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正統かつ革新的なメキシコ料理@DCチャイナタウン
メキシコ料理食べたい!という連れに「じゃあこれはどう?」というとしばかれた。スパイシーだけど高くない、ハラペーニョダブルバーガーまたは新製品ハラペーニョマクチキン、どちらも2ドル!
お店看板
明るい店内、カウンター席で飲むのもあり。
つきだしのトルティーヤチップとサルサ
白ワイン
セヴィーチェ
セヴィーチェカウンター発見。
牛タンのタコス・子豚のコンフィのタコス
子豚のコンフィのタコスアップ
ガチョウのコンフィ
店名の由来は北米から渡ってくるオオカバマダラ という蝶が集まる木の名前だそうです。蝶々のマークがいたるところに。
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kasuganomichi
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| 店名 |
Oyamel Cocina Mexicana
|
|---|---|
| ジャンル | メキシコ料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+1) 2026281005 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
アメリカ401 7th Street NW,Washington, DC 20004 |
| 交通手段 |
Metro イエロー・グリーンライン Archives駅から北へ徒歩5分 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、AMEX) |
| 個室 |
有 (30人以上可) 50名まで可 |
|---|---|
| 貸切 |
可 (50人以上可) |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 空間・設備 | カウンター席あり |
| ドリンク | ワインあり、カクテルあり |
|---|---|
| 料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる、ベジタリアンメニューあり |
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ホームページ | |
| オープン日 |
2004年 |
| 初投稿者 |
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外国での一人旅、には独特の緊張感と楽しさがありますが、連れとの旅行もまた格別。いいことがいっぱいあります。
たとえば
1 トイレに行くとき便利。
2 連れが某エアライン上級会員なのでアップグレードやラウンジアクセスをいただける。
3 別行動のときに、それぞれの経路やソースでえた情報を活かせる。
まあ、ときどきささいなことで喧嘩などもしますが。
今回は3のパターンが生かされました。連れが、せっかくの久々アメリカなので、メキシコ料理が食べたい、との仰せです。まあ、わからなくはないけど、アメリカのメキシコ料理って、圧倒的にファストフードが中心。Taco Bell(6500店舗)とか、Chipotle(1800店舗)とか、とにかくお店の数が異様に多い、そしてたいがい、味気ないものがほとんど。安くてボリュームがあることはたしかだが、サービスもそれなり。
そこで、仕事の関係で、一人でチャイナタウン付近を歩いていると、なんだか雰囲気の良さそうなメキシコ料理屋さんに、しかも立て続けに2軒出くわしました。一軒がこちら、そしてもう一軒はRosa Mexicana。どちらもガラス張りのおしゃれな外観、日本では食べられないようなものも期待できそう。
で、2日後、二人でこのエリアを歩いて当然どちらかにすることは決まっていました。さて、どうするべえと思っていると、連れが「ここ」と一言。どうして?「こっちが近いやん、もう歩きたくない」
なるほどねえ。ではそのようにいたしましょう。予約なし午後1時半入店。
明るい店内は様々なオブジェで飾られ、天井には鮮やかなオレンジのカーペットのようなものが。テーブルについて、さっそく私は食事、連れはワインの選択にとりかかります。
ワインは、豊富に取り揃えられたメキシコ産か、今回の旅行で楽しんできたアメリカ産か。迷った末に、McPherson, Chenin Blanc 2012 Texas $48を選びました。テキサス産ワインは我々ともにはじめての体験です。
ワインとともに、まずはトルティーヤチップスとお店特製のサルサ(無料)が運ばれてきます。歩き疲れた我々はまずこいつを一口。うまいですねえ。この時点で正解確定。手が止まらない。
Ceviche Veracruz $13 セヴィーチェ(鮮魚介のメキシコ風刺身)
セヴィーチェは生か軽く火を通した魚介料理。京都のいまはなきビクーニャでは真蛸でした。こちらのは、さっと湯通ししたイカと、生のシマスズキに、ぴりっと香りの強いトマトソース、揚げたケッパー、緑オリーブ、トマト、小粒のタマネギを和えたもの。
「辛いけどおいしい」典型。あまり激辛は好みませんが、私の唐辛子閾値に心地よく挑戦されている感覚。ふとみると、セヴィーチェカウンターがあって客の目の前で調理しています。ちょっと寿司に似ているやり方ですね。
残ったソースと最初に出てきたサルサをまぜてもおいしいです。
お店お勧めのタコスから2種類を選択。ちなみに、タコスとは、料理の種類であって物ではありません。ビクーニャのマスターに教えてもらいました。「ようするにや、トルティーヤ(トウモロコシ粉でつくった皮)に何かを包めば、それでタコスや。たとえば、ゆで卵を砕いて、残り物野菜とハムを加えただけでいい。もともとは遅い時間にとる軽食という意味やけど、包めばいいの」
アメリカ人の多くも、タコスとトルティーヤを区別していませんが。(トルティーヤの量産ものを「タコス」としてスーパーなどで売っている)
Lengua guisada 牛タンのタコス $4
牛タンの煮込みに、大根、チレ・パスィージャという唐辛子の炙り、トマト、玉ねぎ、にんにく。
牛タン大好きな我々がぜひ試したかった一品。少し辛いけど、タンの柔らかさが活きている。
Carnitas estilo Michoacán 子豚のコンフィのタコス $4
仔豚のコンフィ、緑のトマト、豚皮のフライ、玉ねぎ、コリアンダー
こちらも魅力的。皮のフライが食感のアクセントに、そしてコリアンダーの加え方も上手。それにしても、これらのタコスがどちらも4ドルとは!おそれいりました。
メインから、
Gorditas de pato ガチョウのコンフィ $12
自家製のトウモロコシケーキのうえに、ニューヨーク・ハドソン川流域産のガチョウのコンフィ、チリソース、地物のリンゴ、ハバネロ、サトウキビからつくった未精製の砂糖をのせたもの。
コンフィって、素材の脂で調理することですから、バターなどの余計なものが加わらず、素材そのものの風味がストレートに感じられることが多いので好きなのですが、これもすばらしい。甘さと辛さのバランスがいいですね。
料理全体を通じて、過度に気取ったところがなく、しかし常に新しい工夫を忘れないお店の気概が感じられてたいへんうれしく思いました。あとでわかったのですけれど、あともう一軒候補だったメキシコ料理屋さんも非常に評判がいいのですが、ニューヨーク発祥で全米に十数店舗を展開する高級チェーンでした。いっぽうこちらは、名コック、ホセ・アンドレス氏がDCで唯一開いたメキシカンの店舗。今回の旅行中はこういうタイプのよいお店に出会うことが多くてラッキーでした。
でもって、文句のつけようがないかといえば、ただ一点。ワインはたいへんおいしかったのですが、連れのワインメモから引用します。
「ワイナリーのサイトで16ドルで販売されている。ということは、レストラン価格は+32ドルで高くないか!!メキシコ料理にぴったりで、初のテキサスワインだったからいいか・・・」
Where Washington, August 11 2017, Morris Visitor Publications, p.34
トイレ 地下に男女別。地下には厨房もあってのぞけるのでお勧め。