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デメルのザッハトルテ
ザッハトルテ
Kaffee Einspänner ウィンナーコーヒー
Eduard Sacher Torte , Erzeugnis Ch. Demel Söhne.
内観 メニュー
クラッカー
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ハスタ
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| 店名 |
DEMEL Vienna(K.U. K HOFZUCKERBÄCKER CH. DEMEL' S SÖHNE GmbH)
|
|---|---|
| ジャンル | カフェ、ケーキ |
|
予約・ お問い合わせ |
(+43) 153517170 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
オーストリアKohlmarkt 14 A-1010 Vienna |
| 交通手段 |
地下鉄Herrengasseから徒歩約3分 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
※訪問時点の為替レート換算での金額になります。 利用金額分布を見る |
| 支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 駐車場 |
無 |
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| サービス | テイクアウト |
| ホームページ | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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新潟のあるお店のクチコミのための前置きレビューです。
ウィーンの観光地のど真ん中。ハプスブルク家が600年ほど居城としていた、ホーフブルク宮から目と鼻の先にあります。オーストリア王室御用達の由緒あるお店で、王室制が廃止された今でもハプスブルク家 の双頭の鷲をブランドマークとすることを政府より許可されています。創業はフランス革命の3年前の1786年。
外観も内観もロココ調の優雅な雰囲気を醸し出していますが、こちらもザッハーと同じく戦場のような雰囲気。とても騒がしく落ち着ける感じではありませんが、開店直後はゆっくりできます。
以下レビューになります。
・Demel's Sachertorte デメルのザッハトルテ
パサッとした食感のスポンジが土台。土台の周囲のみにアプリコットジャムを塗るのがデメル流。ザッハーは真ん中にもジャムを塗ります。コーティングチョコレートはザッハーと同じく砂糖のジャリ感を感じます。
・Kaffee Einspänner ウィンナーコーヒー
ラージエスプレッソに山盛りのホイップクリーム。日本でいうところのウィンナーコーヒーです。
ソーセージが乗っていると勘違いしたことがあるのは自分だけではないはず!(笑)
「ウィーン(Wien)」→「ウィンナー風の(Wiener)」から転じています。日本でのみ通用する呼び名のためウィーンのカフェにはウィンナーコーヒーはありません。
・ハーブシードのクラッカー
甘くないクラッカーです。ケシの実やフェンネルだったかキャラウェイだったか。ハーブの種をまぶしたチーズクラッカー。シャンパンとの相性がもうスゴイ感じです。もっと買ってくればと後悔。成城石井に置いてくれないかなぁ・・・
・全体を通して
ホテルザッハーと同じく、デメルのザッハトルテも砂糖のジャリ感とスポンジのパサつきが気になります。ザッハーとデメルで味を比べてみると・・・似たような感じ。敢えて言うなら、ジャム感が強いのはザッハー、ジャリ感が強いのはデメル。チョコの香りはデメルが好みでした。いずれにしろ、無糖生クリームのトッピングは必須。日本にもデメルは多数出店していますが、味は日本向けに改良されていると思います。未食ですが、本邦未発売のスミレの砂糖漬けをあしらった、見目麗しい『デメルトルテ』なるものもあるそうです。
・ザッハトルテ年表(諸説あり)
1786年:デメル創業
1832年:宰相メッテルニヒ公の元で働いていた見習い菓子職人『フランツ・ザッハー』がザッハトルテ開発
(参考)1837年:初音創業
1876年:ホテルザッハー創業
1934年:ホテルザッハー経営難 デメルに援助を請う 援助と引き換えにデメルにザッハトルテのレシピが渡る?or 流出する?
193?年:デメルも元祖ザッハトルテを標榜するようになる デメル側はザッハーから許可を取っていると主張
1956年:ホテルザッハー側から、商標権の侵害を理由に元祖ザッハトルテの呼称の使用禁止を求めてデメルを提訴
1963年:示談成立 以後、ザッハーでは『Original Sacher-Torte』、デメルでは『Demel's Sachertorte』と呼称する。
1990年:デメル経営難 市が再建策として創業当時のレシピに戻すよう提案
今に至る