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無難な中華料理店にてテイクアウトの夕食もまた楽し
お店外観
上院議員時代のオバマ来店時の写真
彼が大統領になって、社長親子はホワイトハウスにも招かれたらしい。
私が最も尊敬するアメリカの政治家の一人、ダニエル・イノウエ上院議員(故人)
スティービー・ワンダー氏
さあさあ食べよう
赤ワイン
鶏肉マッシュルーム炒めアップ
焼きそばアップ
以前こちらでのテイクアウト、Chicken with Broccoli, Chinese Roast Pork, Beef Fried Rice
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kasuganomichi
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| 店名 |
Meiwah(華強酒家)
|
|---|---|
| ジャンル | 中華料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+1) 2028332888 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
アメリカ1200 New Hampshire Ave,Washington, DC, 20036 |
| 交通手段 |
Metro レッドライン Dupont Circle駅19th st.出口から南西へ徒歩5分 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、AMEX) |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
|---|
| ドリンク | ワインあり、カクテルあり |
|---|---|
| 料理 | ベジタリアンメニューあり |
| 利用シーン |
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|---|---|
| サービス | テイクアウト |
| お子様連れ |
子供可 |
| ホームページ | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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私は、アメリカの中華料理には概して懐疑的、あるいははっきりと否定的な意見を持っております。日本の中華料理は独自のアレンジあるいは正統を継承して、王将にせよ聘珍樓にせよ一風堂にせよ逆輸入まで果たした、しかしアメリカのそれはどうも単なる堕落、あるいは劣化であるように思えてなりません。で、それに対するアメリカ人の嗜好も、まあこんなもんなんでしょ中華って、という感じ。どろりんとした甘ったるい餡がかかっていればOK、メニューもワンパターンでクンパオチキンにダンプリング、あとはフォーチュンクッキー(香港や中国にはない奇習)。アメリカ人(非中国系)中華シェフの活躍も聞きません。
で、ここワシントンDCでも、チャイナタウンはあってもおいしい中華は見当たらず。結局一番無難なこちらになるのです。このお店、香港や東京ではたぶん生き残れない、程度のお味ですが、アメリカの基準では合格点でしょう。激甘、激マズでないだけましということです。
今日はこちらでテイクアウトしてホテルの部屋にて夕食ということになりました。この前行ったGrillfishさんのすぐ隣。こちらではテイクアウト専用のスペースがあってすばやく注文をさばいてくれるのでたいへん便利です。
ポーションがでかいことは承知していますので、Meiwah Special Noodles $13.50 それにChicken with Mushroom $11.95 (ライス付)で十分です。
5分くらいで出来上がり、あとは地下鉄で1駅。
部屋でさっそくいただきましょう。あらかじめホテル近くのスーパーでワインを赤白1本ずつ購入して、白は冷やしてあります。
白 Barefoot Riesling $8.99
赤 Big House Red 2013 $10.99
ワイン素人の私が、安くてかつコルク栓でないという安易な基準で選びました(オープナー持ってくるの忘れて、借りるのもめんどいから)。どちらも、ほぼ同価格で楽天などにて購入できるみたいです。
白はまあ普通でした。鶏肉マッシュルーム炒めは塩味がほどよく効いていまして、なかなかにおいしい。この「ほどよく」がアメリカの中華では多くの場合欠落しているのです。ブロッコリ、ニンジン、玉ねぎなど野菜がたっぷりなのもうれしい。
赤ワイン、カリフォルニアのワイナリーの近くにある刑務所のあだ名から付けられたブランド、15種以上のブドウ品種を混ぜまくったものらしいですが意外にいけます。
お店の名前を帯びた焼きそばもワインとあいますし、具材のエビが大きくておいしい。アメリカ中華ではエビの生臭いことがしばしばあるのですが、ここはやはり安定感がありますね。
このお店の特徴が、とにかく著名人がよく来るらしい。クリントン、ブッシュ、オバマらも。それでやはり考えてしまう。こうした方々は飲み食いについてお金をけちったりしないでしょう。でも、失礼ながらこの程度のお店にそのようなお歴々が集まる、集まらざるをえない、ということはやはりアメリカ、少なくともDCエリアの中華料理の水準(および消費者サイドのリテラシー)がわかってしまう。
あと、よくあるパターンですが中華料理店のくせに寿司や刺身も出します。食べたことはもちろんないけど。これもね、アメリカで和食や寿司の店が、ついでに炒飯もありますなんて話、まず聞かない。アメリカにおけるアジア食文化の比較優位については、もう論じる必要がないくらい、勝負がついている観があります。
まあけっこう長丁場の出張ですから、金銭的にも、気分としてもたまにはこういう晩めしもいれておきましょう、という企画は一応成功裡におわりました。
外食と違ってあとは歯を磨いて寝るだけなのもありがたいですね。
おやすみなさい。