…というのが率直なところ。
THE BUFFETで朝食を食べましたが、まぁ話題の一つとして、と言うところでしょうか。
部屋の豪華さやショーの衝撃に比べると食事は霞みます。

ディナーをピカソやル・シルクとっていたら、また印象は違ったかも知れません。　


【まとめ】
出来てから時間は経ってますが古さはなく、とにかくゴージャス。
ただ、カジノホテルゆえ、どこに行くにも賑やかでタバコ香るカジノフロアを通らねばなりません。
落ち着いた滞在を望むなら、フォーシーズンズの方がいいかも知れません。