アメリカで無性に”秋刀魚の塩焼き”が食べたくなって. . . .
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坂のMason St.
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ホテルの筋向かいにあるBrocklebank Apartments
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同
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秋刀魚の塩焼き
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カマ焼き
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NobhillのFairmont Hotel
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ホテルの廊下
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窓
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映画「めまい」の舞台Legion of Honor (museum)
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America's Cupの案内
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oggeti209
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
Sanraku
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|---|---|
| ジャンル | 海鮮 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+1) 4157710803 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
アメリカ704 Sutter St, San Francisco 94109 |
| 営業時間 | |
| 予算（口コミ集計） |
|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
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私が海外で日本料理店へ行くことは稀です。
タイとフィリピンとドイツで1回ずつ現地駐在員が連れて行ってくれた日本料理店での経験があります。彼らは接待として普段食べることのできない値段の高い日本料理店を選択するようです。ご当地の料理の方が美味しいのは当然であり、日本料理をわざわざ外国で食べようとは思いませんが、彼らのことを思うと断りきれません。
どちらの店も美味しい料理を出すことに努力されていたのですが、気になることがありました。それは刺身や寿司に何か変な匂いが残っていることです。ミュンヘンで連れて行かれた日本食料理店で見てしまったのですが、夜遅くなってカウンター内が閉店の準備を始めた時、余った刺身の柵に何かをスプレーしてから白いペーパーでラップしていたのです。多分、あの噴霧剤の匂いが残るのでしょう。生ものを提供する店で一番怖いのは食中毒ですから仕方の無いことです。
さて、サンフランシスコのこのSanrakuは、自分の意思で行った海外の日本料理店です。
独りホテルの部屋でインターネットを開き、近くのこの店を見つけました。
何故ならば、９月といえば日本で美味しい秋刀魚が出始めます。この時の出張は、アメリカ中西部でしたので料理は期待できません。別件があり出張を終えてサンフランシスコのThe Fairmont San Franciscoに宿を取りました。独りでディナーを食べるのは寂しいのでいろいろ考えていたら、無性に秋刀魚の塩焼きを食べたくなってしまったのです。
外に出てMason St.を下り、右に曲がった所に店がありました。店内を覗いてみると多くのアメリカ人で賑わっています。アジア人を探すのが難しいくらいで、さすが西海岸の文化都市サンフランシスコだと思いました。店内は日本の居酒屋のようにカウンターと四人掛けの小さなテーブルが並んでいます。アジア系の可愛い女性に英語で案内されテーブルに座り、冷酒を頼みました。料理は寿司がメインなようなのですが、私は、どうしても秋刀魚の塩焼きが食べたかったので、それを注文し、生野菜を味噌で食べるサラダを肴にしながら一杯やっていました。ほどなく写真一枚目の秋刀魚の塩焼きが運ばれてきました。日本で食べる秋刀魚に比べて少し鮮度が落ちていますが、上手に焼けていて満足できる仕上がりでした。腸もレバーが残っていてほろ苦くとても美味しかったです。冷酒をもう一本頼み、次はイナダのカマ焼きです。チョット焼き過ぎですが生焼けより良いです。
永いことヨーロッパに駐在している日本人が恋しくなる料理が焼き魚だそうです。ポルトガル、スペイン、イタリアでは塩焼きを頼めば出てきますが、オリーブオイルが掛かっています。たまに海岸沿いで浜焼きを売っている屋台があり、「塩だけを振って焼いてね」と頼めば、日本の塩焼きになりますが、残念ながら醤油と大根はありません。
この様にして、サンフランシスコで美味しい日本食を食べて満足しましたが、帰りのMason St.は急勾配の登り坂です。酔っ払っていたので途中で何度も休みながらホテルにたどり着きました。こんな坂の街で暮らしている現地の方々はさぞかし健脚の持ち主なのでしょう。