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パース郊外の港町フリマントルのシーフードレストラン
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グールマン
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| 店名 |
Kailis Fish Market Cafe
|
|---|---|
| ジャンル | 洋食 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+61) 893357755 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
オーストラリア46 MEWS ROAD, FISHING BOAT HARBOUR, FREMANTLE |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
¥2,000~¥2,999 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 |
| 空間・設備 | オープンテラスあり |
|---|
| 料理 | 魚料理にこだわる |
|---|
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ロケーション | 海が見える |
| サービス | 複数言語メニューあり(英語) |
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| 初投稿者 |
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次の仕事先のバンコク行きが中止になって、思いがけなく巡ってきたパースでの休日。
この日は取引先がパース観光に連れて行ってくれるとのことだったが、明け方までカジノに興じていたため少し遅めのスタートになった。
市街地が一望できるキングスパークからのパースの景色を楽しみ、
中心地から車で5分ほどの所にあるモンガー湖で「ブラックスワン(黒鳥)」と戯れ、
スカボローというパース近郊のビーチリゾートで、大好きなギリシャ料理のファストフード「スブラキ・ピタ(ギロス)」を食べながらのんびりと過ごした。
その後どこまでも続く白い砂浜を途中でところどころ停まりながら南下。
「ファミリービーチ」
「犬と戯れるビーチ」
「釣り人の集まるビーチ」
「ヌーディストのビーチ」
「LGBTの人たちの集うビーチ」
色々な区域が有るようだ。
この日は雲ひとつない良い天気で気温は38度。
インド洋の空はどこまでも青く、遠くの方は青が濃すぎて「紺色」になっていた。
こんな怖いぐらいの色の空は初めて見た。
4度目のパースながら、こんなにゆっくりしたのは2度目に妻と来た時以来かも。
あの時は、CMなどのよく登場する奇岩群で有名な「ピナクル」をバギーで疾走したり、
ドルフィンリゾートのある「モンキーマイア」でドルフィンスイムを楽しんだりした。
「次に来る時は子供たちを連れて来ようね」
と妻に言われたが、なんだかんだ忙しく直行便も無くなったりで結局実現することはなかった。
(但し、ドルフィンタッチは沖縄の「ルネッサンスリゾート」でさせてあげる事が出来た)
ビーチ沿いをしばらく南下すると古くからの港町・フリマントルの街に着く。
フリマントルはオーストラリア西部開拓の拠点となった街。
道路が広く整然としたパースの街に比べると道幅も狭く入り組んでいる。
だがそこには、歴史のある建物や港町としての施設が多数あり、パースとは違った顔を見せる。
中でも目立つのがマーケットやシーフードレストラン。
我々は取引先の言うがままに港に面した景色の良いマーケットに併設されたレストランに入った。
ここ「Kailis Fish Market Cafe 」。
中に入ると、ドリンクバーとともに彩とりどりの魚介類がケースの中に所狭しと並んでいた。
ここで魚を選び調理法を指定すると外の(店内の)テーブルまで持ってきてくれる方式だ。
(もちろん外のテーブルでオーダーすることもできる)
オーダーは先方に任せたが、他のテーブルでは「フィッシュ&チップス」(揚げ物)を食べているテーブルが多かったのでさほど期待せずに待っていた。
最初に出てきたのは大ぶりと小ぶりの2種類の牡蠣が乗った「オイスタープレート」。
大ぶりのものは我々がよく食べている牡蠣とさほど違いはなかったが、小ぶりの牡蠣はトロっと甘くとても美味しい。
それは今まで食べた日本のどの牡蠣よりも岩牡蠣よりもはるかに美味しいかった。
私はビールを買いにドリンクバーに行った。
実は、パースには一度日本に買って帰ったほど好きなビールがある。
「エミュー・エクストラ」
それは、まるで沖縄のオリオンビールのような、その地で飲めば美味しいのに日本に持ち帰って飲むとそれほどでもないというビールの類だ。
でもここはパース。
しかもオープンエアのこの雰囲気なら是非また飲みたいと思ったのだが、すでに「エミュー・エクストラ」はなくなったらしい。
だが、店の人にしつこく喰らいついたら「エミュー・エクスポート」という名のビールが後継ビールだと知ることができた。
私はついでにフィッシュケースを覗いてみた。
先ほどの牡蠣は、大きな方が「パシフィック・オイスター」、小さい方が「シドニー・ロックオイスター」という名であることを知った。
と同時に、ホテルでの寝酒&夜食用に、「エミュー・エクスポート」を2缶と氷に包まれた「シドニー・ロックオイスター」を半ダース(6個)買い込んだ。
「夜食に牡蠣(岩牡蠣)」なんて初めてかもしれない。
それぐらいこの牡蠣(岩牡蠣)を気に入ってしまった。
テーブルに戻るとそこには山盛りの「スカンピ(手長エビ)」があった。
次の料理「スカンピのガーリック蒸し」なのだそうだ。
ジューシーで甘く柔らかいスカンピに一本芯を入れたようなニンニクの風味がベストマッチ。
普段はフレンチやイタリアンで大ぶりのものを1匹食べる事はあっても、小ぶりのものとは言えこれほど一気に食べたのは初めてかもしれない。
5匹10匹・・・どんどん口の中に入ってゆく。
付け合わせのマッシュルームやズッキーニもとても美味しい。
我々のあまりの食べっぷりに先方は慌てて追加オーダーをしていた(笑)
ただひとつ不思議だったのが、周りのテーブルを見ても誰もこの料理を食べていない事だった。
「きっと観光客が多いのだろうね。パースの実力はこんなもんじゃないよ」
取引先の人たちはニヤッと笑いながらそう答えた。
大満足の中あっという間にお腹がいっぱいになった。
次に出てきた「フィッシュ&チップス」も美味しかったがあまり食べられなかったのを覚えている。
夕日がとてもきれいに見られる絶好のスポットでもあるこの店。
水平線に陽が落ちる時にはまるで「ジュッ」という音が聞こえるようだった。
そんな時間に入ったこの店ももう真っ暗。
空気が乾燥しているからか暗くなると案外涼しい。
きらびやかな灯りの中我々はパースでの充実した休日を終えた・・・つもりだった。
結局、我々はこの後宿泊しているホテルで深夜までカジノに興じていた。