無料会員登録/ログイン
閉じる
いい場所では、いいことが起きる
痛恨の8ドルブラディマリー事件
やはりアメリカの景色は雄大
飛行機雲、わかりにくいですが、雲のうえの黒い線みたいなものがそうです
飛行機雲拡大
ロスはとにかくだだっ広い
ラウンジ到着
屋外スペース
・・・に去年なかったワインコーナー発見!
お水もあるし、ここに居座ろう!
フードスタンド1
2
3
4
麺コーナー、ベトナム風ビーフスープ
我々のお皿1
2
3
4(牛肉米線)
5
6
屋外スペースには炭火が
ラウンジ内点景1
2
3
羽田便出発が近くなると日本人で混み合うラウンジ
世界最高のビジネスラウンジ、にたどりつくまで
ワシントン出張記録29
今回の出張の帰路はワシントン・ダレスからロサンゼルス国際空港を経由して羽田に帰り、そこで連れは富山、私は伊丹という長丁場の空旅です。
ロサンゼルス空港はめったに使わないのですが、一応往路で連れが逆方向を経験しておりました。しかしラウンジは当然、国内線なので往路のラウンジはユナイテッドクラブ。しかし今度は国際線、スターアライアンス直営の評判のいいラウンジ、連れは大いに期待しています。
しかーし、たどりつくまでがほんと大変でした。ほぼ定刻でワシントンから到着、だが着いてゲート付近の案内板をみると、我々のフライトや他の便にもひたすら”TBIT"の文字が並んでいるだけ。TBAというのはTo be Announced(未定)の意味で、たぶんそれに近いんだろう、などと中途半端な知識でお茶をにごすと大変なことになるのです。やがて判明したのは、このTBITとは・・・
Tom Bradley International Terninal トム・ブラッドレー(黒人の元ロス市長)国際ターミナル、の略だそうで・・・・
そんなもんわかるか!アメリカ人でも普通知らんわ。そんな大事な情報を略すな。 Go to Inte'l Term.くらい書いておいてくれよ。
と怒っても仕方がない。しかし、あきれるほど、どこをどう探してもそのTBITへの行先表示がない。二人の空港職員に聞いて、なんとか30分くらいかけて到着。連れはたしかに逆方向を来たことがあるのですが、その際はANA便ですから地上職員が誘導してシャトルに乗ったんだそうです。だんだん思い出してきた連れは落ち着きを取り戻してくれましたが、私はもう気が気ではない状況。TBITを見つけたときはうれしかったけど、中は混み合う国際線ターミナル、ボーディングパスはワシントン・ダレスでもらっているので保安検査場へ、しかしこれも長蛇の列。幸いプライオリティレーンがあって割と早くセキュリティチェックがすんでなんとか助かりました。ラウンジにたどり着いたときには、もうへとへと状態。
あまり多くはないでしょうが、アメリカの国内線からLA経由でアメリカ出国される方はどうかご注意を。ロスの空港ってターミナルが9つもあって、国際線はこのTBIT一つ(カナダとかメキシコは別のターミナルもありますが)。初めての場合、乗り継ぎ時間が立て込んでいると大変なことになります。
我々は幸い、たっぷり時間があるので、このラウンジでゆーっくりさせてもらいましょう。
落ち着いたところで見回すとたしかにゆったりとした内装、これはよさそうです。
まずは乾杯。ああ、しんどかった。LAまでの機内では食事は出なかった(有料)ので、けっこう腹が減っています。おお、これはかなりの品ぞろえですね。
ほっとしたので余計おいしく感じるのでしょうが、ほんとにうまいものがいっぱいでした。ただ、麺は日本や香港のビジネスラウンジみたいに人の手でゆでたりはなくて、麺を選んでスープと具(カニカマと茹でたチキン)を入れるだけ。コリアンダーがあったのは良かったけど、あまり大したことはありません。
ワインの取り揃えもまずまずのよう、ロスだからカリフォルニアワインがずらり、かと思えば意外にニュージーランドのものなどが多くて、あとでわかったのですがこのラウンジ、スターアライアンス加盟全社のビジネスクラスに対応していますが、運営はニュージーランド航空担当だそうです。
Munn Napa Brut Prestige
加州泡。黄色味を帯びた金色で輝きがあり、泡も細かくて長く連なっている。青リンゴの香り、生き生きとしたフレッシュな呑み心地、余韻も長くおいしい。状況依存はありうるがうまい!
Sofia Rose 2014
加州薔薇。色は薄く澄んでいて粘度なし。名前のとおり口に含むとバラの味わい。軽やかだがピーマン系の苦味も。全体的に軽い。
Haras De Pirque Chardornnay Reserva 2014
チリ産白。黄色で澄んでおり、粘度はなし。軽くて余韻もなく、フレッシュな酸味だが個性や深みはない。
Callaway Cellar Selection Cabernet Sauvignon 2014
加州赤。チョコレートのような味わい、香りはキイチゴ、軽すぎるがバランスはいい。一度イズミヤで購入経験あり。
Cupcake Vineyard Merlot 2013
加州赤。メルローのわりにインパクトに欠ける。タンニンは感じるが渋く、おいしいものではない。
Castle Rock Winery Pinot Noir Mendocino County 2013
にがいのか甘いのかよくわからないが軽い味わい加州白ピノ、香りはボトルの最後だったためかなし。少し経つとバラのような香り、味わいと複雑さが増し、化けるのがうまい。一度家のみあり。
Brancott Estate Flight Song 2015
2015年と若いNZ白。香りなし、味わいも軽い、余韻も短く、あっさりしすぎ。
Villa Maria Cellar Selection Riesling 2011
NZ白 緑がかった黄色、バラやアカシアの華やかな味わいはリースリングならでは。余韻も中程度。
連れは食事を済ませるとシャワーへ。なかなかきれいだったそうですが、ANAのような予約制でなく、早い者勝ちのようです。
そして、シャワーから戻った連れが「ちょっと、すごいとこ見つけたわよ」と。ついていくと、なんだ、これはまたやけに素敵なスペース。LAが年中降雨しないことを利用しての、半屋外のデッキが。スタアラのサイトでも「快適な屋外テラスでは、飛行場や遠くに見えるハリウッドの丘を一望いただけます。 日中はカリフォルニアで有名な日差しを、夜は灯火が心地よさを放つ洗練された雰囲気をお楽しみいただけます。」とのこと。
たしかにカリフォルニアの抜けるような青空のもとでの見晴らしもいいでしょうが、夜の暖炉の火と滑走路の飛行機のほうがムードは高まります。
ここでもあらためて乾杯、そして長かった今回の出張についていろいろと思い出して。
帰国してから調べると、この「ロサンゼルス国際空港のトム・ ブラッドレー国際ターミナル(TBIT)内、スターアライアンスラウンジが、SKYTRAX社による”Best Alliance Lounge”賞を受賞しました。」(ANAサイトより)とのこと、世界的な建築事務所、Genslerが設計を手がけた広さ1,675平方メートルのラウンジ、口コミによると古いファーストクラスより快適だ、という声もありました。さすがにそれだけのことはあると思います。
太平洋を渡って帰国する前、リラックスできる空間でのたいそう楽しいひと時でございました。
TBIT?TBITって何だ?
やっとTBITの意味判明、そしてやっとTBITの行先表示発見。
これがTBITだあ。
大混雑する国際線ターミナル、プライオリティレーンがなければさらに1時間待ちでした。
地獄から天国へ
まずは泡で乾杯
ゆったりできますね。
白を基調にしたデザイン
いろんなタイプの居場所があって便利です。
ネット環境は良好
シャワー室内
屋外の展望テラス
暖炉の火がすてき
これはいいですね。
泡
ロゼ、コッポラブランド
チリ白
カリフォルニア赤1
カリフォルニア赤2
カリフォルニア白2
ニュージーランド白1
ニュージーランド白2
セルフの麺コーナー
麺は2種類から選択
フード1
フード2
フード3
フード4
フード5
アレルギー表示があります。
我々のお皿1
我々のお皿2
我々のお皿3
我々のお皿4
我々のお皿5
我々のお皿6
口コミが参考になったらフォローしよう
kasuganomichi
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
kasuganomichiさんの他のお店の口コミ
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
| 店名 |
Star Alliance Lounge Los Angeles (LAX)(310 646 5260)
|
|---|---|
| ジャンル | その他 |
| お問い合わせ |
不明の為情報お待ちしております |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 |
アメリカLA International Airport, Tom Bradley International Terminal, Level 6, Los Angeles, CA 90045 |
| 交通手段 |
ロサンゼルス国際空港内国際ターミナル(TBIT)へ空港内シャトルバスあり |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 |
| サービス料・ チャージ |
なし |
| 席数 |
380席 |
|---|---|
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 空港(LAX)駐車場 |
| 空間・設備 | カウンター席あり、ソファー席あり、オープンテラスあり |
| ドリンク | ワインあり、カクテルあり |
|---|---|
| 料理 | ベジタリアンメニューあり |
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ロケーション | 景色がきれい、夜景が見える |
| お子様連れ |
子供可 |
| ホームページ |
http://www.staralliance.com/en/benefits/status-benefits/lounges/star-alliance-lounge-los-angeles/ |
| オープン日 |
2013年 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
ワシントンからLAを経由して日本に帰る。そんなことをする人は少ないけど、主にこのラウンジが目当ての旅程です。
まず、LAまでの機内。2つの出来事が。
1 ブラディマリー事件。国内線では、アルコールと飯は有料。しかもまずい。こうした条件で5時間のエコノミーフライトはかなりつらいものがあります。ただ、水などはしっかりペットボトルに確保してあるし、食事やお酒はLAのラウンジで楽しめるので要らない、と。
サービスワゴンが来て、私の注文はブラッディマリーミックス。これってカクテルのブラッディマリーからウオッカを引いたもの、なんですが私はCAのおばちゃんにうっかり「ブラッディマリー」とだけ言ってしまったのです。するとおばちゃんすかさず、「8ドルね。現金はだめ、カードだけ」といいながらブラッディマリーミックスの缶とミニチュアボトルのウオッカを手渡す。
え?ええ?
ここでの私の対応の正解は、
ごめん、ブラッディマリーミックスだけでいいので、このお酒は返します。
でしたが、かなりパニックとなった私は言われるままに8ドル没収の刑。しょうがないから連れにも分けて、不本意な酒をいただく羽目に。
2 これはいい事件でした。私はできれば窓側に座って、景色を楽しむ方なんですが、今回は(以前のオーロラほどすごくはないけれど)たいそう美しいものを見ました。それは、飛行機雲。飛行機から飛行機雲を見る。それもかなりの直近です。私の撮影技術と安いデジカメでは伝わらないですが、とっても美しくて見とれてしまいました。
さて、LA無事到着。今度は前回のようなことはなく、方向もわかっているし、前回は一度外に出たので再度保安検査を受けることになりましたがそれも不要。そのままラウンジに突入です。
ただ、その時点でこれからの羽田行の便は連れだけがビジネスにアップグレード、私はまだ空席待ちの状態でしたから内心不安ではありましたが。
今回は、前回感心した屋外のパティオ部分に、ワイン類が置かれているのを見て、ここに落ち着くことにしました。出発まで5時間弱、のんびりしましょう。
食べ物は屋内から取ってくることになりますが、大した距離ではないので。
まずはカリフォルニアの泡で乾杯。フードはそれなりに充実していて、どれも吟味されたもの。5時間のDCからのフライトとこのTBITターミナルへの移動(やはり20分以上かかりました)で腹ペコですので、撮影もそこそこに食べまくり。
お腹も落ち着いて、いろいろワインを飲み比べ。
Mumm Napa Brut Prestige(前回もありました)
青りんご系の香り、フレッシュな酸味。まずはこの一杯でやはりこのラウンジはいい、と言わしめた。
Cupcake Vineyards Prosecco
イタリア泡。 細かい泡がかすかに立ち上る。薄い黄色。青リンゴの香り。生き生きとした酸味。余韻も長くておいしい。
Sofia Riesling Francis Coppola 2015
加州白。コッポラブランド、薄い黄色。ピーマン系の苦み。悪くはなし。
Villa mana Private Bin Marlborough Sauvignon Blanc 2016
NZ白 白バラの華やかな香り、見た目は薄い黄色で今一つ。辛口だがわずかな甘味も。このラウンジがニュージーランド航空の運営だからとNZ産を並べてあまり感心しなかったのですが、今回は赤白ともにベストだけ選んだみたいで好印象。
Santa Christina Pinot Grigio Delle Venezie 2015
イタリア白 味わいが薄い。全体的に軽い印象
Barton & Guestier Côtes de Provence 2015
フランスロゼ。ピーマン系の香り。軽やかな酸味とおだやかなタンニン、割と好きなロゼでした。
Robert Mondavi Private Selection
加州赤。明るめの赤色。少し荒めのタンニン、しぶさが口に残る。チョコレートの味わい。まあおいしい方か。
Oyster Bay Pinot Noir 2014
NZ赤。腐葉土の香りが広がる。明るい澄んだ赤色、きめ細やかなタンニン、丸みを帯びた味わい。やはりこのブランドははずれがないです。
さて、そうこうしているうちに、突然私の名前がコールされます。
“Passenger kasuganomichi, Mr.kasuganomichi on ANA105 to Tokyo, Haneda, please come to front desk”
(全日空105便羽田行ご搭乗のkasuganomichi様、フロントデスクまでお越しください)
こ、これはっ! キタ――(゚∀゚)――!! (人生2回目の絵文字)
さっそく入口のデスクに行くと黒人のおばちゃんANA地上職員がアップグレードできるとのことで、手続きを。いやあうれしい。ただしこの時点では連れと私は離れた席。
そして、麺類コーナー(といっても日本のみたいにちゃんと作ってくれるのではなくスープに自分で麺を入れるもの)で他のおかずも合体させて牛肉米線を作って食べていると
“Passenger kasuganomichi on ANA105 to Haneda, please come to front desk”
やったね、再びキタ━(゚∀゚)━! もうこれはいい流れです。
2度目のフロントデスクで、私と連れの並び席確保。これでまあ任務完了ですわ。
シャワーは羽田のラウンジでする予定なのでパス。午後11時を過ぎると、そろそろ混み合って来たのですが屋外のスペースはまだゆったり。気分よし、景色よし、ワインもうまいし。
いやあお世話になりました。このラウンジはいろんな意味でまた来たい、と乗客に思わせるものがありますね。