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通常利用外口コミ
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オマケのサム・アダムズ。
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ムササビヒンソー
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| 店名 |
Star Alliance Lounge Los Angeles (LAX)(310 646 5260)
|
|---|---|
| ジャンル | その他 |
| お問い合わせ |
不明の為情報お待ちしております |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 |
アメリカLA International Airport, Tom Bradley International Terminal, Level 6, Los Angeles, CA 90045 |
| 交通手段 |
ロサンゼルス国際空港内国際ターミナル(TBIT)へ空港内シャトルバスあり |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 |
| サービス料・ チャージ |
なし |
| 席数 |
380席 |
|---|---|
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 空港(LAX)駐車場 |
| 空間・設備 | カウンター席あり、ソファー席あり、オープンテラスあり |
| ドリンク | ワインあり、カクテルあり |
|---|---|
| 料理 | ベジタリアンメニューあり |
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ロケーション | 景色がきれい、夜景が見える |
| お子様連れ |
子供可 |
| ホームページ |
http://www.staralliance.com/en/benefits/status-benefits/lounges/star-alliance-lounge-los-angeles/ |
| オープン日 |
2013年 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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20年ほど前、社の先輩がたと欧州の展示会見学に半ば「ツアコン」のような立場で参加した事がある。
その折、一人の先輩は、身体が大きく、なおかつ閉所恐怖症気味なところがあり、機内でなるべく楽なようにと、上下トラックスーツ(じゃーじ)で飛行機に乗り込んできた。
EU成立以前のドイツ、フランクフルト国際空港。
入国審査官は、御一行さま「お世話係」の当方に
「コイツはカネをちゃんと持っているか? 」
「滞在先の予約コンファメーションを見せろ」
「帰りの航空券はあるのか?! 」
と、根掘り葉掘り聞いていて、大層往生したものである。
巨魁でジャージ姿の先輩は、普段、審査官氏の見慣れたおとなしい日本人に「あんまり見えない」ので、む? 不法入国の上での違法就労者か?! と、構えられたのであろう。
或いは、地元の同業会社の現工場長から聞いた話。
「いやね、30年も前の話らしいんですけど、ウチの会社で社員旅行に韓国に行ったら、金浦空港(当時)のイミグレで、社員が悉く入国拒否されましてね。
ほら匙屋って、昔はよくプレスで潰して、指が欠損してるひと、多かったじゃないですか。なもんでどーも、アチラの審査官、アタシたちのこと「その筋」の人間の集団だと思ったらしくて。
それからウチの会社では、社員旅行に外国行かない? とは、聞いちゃいけない雰囲気がありまして、いやはや…」
…かくも人間は見た目で「値踏み」される。
現在の中国、香港、マカオ旅行あたりだと、先方自体に「ドレスコード」という概念が薄く、なおかつ、同じ亜州人同士、
「あ、コイツは気弱なジャポネだな」
と、わかってくれる(ような気がする)ので、当方自身あまり服装に気をつかう事はない。
が、やはり欧米旅行となると、(ユルくはなりましたが)相変わらずご案内のような事があり、出入国、ホテルのチェックインなどで、余計な手間がかかるのも面倒、業腹なので、ネクタイはともかく、襟のついたシャツにスポーツコート(ぶれざー)、デニム以外のトラウザーズに黒皮の紐付きスニーカーくらいの格好をするようにしてる。
帰国便に乗り込むこの日も、白オクスフォード地のボタンダウンシャツにブルーブレザー。カーキのチノパンに黒いスタンスミス。シェラのマウンテンパーカを羽織り、肩からはフィルスンのトートバック…と、80年代プレッピーハンドブックの呪い*1 みたいな出で立ちで出国審査に臨み、手元にあったアップグレードF券の神通力もあり、スムーズにゲートパスポートコントロールならびに手荷物検査を潜り抜け、こちらのファーストスラス・ラウンジでひとごこち。
おお、ボストンの銘酒サム・アダムズがあるね。
そういえば今回は白ビールばかりでラガーは飲んでなかったから、行き掛けの駄賃じゃないけどポンイツいこうか。
へ? 口に入るものはガーリック・バスマティライス・チャーハンにチキン・ギョーザ?
さすがリトルトーキョーのある街だけあって、妙なモン出すね。
じゃ、コレも少々。
…飛行機に乗れば又、機内バランスを保つため、なるべくお客を立たせないようにご馳走のガヴァージュ*2 があるんだろうけどさ、もうそういうのが嬉しい歳でもないからネ。
かくして、チキン・ギョーザでサム・アダムズを一本、ナゾのガーリック炒飯でもう一本消費して、NH5成田行きに向かう。
機内の席に案内され、機内モードに切り替えたiPadを開き、Kindle版北方水滸伝を読み始め、出発を待ちながら、あ、そーいえば、さっきのラウンジめし、今回の旅で(自分で展示会で作ったもの以外で)唯一、日本食っぽいものだったね、と、ボンヤリ考えない、事もない。ら
*1 https://www.google.co.jp/amp/www.newyorker.co.jp/magazine/know/iconoftrad/9187/%3famp=1
*2 https://www.google.co.jp/amp/s/gigazine.net/amp/20150619-foie-gras-documentary