前回より良くなりました我らの定宿 : Holiday Inn Rosslyn at Key Bridge

ここは定宿です。正確にはワシントンＤＣではなくヴァージニア州ですけど、キーブリッジを渡るともうそこはジョージタウンです。

チェックインはスムーズに行きました。ご案内をいただき、ヴァンテージポイントにて常連客に対してレセプションがあるということで夫婦で行きました。副支配人さんが応対してくれて、簡単なスナック（春巻とチキンソテー）を白ワインをいただきながら少しお話しを。エレベーターが古かったけどだいぶ良くなったような、という印象をお伝えすると「昨年入れ替えました」とのことでした。


良い点
１　マリオットが250ドルなのに対して150ドル前後でやはりお安い。

２　交通は至便。地下鉄ロズリン駅から徒歩数分、ＤＣサーキュレーター循環バスレッドライン始発停留所から徒歩3分、そしてメトロバスでのダレス空港行きも近く、今回復路で初めて使いました。7ドルで行けるので最安です。

３　眺めがいい。マリオットが2階で最悪、というか眺望なしだったのでよけいうれしいです。バルコニーからはポトマック川とジョージタウン、ダウンタウンまで見渡せるし、違う角度ですとロズリンの近未来的で無機質なビル群。

４　プールがあってたまたま無人だったので思い切り使えました。あとコインランドリーがあるのも便利。

５　わりあい1階ロビーがゆったりしていて、テレビ、そして３つの空港の発着情報も出ています。

問題点だったエレベーターも、まだ少し揺れるけどだいぶましになったし、いいホテルでこれからも使います。


お世話様でした。

3.3 [料理・味- サービス3.4 雰囲気3.2 CP3.5 酒・ドリンク-] が私の評価です。


ここには、何度も宿泊していて、場所も料金もちょうどいい案配なのですが、いかんせん老朽化が激しく、少し心配です。

エレベータは４基あるのですが、真ん中の２基が危ない。一つは我々の泊まった16階のボタンを何度押しても電気がつかずに焦ります。もう一つはがたぴし度がすごくて怖い。

各階にアイスマシンがあるのですが、16階のものが壊れてしまい動きません。宿泊期間中に修理されることがないだけでなく、「故障中」の張り紙も出されない始末。

ってことはどうなるかというと、アイスを取りに15階まで行くのが大冒険。廊下で同じ階に泊まっている男性（氷入れを持っているのでお互いわかる）と苦笑しながら、協力してエレベータをおさえ、氷を取ることになる。連帯感は生まれますな。

フロントのサービスや、ロビーの雰囲気はいいのですが。あと、前回のようなスイートへのアップグレードはなかったものの、ない部屋が多いのに冷蔵庫がありました。これは助かりました。

なお、1泊料金は曜日などによって大きく変動します。一番安い月火で75.91ドル、金土で131.84ドルでした。


全面的な改修となると価格が上がるだろうし、難しいところです。また、ホリデイインの看板が取り外されて長いことになるのは、いつでも売りに出せる準備では、などと思ってしまいます。


ワシントンDC出張にかかわる投稿はこれにて、とりあえず打ち止めです。長期間お付き合いいただき感謝いたします。

今回も旅程の後半にこちらにお世話になりました。連れが仕事なので体があいている私がその前の宿を引き払って、タクシーで移動。トランク2個運ぶのだいぶうまくなりました。

通常チェックインは午後3時です。12時過ぎに到着したら、ヒスパニックの中年女性のスタッフが説明してくれたところによると
①通常のお部屋はいますぐ入れる。
②しかしあなたはアンバサダーステータスがあるので、アップグレードしてスイートにした。しかしその部屋は今まだ入れない。

ちょっと興味があったので、トランク2個を預けて昼食に行き、②を待つことにしました。ここのロビーにはロナルド・レーガン空港（DCA)、ボルチモア国際空港（BWI)、ダレス国際空港（IAD)の首都圏3空港のエアライン情報が電光掲示板で出ているのでとても便利です。

午後2時過ぎには部屋に入れました。バスルームなどは通常の部屋と同じ。洗面台2個、うち一つは部屋に、１つはバスルームにという仕様もかわりません。
ただ、居間と寝室が分かれていて、それぞれにバルコニーとテレビがあり、おそらくトータルの面積はかなり広い感じ。でもこれをスイートと呼ぶかどうかは大いに微妙なところ。

まあ、アメリカ人の友達に「ホリデイインのスイート」って概念矛盾だよね、というと大笑いされて大いに受けましたけど。まあ私たちの財布は傷んでないから、文句も贅沢もいいません。ありがとうございます。

14階からの眺めはかなりよくて、ジョージタウンの歴史ある街並みと、ウルトラモダンなロズリンの高層建築（ワシントンDCでは高さ規制があってそういうの建てられないんです。ロズリンはヴァージニア州）の対比も面白い。

既報でも申し上げたようにロケーション、足回りは最高です。今回はダレス国際空港には乗り合いバスを予約しましたが、荷物が少なければ市バスでも行けます（バス停はホテルから歩いて2分くらい）。

だんだん周りにも詳しくなってきて、ワシントンDCの仕事泊まりにはここを当分の間使い続けることになるでしょう。DC市内のホリデイインより2割以上安いのも魅力です。

ワシントン出張記録27

以前に宿泊したことがあるので、このホテルの良さは十分にわかっていました。

まず、ロケーション。地下鉄の駅からもすぐですし、最近路線も増えて一層便利になったサーキュレーターという1ドルバスの始発停留所には、専用の歩道橋を使って3分で行けます。キー橋を渡って徒歩でもジョージタウンに行けるのもいい。全室にバルコニーがあって見晴らしも最高です。

部屋は少し古びていますが十分な清潔さ。浴室にはタブがついていて、あまり普段それにこだわらない連れもよろこんでお風呂を楽しんでいました。なお洗濯機が共用でありましたがコイン式で有料でした。

室内の温水プールがありますので私はよく利用しました。ただしロッカールームはないので部屋から直接水着で。

キャンセル不可の早い予約だったので、桜まつりやイースターなどの休暇シーズンだったにもかかわらず安く泊まれました（1泊15000円くらい）

307室、観光客でほぼ満室のようで、その点ちょっとエレベーターが少ない（5機）かな。

あと私がプライオリティクラブの上級会員だったからでしょうか、初日チェックインは11時にOK、最終日チェックアウトは午後2時まで認めてもらえました。これもありがたかった。専用のコンシェルジュデスクはなく、フロントにお願いするのですが、概してすばやく適切に対応してくれました。

今回は朝食なしのプランでしたが、付近にはお店がいっぱいあり、困ることはありませんでした。またVantage Pointという最上階レストランからルームサービスも取りましたが質量ともに満足できるものでした。あと朝6時からPotomac Perksという軽食をとれる店が開いています。夜は8時まで。

おすすめできる、使い勝手のいいホテルだと思います。


地球の歩き方　ワシントンDC　2015－16 ダイヤモンド社　257頁。