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著名日本人シェフの店。
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じむち
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| 店名 |
TETSUYA'S RESTAURANT
|
|---|---|
| ジャンル | フレンチ、海鮮、日本料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+61) 292672900 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
オーストラリア529 Kent Street, Sydney |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
¥20,000~¥29,999
※訪問時点の為替レート換算での金額になります。 利用金額分布を見る |
| 支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、AMEX、Diners) |
| 個室 |
有 |
|---|---|
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い |
| ドリンク | ワインあり、カクテルあり |
|---|---|
| 料理 | 魚料理にこだわる |
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
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小生自身は、数ヶ月前からHPで予約を入れたうえでお伺いする。結構、キャパもあるようなので、余程、イベントの日とかじゃないと、さすがに、半年前からってことはないんじゃないかと思うのだが。いかがなものであろうか。
入口の門から入口までの通路とか、建物の雰囲気とか、もはや、一つのレストランっていうよりも、レセプション・ホールみたいな感じ。建物の設え自体も、ビミョウに和テイストも混ざってるような感じもあって独特。
なかなか興味深い体験であったとは思うが、さすがに、ひとりあたま、300豪ドル以上となると、少々、考えちゃう、かな。
最初、その日、なにを出されるのかの口上。
デフォで、9品って言われてたような気もするのだが、結局、10品ほど出されてたような。普通のコースより、ちょっとお値段が良いコースをお願いしたんだと思うのだが。
なにを食ってるのかについて、もうちょい説明があっても良いのではって気はしたw。
まずは、お決まりの、生牡蠣。元々は日本の真牡蠣だというパシフィック。小生的には、どうせなら、シドニーを出してくれたほうがうれしかったような。ジンジャエールとかも入った、なんとかソースっておっしゃっていたか。Rice Vinegarだから米酢とそのジンジャエールのソースだったんだそう。
パンと一緒に。パルメザンチーズが混ぜ込まれた、トリフ・バター。いろいろとご意見はあろうけど、このバターは、妙に後をひく味で、旨かったと思う。
スティームクラブ。なんか蟹を蒸したの。クリーミーな食感。ふわっとしてて、蒸した蟹の身をほぐしただけみたいなんだけど。ちょっとフランとかシンジョウみたいな感じも。ちなみに、この蟹は、Spanner Crab 、日本名で、アサヒガニって言うみたいなんだけど、正直、国産のそのアサヒガニってのは、見たことも、食ったこともない。
緑のエシャロット。揚げた玉子の黄身をフレイク状にして、あしらわれる。
和風の出汁の味だったのかな、ウマミならびにわりと塩味も強め。もうちょい、味を薄くしてもらったほうが、素材の甘みとかが引き立つような気がしなくもなく。
イエローツナの刺身。ごま油も使って、漬けにて供される。解凍ものじゃなくて、生のマグロ。本マグロじゃなくて、キハダなのだが、さすがにエバるだけのことはある。
添えてあった、なんかひょろっとした草は、Saltbush、つまり、ホウレン草の原種であるアカザであったか。
それと、酸味がある粒粒ってのは、フィンガーライムっていうらし。
オーシャントラウト。これも、まさに、この店の名物。低温調理とのよし。
イクラと、キュウリが添えれてあり。そのオーシャントラウトの皮目に、塩コンブをベースにした顆粒っぽいものがあしらわれる。まさに、ウマミを前面に出さんとされていらっしゃる。
ぽちぽちのみどりのソースは、なんだったのだろうか。
付け合わせの、セロリとリンゴのサラダが、オーストラリアにしちゃ控えめ。サラダを添えるのであれば、もう少しボリューミーでもっていう気もw。
白身の魚のポアレ。バス・グルーパー。NZ産とのよし。バスがスズキ、グルーパーがハタ。じゃあ、バス・グルーパーってのはなんの魚なんだろうか。オーストラリアの名物、ハプカの外観に近いっていうこともあるらし。白身の身厚で上品な感じ。ポアレってこともあり、中華料理のハタの蒸し魚を思わせるような気もする。
謎のあわあわソースに、焼きキャベツ。
更に、黒いのは、焦がし味噌みたいと思ったけど、メニューには、Black Garlicって書いてあったし、黒ニンニクだったみたい。
チキン。スパッチ・コック。若鳥より小さい雛肉のこと。オーストラリアで人気。使ってたのは、胸肉。
さっと茹でてあるようで。半生な仕上がりで。その周りを、キャトル・フィッシュ、すなわちイカで巻いてある。
そこに、イカスミソース。緑の茎と、なんかヒョロっとした、根菜っぽいものが添えられてたのが。そのヒョロっとしたのは、Spaghetti Squash ってあったから、カボチャを細長くしたものだったのであろうか?
牛肉。ブラックアンガス。メニューには、テンダーローインって書いてあったけど。ハラミだったと思うんだよなぁ。
キノコ、黄色くて甘いソース、多分、ニンジンか。あと、ちょこっと脇にあった、濃い色のソースは、バルサミコじゃなくて醤油だったと思う。
付け合わせだと思うんだけど、この皿にも、ケイルをつかってたみたい。
さすがに、10品も出してれればってこともあるんだろけど。皿の端っこにちょこっと少量、盛り付けられてたのが印象的。
デザートに3品。
・青りんごのシャーベット。酸味が立った素朴な味わい。
・生のイチゴと。ピーチ・パウダーがさっと添えてあって、柚子酒のシャーベット、下にアンズっぽかったかな、ベリー系のジャム。
・チョコ・ムース。ケーキ。バニラとマカデミアン・ナッツとの三層。これが、Tetsuya’s Chocolate Cakeなんだそう。このチョコケーキは旨かった。この店に限ったことでもないのだが、オーストラリアでは、わりとチョコが旨い。
飲んだ酒としては、エンデバー、プレミアムってビールをまず。
その後、白と赤を、それぞれ、一杯、グラスで貰って、からの。
・シャルドネ。
・ピノ・ノワールで、最近、有名なカーリーフラット。メルボルンから北に120km、マセドン・レンジズのワイナリー。オーストラリアでは珍しい寒冷な場所ってことのようだ。で、そこのピノ・ノワール。オーストラリア・ワインで赤ってのは、シラーズだけじゃなかったってこと。オーストラリアのワインとしちゃ、珍しく繊細な味わいだったか。
で、最後、天狗米、75mlってのも、一杯いただきつつ。
周りを見てると、いろいろと、お食事がわりと割高ってこともあって。あまり、アルコール類を、がつり飲んでるテーブルは少なかったか。これだけの高級店なのに、そもそも、小生ラもそうだったのだが、ワインをボトルで開けてないテーブルも、結構、あったみたいだし。
客の日本人比率は、かなり高かったように思うが。あくまでも、現地流を貫く。日本語を解するフロア スタッフを雇ってはとまでは言わないが。お任せでふたり五万円くらい払ってて、いったい、なにを食ってんのか教えてもらうまで、一苦労ってのは、なんとかしようがあんのでは。
なお、こんだけ店も広いし、物理的にムリってことなんだとは思うも。小生のような広いオープン・フロアの席の客のところには、まったくシェフが顔を見せるでもなし。
フロアでのテーブル担当は、慌しいなか、精一杯、やってくれてたとは思うのだが。まわし方が、観光客も多かったようにも見受けられたし、ってことで割り切りなのであろうか。
日本人で売り出し中のシェフということで、楽しみにしてお伺いしてみて。オーストラリア、素材も楽しくて、いろいろな可能性があることは、確かに、理解したが。また、ここでメシを食おうって気分には、なかなかならなかった、かな。
今後のますますのご精進をお祈りする。