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通常利用外口コミ
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ガストロ・ナノ・ブリュアリー。
こんぬつわ。
まさかのフェルネブランカ風味。
炙ったシシトウに味噌バター、ピーナツ。コレはアリ!
炙ったにんじんにアボカドのソース。うまくまとまっている
バッファローウイング。王道の、というより、多少タンドリーチキンないしチキンティッカ風。つまり、辛くてスパイシーでヨーグルト含有。
ショートリブ・スーゴぶちまけリングイニ。パスタはタマゲた事に手打ち。コホコホして旨し。
クランマ・ボーイなるビア。フルーツ的なフレイバー
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ムササビヒンソー
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ムササビヒンソーさんの他のお店の口コミ
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| 店名 |
Forbidden Root
|
|---|---|
| ジャンル | ビアバー |
|
予約・ お問い合わせ |
(+1) 03129292202 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
アメリカ1746 W Chicago Ave, Chicago, IL 60622 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
¥6,000~¥7,999 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 (AMEX) |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
|---|
| ドリンク | ワインあり、カクテルあり |
|---|
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ロケーション | 一軒家レストラン |
| サービス | 複数言語メニューあり(英語) |
| お子様連れ |
子供可(乳児可)、ベビーカー入店可 |
| ドレスコード | カジュアル |
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
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…なんて定義があるのかどうか、わからないけれども訪問し、飲んで、食べたあとの感想はそういうところ。
みんなビール好きだろ? 今日はブリュワリーでディナーにしよう
代理店のS氏からの有難いお誘い。
はいわかりました、場所は、あゝ大丈夫です。メールで送っていただければ…はいはい、ここをGoogleマップに保存…ほうほう、中心地からはクルマで15分ほど…あ、了解しました、では1900時に。
展示会場を後にして、一度ホテルに戻り、荷物を置き、Uberを起動してクルマを呼び、予定通りに店に至る。
…一連のエレキの働き、ものすごく簡単便利。
個人の領域で、モノゴトの「前」と「後ろ」、「なにかをやるまでの、その次にやる事の」つなぎの部分を、全てネットワークとシステムに任せて最短化、最適化しているわけです。
「つなぎ」とはこの場合、店の位置を調べる、交通機関を確認する、所要時間を類推するために街中の地図をアタマに浮かべる、配車手配、移動コストの算定
…そういった「会合」に至るまでの「段取り」部分の事ですね。
世の中で言うところのインダストリー4.0というか、「生産性向上」にはものすごく寄与してます、だってヒトは「モノゴト」しか、しなくていいんですから。
非常に結構なのですが、だけどこれ、明らかに土地勘の熟成とか、コミュニケーション能力を醸成する機会をものすごく減らします。
こういう世の中って、初手から「目から鼻に抜ける」タイプのお利口さんには生きやすかろうけれど、トライ&エラーやOJTで腕前を磨いていく、いわば「大器晩成型人間」にとっては「排除」とは申さぬものの、「育つ」機会、「気づく」とか「わかる」とかを身体で覚えるチャンスがを極端に減って、「出来栄えが高まる」事が期待しにくくなる、という事でもあります。
「製造工程におけるポカ避け(Fool Proof)は、その業務、工程においては、無駄と不良を低減される一方、その原因となった不具合、その後の手直し、再発防止のプロセスも含めて「伝承」されないと、次回新規部品、製品の立ち上げ時には、そのノウハウが活きない」
と、いうのに少し似ているかも。#チョト違う
こんなデジタルな世の中では「理屈より先に動作の反復」により、行為自体を先に肉体に畳み込み、そうしているうちある日、その行為自体の理由が「理解出来るようになる」「閃く」というある意味ヴァーチャルでありながらアナログな「修行」の場を意識的に持つ、という事が、ヒトの練度という面ではかえって必要になるのかもね、例えば、武道とか、お茶お花みたいな稽古事とか
….と、おおよそ飲食店批評、訪問記とはカンケーのない事をアタマのなかで転がしながら、入り口の扉を開き、中に入る。
店内の真ん中に四角い、DJブースっぽい囲いがあり、そこにビアタップを多数揃え、なかで「注ぎ手」が注文に応じ、タンブラやグラスに自家醸造のビアを満たし、提供するというスタイル。
ビアの種類は常時十四種、ここに時期限定の新作? が一つ加わるという事らしい。
ブースの周りに六人掛けの、学食のテーブルみたいのがたくさん置かれてい、お客はここに腰をかけ、飲み食いを愉しむスタイル。
店の奥には厨房と、くだんの小さな醸造タンクが見える。
こりゃマイクロどころかナノブリュワリーだね、と、感心しながらメニュに目を落とす、と、製造法-上面か下面醸造か、ラガーかポーター、エール、ビターか、-に、フレイバー-果物かスパイス、或いは酒精-を様々に組み合わせる事で、ヴァリエーションを持たせているらしい、おもしろい!
試しにフェルネブランカ*1 風味のエール、なんてものを頼んでみると、ビールの根底にあるハズの「醸された時に発生する炭酸由来のキレのよさ」という面からは、まるで極北のモノが出てきて、ある意味既成概念がひっくり返され、目を白黒させたりする。
総じてまとまりは悪くなく、とはいえ上記のようなものもあり、いってみれば「ビール研究所の新酒開発センター」の片隅で酒盛りをやっているようなもので、悪くない。
御菜の方もカクテルで言うところのミクソロジーというか無国籍、フュージョン系。
グリルド・シシトウのミソ・バタ和え、ピーナツ添え、といったもので、こちらの店、余程にかんもす*2 マゼマゼするのが好きなんだね、もしかしたらコックさん、銀座のナイルレストランで稽古つけてもらったのかも、とか、妙な考えが脳を掠めるが、こちらはビアほどに違和感なく、卒なくまとまっている印象。
料理人は「自前」ではなく、「よそからの雇われ」なのかもしれない。
詳細は別掲のシャシンならびシャシンのコメント欄に当たって頂きたい。
掛け合わせと混合による酒を飲み、ミューテーションとキメラによる皿の上の品物を口にしていると、ま、しかし、アメリカさんというのは、出来栄えはともかく、次から次へと、新しいものを試さずには、いられないんだな、と思いつつも、あゝこれが「前と後ろ」「反復と繰り返し」を取り去り、「モノゴトの進化」にのみ特化していった場合の、ひとつの到達点なのかもな、などと、文中の起承転結を無理やりつけない、事もない。
*1 https://www.musashiya-net.co.jp/products/detail.php?product_id=4571 五味のうち「苦味」に突出したリキュール。フツーに飲むと十人中9人がズイマーという
*2 エチゴ弁。「かんもす」は醸すに通じるのか、よく「かき混ぜる」の意味。