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これじゃエビラ大決闘。 笑いが止まらぬ素っ気なさ。さすがアメリカ!!
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680g蒸しロブスター
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ちょっとグロくないか?
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ブリブリ肉は素材風味オンリーで旨し
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アメリカ流蟹コロッケ
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アメリカ流牡蠣フライ
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ニュー･イングランド風クラム･チャウダー
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アンチョビー添えシーザー･サラダ
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サイドの能無しベイクト･ポテト
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アメリカ流ダメパン
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メイン州産ブルーベリーのコブラー
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久々旨いアメリカンデザートに遭遇
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窓からの眺めは正に借景
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店内は船内チックな設え
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橋を渡って店内へ
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東海岸で唯一の海上レストラン
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清々しく長閑な環境
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陸上にあるエントランス
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ミニミニ大作戦
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
DiMillo's on the Water
|
|---|---|
| ジャンル | アメリカ料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+1) 2077722216 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
アメリカ25 Long Wharf, Portland, ME 04101 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
￥6,000～￥7,999 |
| 予算（口コミ集計） |
|
| 支払い方法 |
カード可 |
席・設備
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
|---|---|
| 駐車場 |
有 |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、オープンテラスあり |
メニュー
| ドリンク | ワインあり、カクテルあり |
|---|---|
| 料理 | 魚料理にこだわる、ベジタリアンメニューあり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ロケーション | 景色がきれい、夜景が見える、海が見える |
| サービス | 複数言語メニューあり（英語） |
| お子様連れ |
子供可（乳児可、未就学児可、小学生可） |
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| オープン日 |
1982年12月 |
| 初投稿者 |
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アメリカ出張はいつもニューヨークとその近郊と決まってて、故にマンネリもいい所だったのだが、今回はかなり刺激的。1日目がカナダ国境目前のメイン州ポートランド、2日目が一気にアメリカ大陸ど真ん中に飛んで、ネブラスカ州オマハ。言わば海辺の保養地vs荒野ただ中のヤンキー街。で、ポートランドと言えば、誰にお勧め料理を訊いても、まあ、絶対こうなるのだ。エビラ対決。
【1 1/2lb. Lobster, steamed】USD38.00
ここいらのどんなレストランにもきっとあるのだろう、名物ロブスター。この個体は奮発して1.5ポンドの大エビラ。料理法は大きく分けて三つらしく、①丸ごと蒸したものそのまま、②蒸した後喰い易いように解体したもの、③解体した身を解して調味してから殻に詰め直したもの。むろんエビラ初心者としては、迷うことなく①を選択した。
それにしてもだ。この蒸しエビラの素っ気なさ。そこはかグロテスク。蒸したそのままだと。で、解体しにかかるのだが、コイツが相当手強い。甲殻類の身をほじくり出すのは、日本人ならカニさんで馴れてるはずなのだが、いやはや殻がメチャクチャごつくて硬い。もう鎧のよう。おててベタベタ、ヒーフー言いながらバラシてみれば、可食部は意外に少ない気がするのだが。で、その身はお世辞にもソフトとは言い難く、ビッシリ詰まった筋繊維でブッリブリの食感というか硬い。なので噛みしめて味わうと･･･調味料なんか付けなくても、当たり前だがちゃんと海の塩味がしてる。脳天気で一本槍な味わいだけれど、なるほど確かにアメリカに来たっぽい。牛肉にかぶり付いても、エビラを噛み砕いてみても、それはやっぱりそこはアメリカンなんである。
【Crispy Fried Oysters】USD15.00
アメリカ流カキフライ。カキなのにケンタッキーフライドチキンライドチキンみないなノリの揚げである。こう書けば、何だか美味しくなさそうだけれど、ジャパニーズ･カキフライの常識をかなぐり捨てるなら、サクサクしてて意外と旨いですよ、コイツ。
【Caesar Salad】USD9.00
流石の海沿いシーザーサラダ。でかいアンチョビーが惜しげもなくバンバン載ってて、ちょっとシーザーとは思えぬ発酵臭と濃い味わい。これも意外性があって中々旨いです。
【Crab Cakes】USD17.00
アメリカン定番シーフード。ほぼカニ身、調味料、スパイスだけで固められたボソボソのカニコロッケ。都会で喰うクラブ･ケーキに比べると断然潮の香りに満ち満ちているように感じるのは錯覚か!?ここら辺りから、グングン印象が良くなってきたポートランド海メシ。
【New England Cram Chowder】USD6.50
これも都会モノに比べると、一際カントリーな趣。かなりドロンドロンだし味が濃い。かなり旨い。
【Maine Blueberry Cobbler】USD8.00
で、今夜一番驚いたのが、この地域色豊かなデザート。この時期、メイン州名産になるブルーベリーを使ったコブラー（アメリカの伝統的焼き菓子）。このお店のは生地をそぼろ状に崩して、メープル密を絡めた生地がブルーベリージャムと重ね合される。色々なバリエーションがあるコブラーだが、このレシピは初めて。もうホントに田舎臭い仕上がりなんだけど、コレがどっこい、実に味わい深い。ある意味で、自由が丘の頂上ケーキより素敵だ。こんな旨いお袋味のデザートがアメリカにもあるのだなと、ちょっと感心した次第。もちろん、連れ合いの珈琲は相変わらずサイテーなんだが･･･
【まとめ】
田舎のアメリカバンザイ。そんな食後感。ローファットにして香りとか旨み感が感じられて、そりゃ和食の繊細さなんて欠片もないけれど、この味わいはバカにできんな、と感じ入った次第。アメリカ人だってちゃんと旨いモノを喰ってるんである。鷹揚だけれど懐が深い･･･正にそこがアメリカの美点なんだろう。ごちそうさまでした。