無料会員登録/ログイン
閉じる
通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
カリフォルニアの風を感じて(機上での食事タイアップシリーズその4・完)
前菜・パン・スープ
ソフトスモーク帆立貝とキャロットムース ローストビーフとポン酢ゼリー
白ワイン
メインの肉料理
赤ワイン
牛ショートリブの味噌風味煮込み
・・・を使った牛丼
ちなみに和食の前菜
和食のメイン
リーンピース入りアニョロティ
Joachim Splichal氏
口コミが参考になったらフォローしよう
kasuganomichi
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
kasuganomichiさんの他のお店の口コミ
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
| 店名 |
Patina
|
|---|---|
| ジャンル | フレンチ |
|
予約・ お問い合わせ |
(+1) 2139723331 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
アメリカThe Walt Disney Concert Hall, 141 South Grand Ave., Los Angeles, CA, 90012 |
| 交通手段 |
Metro, Civic Center / Grand Park Station駅から徒歩5分 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、AMEX) |
| サービス料・ チャージ |
10%サービス料 |
| 貸切 |
可 (50人以上可) |
|---|---|
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 |
| 空間・設備 | オシャレな空間 |
| ドリンク | ワインあり、カクテルあり |
|---|---|
| 料理 | 野菜料理にこだわる |
| 利用シーン |
|
|---|---|
| サービス | ソムリエがいる |
| お子様連れ |
子供可 |
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
ANAのビジネスクラス、成田発ワシントンDC行で、いただきました。
同社ホームページによりますと
「西海岸のセレブリティが高く評価する『モダンアメリカン・フレンチクイジーン』。アメリカで屈指の人気を誇り、数々の賞を獲得するパティナ・レストラン・グループ。創業者であり料理長であるジョアキム・スプリチャル氏おすすめワインとのマリアージュを是非お楽しみください。」
食べている時には全く知らなかったんですけど、この Joachim Splichal さんはかなり伝説的な名シェフらしい。どうもLAでは予約取れない状態のようです。普段「予約取れない店」イコール存在意義のない店として蛇蝎のごとく嫌っているやっかみ平民にとっては、ラッキーとしか言いようがないです。あ、ちなみにすでに渋谷にお店を出しておられるらしい。「PATINASTELLA」、やはり東京ってすごいところでんなあ。
さて、そのメニューですが、
アペタイザー:ソフトスモーク帆立貝とキャロットムース ローストビーフとポン酢ゼリー 豆腐と抹茶のソース
スープ:コーンスープ
メインディッシュ:肉か魚のチョイス
・ 牛ショートリブの味噌風味煮込み [510 kcal]
・ べイクサーモンとオルゾパスタのサフラン風味 ピスタチオバジルソース添え [378 kcal]
のうち連れが前者を選択しました。(ちなみに私は和食メニュー、我々夫婦はたいていこうやって機内食のリスク分散をします)私も幸い隣の席からちょいちょいつまみ食いしました。
前菜は軽やかな風味がとてもいい、のですが、やはりポン酢と抹茶ソースなんだなあ。こういうのを日本人が喜ぶと思っているのかな。いや、見回してみると客の大半はアメリカ人っぽいから、これも仕方ないのでしょう。それにしても、このスピリチャル氏、生粋のドイツ人なんですよね。それが南仏で料理修業、80年代に渡米して成功、そしてこれからは日本を旗艦店にするのだそうで、料理の国際化は留まるところを知らないですね。抹茶ソースで文句言っていたら身が持たないか。
一方でメインのビーフは味噌が隠し味程度なのでややボリューム過多かもしれませんが好ましい一品。そして最後は連れが私のご飯にビーフを乗っけてくれて牛丼に。スピリチャル氏もびっくりの暴挙、でもこれうまかったですよ。
で、お言葉通りに合わせたワインは
白 Wente Vineyards Mornign Fog 2014
赤 Hahn Pinot Noir 2015
どっちも今時流行りそうなカリフォルニアワイン、有機栽培。白はすっきりしたシャルドネ。私は赤のしっかりした飲み口が好みに合いました。連れもこのセレクションは評価していて、とくに以前なんちゃってワイン評論家(自称マスター・オブ・ワイン)のネッド・グッド〇ィン君がこっそり自分の会社のワイン(これがまたまじで激マズ)を入れたりするのを駆逐してくれたのは大きな功績でしょう。
ただ料理について、連れによると一番おいしかったのは、実はそのあとの「軽いお食事」でのもの。
野菜中心メニュー:グリーンピース入りアニョロティ ソテーしたジロール茸添え
アニョロティとは、ピエモンテ州の伝統的料理。正式にはアニョロッティ・ダル・プリン、プリンは「摘まむ」という意味らしく、要するに小型のラヴィオリですね。「ベジタリアン」とはしないで「野菜中心」とあるのは、アニョロティの中味を含めチーズがふんだんに使われているからか、あるいは出汁に動物系が含まれるか、いずれにせよ、たしかに私も一口いただいたけどこれは非常にうまいですね。
「THE CONNOISSEURS」のANAコラボレーションシリーズは、多少波もありますが、面白い展開をしていると思われます。
とりあえずこのシリーズはいったん完とさせていただきますが、これがあとさらに続くかどうかは微妙。なんたって我々貧乏人は、かつかつアップグレードでやってますので。でもまた再開できるとうれしいですね。