彷徨った末、すんげえヤツ（el chingon）に落ち着く。 : El Chingon

夕方からの仕事を終え仕事仲間にホテルそばまで送ってもらい、入る店を求めGASLAMP QUARTERを歩いてあるいて歩き続けます。
ハッピーアワーをやっている店やっていない店、まだ入ったことのない店毎にメニューを見て店内を覗いて回るのですが、この晩の気分になかなか合わない。

彷徨うこと１時間。結局、イマイチ乗らないのなら既訪店ながらお気に入りの店に入ろうじゃないかということで、スタッフはもちろん店自体が若くて騒々しくて食事も美味しいこちらEL CHINGONへ。

火曜日19:45着店。
テラス席が希望ながら流しマリアッチも入っており空席なし。一旦はバーカウンターに座ったものの、ほんの２,３分でレセプションの女性がテラス席が空いたと呼びに来てくれました。

この日は火曜日、つまりアメリカではタコがお得なTaco Tuesday！ーーEl CHINGONではFORTY-TWOSDAYと呼び、Don Jurio 1942などのテキーラやタコがお得プライスで提供しています。
そう、もちろんFOURTY-TWOSDAYはDon Jurio 1942のモジりですね。

ならばと我々はTACO FLIGHTを二人用にオーダー。全５種のストリートタコスを9.42ドルで頂けるとあって、頼まない手はないでしょう（笑。

こちらのタコスは抜群ではありませんが、テキーラを呑みつつ頂くには十分なレベル。
ストリートタコス、つまり２,３口で食べられる小さめサイズなので、食事としてはもちろん酒のアテにもベストです。
さらに昼にボリューム満点のハンバーガーを頂いたので、これでもうこの日の食べ物は十分。

飲み物は、私は Mi Campo Blanco（テキーラ、12ドル／杯）×３、を妻はModelo（ビール、７ドル／ボトル）と Mi Campo Blancoで作ったマルガリータ（14ドル／杯）を頂きました。

１時間15分ほど滞店して、71.57ドル／二人。
久しぶりに満腹になり過ぎることなく、ホテルまで気持ちよく散歩して帰ったのでした。
ご馳走様でした。

ダウンタウンエリアを彷徨くこと30数分。サンディエゴ故にやはりメキシカンフードは外せないということと、その活気を買ってこのお店に決定、一席だけ空いていたテラス席の片付けを待ち、そちらに案内されました。店のテーマは"bad ass"＝やばカッチョええ。
すぐ横の店内では大音量のビートの効きまくったダンスミュージックに合わせてフロアで踊っている人々も見られます。
また訪店時期的に、ワールドカップ2018の全試合も流されていたようです。

まずはメニュー解読前にビールをオーダー。頼もうとしたコロナはこちらの店にはなく、似たようなもので美味しいよと言うEstrella Jaliscoをお願いします。
メニューを見ていると、このお店のタコは３〜６ドルのミニタコ。その中から好きな種類を３つ選びライスと豆の付くタコスプレート（14ドル）という選択もありますが、我々にはタコのみで十分。最初に３種類追加で２種類、結局Veggie Taco以外の全５種類をオーダーした結果、私のベスト３は以下のとおり。

１位：Carnitas（豚の煮込みにレッドオニオンの酢漬け、パクチー、アボカドクリーム、サルサベルデ）４ドル
２位：Shrimp Taco（シュリンプにキャベツ千切り、ピコ・デ・ガヨ、メキシカンシトラスクリーム、チポトレクリーム）６ドル
３位：EL TIPICOの細切れビーフ版（ビーフにパクチー、タマネギ、アボカドクリーム、サルサベルデ）４ドル

※サルサベルデは、トマティーヨなどを用いて作られる酸味と辛味のある緑色のソース。
※ピコ・デ・ガヨは、トマト、タマネギ、ハラペーニョもしくはトウガラシで作られる調味料。

どれも二口三口で食べられるサイズで、まるでその程度のサイズがアワブームな我々に合わせて作られた商品の如し。

飲み物は、ビールは一杯で十分の私は続いてマルゲリータフライト（18ドル）を注文。３種類のマルゲリータが供される、言わば利き酒セットみたいなものです。結果は以下のとおり。
１位：フローズンライム
２位：ウォーターメロン
３位：スパイシーマルゲリータ。スパイシーなのは確かにスパイシーなんだけれど、なんか薬臭く感じてしまう。我々の担当サーバーの兄ちゃんも、スパイスのはちょっとね、なんて言ってるくらいで、スパイスやめて違うのを加えれば良いのにね。

ともあれ、スタッフも皆活気に満ちておりーーみな背中に"MAKING MEXICAN GREAT AGAIN"と書かれたオリジナルＴシャツ（販売もしてます）を着てますーータコも美味しかったし、ダウンタウンエリアのオススメのお店です。一人だけ居た赤い下着だけを身に着けた女性スタッフがなかなかイケてました（笑。
二人で66.81ドル（チップ別）。ご馳走様でした。

※ 照明がどピンクだったので、フード写真がみんな凄い色になってしまいました。