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チェーン店だよおっかさん...でもステイクハウスの様式はチェーンマニュアルに合う
マティニから始めるのが作法
ソノマコーストのピノノワール。バガンディと比べちゃいけない。ブラックアンガスあってこそのポンイツ
ポーターハウスfor2 ...だからといって二人でなくて三人でも分けてもらえる
甘味はクリームブリュレ。馬に食わせるほど出てくるから気をつけろ!
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ムササビヒンソー
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| 店名 |
Ruth's Chris Steak House San Francisco, California
|
|---|---|
| ジャンル | ステーキ、アメリカ料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+1) 4156730557 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
アメリカ1601 Van Ness Avenue, San Francisco, CA 94109 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 (VISA、AMEX) |
| 駐車場 |
無 |
|---|---|
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、ソファー席あり |
| ドリンク | ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる |
|---|
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| サービス | ソムリエがいる |
| ドレスコード | スマートカジュアル |
| ホームページ |
http://www.ruthschris.com/restaurant-locations/san-francisco |
| 初投稿者 |
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日本でもフランチャイズを持つステイクハウス。
羽田からUAに乗り、米国入境を済ませた途端、気分は肉、赤身、ドライアイジド、ブラックアンガス! と矢も楯もたまらずケータイでトリップアドバイザー経由、公式HPにアクセスし、予約をとる。
平日なので造作もなく席は確保される。
店に向かいマティーニを所望する、と、ジンかウォトカか、銘柄は、オリーブかレモンツウィストかと立て続けに聞かれる
...が、これがまあ「アメリカの肉屋」の通過儀礼ないしお作法なので、無論ジンでビフィータでストーンドのオリーブでレモンピールは香りだけ、とか、創元社か早川ミステリで遠い昔に仕入れた怪しげな呪文を口の中でもごもごやる。
前菜は省き、シーザーサラダを「虫やしない」そしてステイク。
米国のステイクハウスではポーターハウスに決めている。
決めているのに理由はない、あったとしても忘れてしまった。
もしあるとすればヒレとロースがニコイチだし、普通二人前ひと皿のものが我われおぢさんには三人で分けるのにちょうどいい量だから、とは、日米決戦に挑む前から白旗を上げるようなモノだから、黙っておく。
そう思いながらステイクと言いつつグリラーで炙られたミディアム・レアの肉塊の、表面のメイラード反応と断面の恥知らずなほどの紅さに着目し、コイツずいぶん遊んでるじゃねーか、と不道徳な事を口走りながらかぶりつき、噛めば噛むほど旨味が口の中で飛び散るさまを愉しみ、併せてソノマ産のピノノワールを煽っていると、おお、これぞアメリカのお大尽、日本で言えば鰻おごっちゃったような気分じゃないかしらン? と思わない、事もない。