この口コミは、ムササビヒンソーさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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3.5
¥6,000~¥7,999 1人 訪問時点の為替レート換算での金額になります。
詳細
料理・味3.5
サービス 4.0
雰囲気 4.0
CP 3.0
酒・ドリンク 3.5
2019/03訪問 1 回目
3.5
料理・味3.5
サービス 4.0
雰囲気 4.0
CP 3.0
酒・ドリンク 3.5
¥6,000~¥7,999 1人 訪問時点の為替レート換算での金額になります。
Mac & Cheese! 皿いっぱいに #BCMKR!
こんぬつわ。
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コンディメンツ。
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マック&チーズ! マカロニにズーチー #BCMKR!
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チキンテンダー。つまり胸とササミのから揚げ。衣はビアバタのフレンチならぬ「南部風」 あ、クレオールのつもりかしら、はは。
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シーザーサラダはどこでもソツなく旨し。
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いびのグリル。アマトリチャーナ的なソースがかかっている
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パンはともかくバタはうまい。
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飲み散らかしの図。ステラ、ガブガブ。
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壁画。ヘミングウェイじゃあるまいし、ここでコルドンルージュ飲むヤツは、いなかろう。
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閉店・休業・移転・重複の報告
年に一度の大きな展示会があり、前日の搬入日。
用意を済ませ、会場を後にし宿に戻り、さていっぱいやりますか、と、外に出て歩き出したら途端、湖面の凍ったミシガン湖から吹いてくる寒風がピュッときて、一挙に遠出する気分が失せる。
1900時、目の前には「ビストロ」を名乗る店。
ん? シカゴでフレンチもないんじゃね? と、思いながらも店先の看板を眺める、と、エスカルゴなんてそれっぽいものもあるが、ポットロースト、シーザーサラダ、チキンテンダー、ミートローフ…のおなじみパブ料理の典型的名前も載っている。
ややや、と、暗いガラス越しになかを覗くと、ザンク(Zinc)ならぬカウンタの上に大きなモニターが二枚ぶら下がっていて、NBAの選手諸君が職業籠球に励んでいる。
あ、なんだ、フランス気取りのフツーのパブなのね、まあ、いってみれば、ファミレスなのにキャフェぶってる、オーバッカナ… #よけいなことをかいてはいけません と納得、じゃあ軽くやるかね、という事になり、扉を開き、こんぬつわ、五人ですよとデビュー当時の田原俊彦さんのように、開いた手をぴらぴらやりながら入っていくと、給仕氏が四人がけのポーカーテーブルほどの円卓に椅子を一つ足し、こちらへどうぞと案内してくれ、腰を下ろす。
ウインディ・シティとかシティ・オブ・ウインドと呼ばれる、「風の街シカゴ」はものすごく乾燥しており、歩いているだけで猛烈に喉が渇く。
渇いた喉をそのままにしていては、流感のもとにもなり、身体に悪い。
カウンタに伸びたタップから注がれるアイス・コールド・ドラフト・ビアをもって、粘膜に湿潤を取り戻さぬわけがあろうか、いや、ない、と、古文の定法「二重否定は強い肯定」に基づき、あれ、フランスじゃなくてベルギーじゃん、ま、お隣だから #いんだよ細けえ事は! と嘯きながら、
うじゅー、ぶりんぐ、あーす、ふぁいゔ、ぐらしーす、おーゔ、すてら、あーとわぁ?
と、文末だけちょい鼻にかけて給仕氏に声を掛けると、不思議そうな顔をするので
すてら・びあ、ふぁいぶ、ぷりーず!
と言いなおすと、ああその事ね、と、タンブラを満々と充したStella Artoisが五つ、運ばれてくる。
む、語学の道、未だ半ばなり、南無三!
印を結び、九字を切り、飲み物に向かい合いガブリ! 旨し!
旨しベルジャン・ビアにはマック・アンド・チーズに決めている。
決めているのに理由はない、あったとしても忘れてしまった。
もしあるとすれば、略さずに書くとMacaroni and Cheese という、それ以上でもそれ以下でもない、茹でた通粉を蕩ける芝士とともにキャセロールにブチ込み、天火で炙ったこの一品は、名は体を表す安直さ、合衆国の学食、軍のメスなど、あらゆる「大量調理設備」で広く流布され、定期的に提供されているものであるが、一方、ニッポンにおける中高年のオトウサンには、洋食屋でマカロニグラタンをとり、これをチマチマ摘みながら、晩酌を楽しむという奇行を愉しむ禍に冒された「風土病」の持ち主が多いから、とは、バレたら当局に捕まり、隔離され、強制送還の憂き目にあうから黙っている。
そう思いながら、運ばれた御菜に目を落とすと、キャセロールではなくミートプレートにリゾットの如く盛られているさまに、む、コレがフランス風マッケンチーズの解釈かと、妙に感心し、一片をフォークで取り上げると、みろーんと伸びるチーズに埋まっていたのがマカロニではなく、穴が空いておらず、ネジネジと捻られた、社会通念上のフジッリである点に再び衝撃を受けるが、うむ、多分、ここのシェフ殿は中尾彬さんのファンに違いない、と、好意的に解釈し、口に含むと、アル・デンテの極北にある、ふんわりとした歯ごたえは、神田神保町「さぼうる2」のスパゲッティ・ナポリタンを思い出させ、望郷の念にかられるものの(ウソ) 咀嚼すると、でんぷんの薄甘さ、クリームないし油が混入されたチーズソースの持つ、ユルいアミノ酸の旨味と塩気が口腔で広がり、いわゆる美食的批評を持ち出すべきものでもないが、とは言えどこかホンワカとする味わいなところが、京橋モルチェで食わせる「いびマカロニグラタン」に通底するところがあり、ビアを飲み干し、
エニシン・ニュー・ドリンク?
と、聞かれた刹那、カウンタをざっと見渡し、
ぢゃっくだにえる・ぶらっく・ういず・そーだうおーた・おーゔぁー・あいす・ぷりーず!
ミックス・オァ・セパレート?
おふこーす、みくーす、ぷりーず!
と、オマエ、北米にまで来てズブズブのウヰスキーハイボールかよ、と、我が雑食性に目を覆わない、事もない。