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風を感じながらトルコの味に満足@デュポンサークル
ワシントン出張記録12
デュポンサークルはワシントンDCのなかでもおしゃれな、少し高級感のある街。その雰囲気を感じていただくにはこちらからどうぞ。
https://www.airbnb.jp/locations/washington-dc/dupont-circle
今日は少し遅めのランチを、このサークルの真南にあるこちらのトルコ料理店で。お店もありますが、屋外のテーブルに座ります。少し風が強かったのですが、やはりこのあたりで食べるときはこのスタイルがいいですね。
午後3時すぎ、ですがあまりお腹が空いていないのと、連れとのディナーが控えているので、ここは抑え目のオーダーを心がけましょう。
ということで食事は一品だけ、Içli Köfte イチリキョフテ $5。ハラルの牛ミンチ、小麦粉、玉ねぎ、黒コショウ、クミン、タイムなどを混ぜあわせてから揚げる。キョフテにはいろいろなスタイルがあって、水餃子のようなものもありますが、こちらのはコロッケに近い感じです。
じっくりとこんがりと揚げたキョフテ、お肉の滋味がよく伝わる、ほどよい香辛料の配合っぷりが見事です。あとトルコのパンも分厚く香り高く、一つお持ち帰り。
そして、チーフらしき男性にお勧めを聞いて、Diren ‘Karmena’ Öküzgözü/Merlot/Syrah $9
ローカル品種の「オキュズギョズ」と同じくトルコ産のメルロー、シラーを合わせた赤ワイン。微かにヴァニラの香り、滑らかな舌触りと長めの余韻。
トルコ料理は世界三大料理の一角を占めるといわれています。(あと二つは中華とフランス)。トルコは一時スペインまで版図を広げるまでの強国でした。その料理の魅力の一端を感じることができて幸せです。
でもちょっと気になることが。私のあとからアメリカ人の若者4人組、明らかに観光でおいでのようです。わいわいと楽しそうなのはまことに結構、しかしご注文はアメリカのビール、そしてハンバーガー。それではここにいる意味がないような・・・
おそらく「アンカラレストラン」という店名だけではトルコの料理を出すお店ということも理解できないのでしょうか。まあ人それぞれ、といってしまえばそれまで。余計なお節介でもありましょう。しかし、あまりにも自国のことしか知識も関心もない人が多いように思われてしかたありません。トランプ旋風もそうした背景があってのことだと感じました。
大統領選挙を横目に見ながらの出張、また考えたことは日記で書かせていただこうかと思います。
ごちそうさまでした。
Where Washington, March 2016, Morris Visitor Publications, p.32.
トイレ 店内に男女別、洋式。
お店外観
赤ワイン
パンとイチリキョフテ
イチリキョフテアップ
イチリキョフテの中味
デュポンサークル点描1、英語の俳句ってよくわからん。
点描2
点描3、独立系書店で古本市。
点描4
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kasuganomichi
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| 店名 |
Ankara Restaurant
|
|---|---|
| ジャンル | トルコ料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+1) 2022936301 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
アメリカ1320 19th St NW, Washington, DC 20036 |
| 交通手段 |
地下鉄レッドライン デュポンサークル駅南東側出口から徒歩1分 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、AMEX) |
| サービス料・ チャージ |
10%サービス料 |
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 貸切 |
可 (20人~50人可) |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり |
| ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
|---|---|
| 料理 | 野菜料理にこだわる、ベジタリアンメニューあり |
| 利用シーン |
|
|---|---|
| サービス | テイクアウト |
| お子様連れ |
子供可 |
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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3.6 [料理・味3.7 サービス3.6 雰囲気3.6 CP3.5 酒・ドリンク3.6] が私の評価です。
ワシントンDCの出張となると私のほうがこれまでの回数は多い。お店についてもある程度知識と勘があります。あと最近連れがよく来るようになったのは、かなり郊外(正確にはメリーランド州モントゴメリー郡)の米政府機関で仕事があるからで、DCそれもダウンタウンには一時間くらいかかるのでなかなか足が向かないのです。
というなか連れと合流して最初に二人でそろってホテル外で食事をしたのがデュポンサークルにあるこちら。私は3回目。連れは初めて。
1時半に予約なし入店。窓際のテーブルに座ります。眺めもいいし空調も効いてほっとしますね。
週末なのでいわゆる「ブランチ」という選択肢もあります。ここでは一人29ドルで注文し放題(リストの中から)っていかにもアメリカ人が好きそうなやつですが、それはお断りして通常のメニューからアラカルト注文にしました。
冷たいメゼ(前菜)から、茄子の賽の目切り。
Imam Bayıldı:Diced sautéed eggplant w/ tomato, roasted pepper, garlic, red pepper paste and parsley $9 (イスラムの高僧がうまさのあまり気絶する、という意味らしい)※
温かい前菜から、仔牛の肝のフライ
Arnavut Ciğeri :Fried veal liver served with red onion mixed with sumac $9
あとは羊と牛のミンチ肉のグリル、キョフテ。
Köfte :Grilled minced beef and lamb meatballs served w/bulgur pilaf $20
ワインは白をボトルで。
ÇANKAYA 2015 35%Narince, 35% Emir, 30% Sultana
トルコはアナトリア地方の、聞いたことのないブドウ品種によるワイン、$32
わずかに林檎の香り、黄金色で輝きがあり、フレッシュな酸味が若々しい。夏向きです。余韻が長くおいしい。
さて、ナス。連れがある漫画で知ったというお料理だそうです。香辛料を聞かせたオリーブ油が添えられます。ああ、なるほどね。茄子ってやはり夏のものなんですな。実にうまい。さっぱりした良いお味。でっかいパンが添えられます。(これは少し食べてあとは持ち帰りました)
白ワインとの相性も抜群です。
続いてはレバー。かなり細かく刻まれたものをサクッと揚げてます。ほんとにレバーの臭みが消えていて肝嫌いにも食べられるところを肝好きが食べるのですからもう旨いに決まってまんがな。今朝の朝食で野菜が全くなかったから付け合わせ野菜もしっかりといただきます。
そしてキョフテ。連れが「これほんとにミンチ?」というくらいに細密に破砕されて練り上げられた牛と羊の肉がいい具合に焼きあがってきました。そして、特筆すべきは付け合わせのピラフ。これはまねしたいなというくらいにあっさりとした味付け、そして一粒一粒がぱらりと立ったいい炊き上がり。
連れもたいそう気に入ってくれました。ごちそうさまでした。
Where Washington DC Aug.11 2017 p.34
※ 高橋由佳利『トルコで私も考えた』トルコ嫁入り編 集英社文庫 2012年 29頁
トイレ バーカウンター付近に男女別。個室の洋式。