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海外旅行でホテルに着いた夜は身体を休めるに限る(Hotel Beethoven 編)
ゲルマンのビールはおいしい!
大好き Bratwurst Brötchen (パンに挟んだ焼いたソーセージ) をフランクフルト空港で買う
レセプションでもらった市内地図を眺めながら翌日の行動を決める (無計画な旅なもんで)
トランジット地フランクフルトに着陸する直前
Lufthansa はトリノ〜ウィーン間直行便がないのでフランクフルト経由だった
ウィーン国際空港(Flughafen Wien-Schwechat) タクシー乗り場にて
高い天井が標準
清潔なバスルーム
どこへ行くにも便利なホテル
【Wien編 最終回】四日目の朝食、リムジンタクシー、窮屈な空港ラウンジはパスして一般フロアで楽しむ、Auf Wiedersehen.
Hotel Beethoven の皆さまには大変お世話になりました。
自分の家にいるような心地の良さと『このまま住んでしまおうか。』と、思わせるほどナチュラルな接客は最後まで変わらず、どのホテルスタッフからも笑顔の挨拶をいただいた滞在です。
Buffetfrühstück im Mezzanin 最後の朝食については写真のコメントをご覧ください。三重のテーブルクロスが敷かれ、毎朝、優雅においしい食事を楽しみました。
Danke schön.
Auf Wiedersehen.
***
レセプションで会計を済ませ、空港までの TAXI をお願いすると「15分お待ちください。」とのこと。ところが20分待っても迎えは来ません。余裕を持った行動ですから全く問題ないのですが、レセプションの男性が気遣ってくれ TAXI 会社に確認をしてくれました。「今、市内のリンクを走っているところなのでも少しお待ちください。お急ぎのところ申し訳ございません。」「いえいえ、時間はたっぷりありますから大丈夫です。」と返事をしてから20分後に空港リムジンタクシー (黒塗りのメルセデス) が到着しました。
革張りの後部座席に身を沈め、カップホルダーに置かれた冷たいオーストリア産のミネラルウォーターには手を付けず、只管、外の景色を『次はいつ来れるのかなぁ。』と、ぼんやり眺めていると高速道路脇の工場群が現れ、重化学工業や鉄鋼業も盛んな国だったと現実に戻され、『オーストリアの産出量は少ないものの産油国の一つだけれど、パイプラインは何処から引っ張ってきているのだったっけ? Nabucco pipeline 計画もあったよなぁ。』と現実に戻されました。
***
空港でチェックインを済ませ、ANAスターアライアンスのオーストリア航空のラウンジはスルーしてプラプラしていると出発ゲート付近にバールを見つけ、『機内食は酒の肴しかいただかないし、日本に到着すればおいしい "かけそば" が待っている。』と考えるも Bratwurst Brötchen を見つけ『次はいつ食べることができるかなぁ。』『たぶん、今年はないだろう。』と、決心し、写真のビアと共にお腹に収めました。最後まで、おいしい!!!!!
搭乗して直ぐに腕時計の時刻を+7時間に合わせ、『そうか、日本はもう夜だ。』と脳の認識を切り替え、睡眠モードに持って行きました。アルコールも入ってぐっすり寝込み眼が覚めると北朝鮮上空を避けるように機体が旋回しているところでした。梅雨前線の所為で日本列島は見ることができず終いでしたが、着陸態勢に入り、羽田沖を上空から眺めると『そうか、この中で息をしなければならないのか。』と、私も日本人ですから直ぐに "諦めの境地" に達しましたが、『そうだ、神田まつやで蕎麦を食べよう。』と気持ちを切り替えました。
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いつものプロシュット–メロン
ベーコンエッグはこんなだったけれど、おいしい!
前日のポーチドエッグは柔らか過ぎでイマイチ。これが Vienna style なのかぁ。
カフェ、おいしい!!!
石造りの建物は壁が厚いので陰影が美しい
ロビーのバー
チョットだけ
メニュー
ご自由に
昼なのにキャンドルが灯っているロビー
空港リムジンタクシー
ウィーン郊外には工場群
石油精製所か
巨大なタンクもあり
出発ゲート付近にあったバール
おいしそうなサンドウィッチ類
でも、また、これを選ぶ
窓から搭乗機(B787)が見える
タグ付きソーセージ
挟んでみる。おいしい!!!
ウィーン上空
羽田空港沖、梅雨の真っ只中、ミストサウナに突入
三日目の朝食、Hofburg(ホーフブルク宮殿)のNeue Burg(新宮殿) 、 裏千家(今日庵)の大宗匠 千玄室、細川家三代のコレクション、反ナチズム映画「The Sound of Music」
出逢いというのは、それが "人" であっても "もの" であっても "こと" であっても自分の意図しないところで偶然起こるのですが、日頃から「あーしたいなぁ、こーしたいなぁ。」と具体的に考えていると神様が導いてくれるような キガシマス (©︎KYT氏)。
旅の出発前に決めたことは、
1、ウィーンをトランジット地に決め、トリノに入ること
2、復路のウィーンでゆっくり休むこと(ウィーン国立劇場 Wiener Staatsballett のチケットは事前手配)
の二点だけでした。
***
三日目の朝食を「Hotel Beethoven Buffetfrühstück im Mezzanin」で、他の宿泊客より早めにいつものテーブルに座わり、ゆっくりいただきました。この日のプロシュット−メロンは、ルビーメロンではなくグリーンメロンです。若干甘みが薄いものの瑞々しい果肉がプロシュットの塩味と調和し、朝の目覚めとしては最適ではないかと思うプレートです。おいしい!!!
前日までは無かったアボカドのサラダがあり、これもいだたきました。たくさんの脂肪分は不飽和脂肪酸でありビタミンEも多く、量を食べない私にとって大切な栄養源となりました。少しピカンテで咽せそうになりましたが、静かな食堂ですからゆっくり嚥下して治めました。
『今日は何処を回ろうかなぁ。』
何々をしなければならないという旅でもありませんから、コーヒーを飲みながら、
『そうだ、Hofburg(ホーフブルク宮殿)をプラプラしよう。』
と、部屋でゆっくりしてから昼前に出発しました。(この時間潰しが良いタイミングを生んだ)
***
チケット売り場で「大人一枚お願いします。」と、伝えると「ここは美術史美術館ではありませんが、よろしいですね。」と確認があり、加えて「現在、美術史美術館は整備中で閉館しています。」と丁寧にお知らせがありました。「はい、承知しています。」と返答し、入場すると "Das ist Österreich - This is Austria ウィーン 1918年から2018年" という展示が開催され、この時代のオーストリアがどのように翻弄され復興をしたのかを多くのオーストリア人が見学していました。
皆さまご存知のようにこのNeue Burg(新宮殿) は、1938年、ナチスのアドルフ・ヒトラーがオーストリア併合を宣言した場所でもあり、アメリカのロバート・ワイズ監督が、この時代を描いた映画「The Sound of Music」は、見事なミュージカルですが、同時に反ナチズムの映画でもあります。
https://www.youtube.com/watch?v=pLm07s8fnzM
https://www.youtube.com/watch?v=zN3JqGfiHqk
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場所を変え、隣の展示場へ入ると着物姿の女性と男性がたくさん居ます。
全く知らなかったのですが、日本とオーストリアの文化交流の一環として、裏千家(今日庵)の大宗匠 千玄室による「茶道の教え」が演じられていました。1時間半に及ぶレクチャーを96歳の大宗匠 千玄室は座ることなくユーモアを交えてお話しされ、茶道と緑茶が健康に良いことを自ら実証していたように思えました。
「茶碗を回すことの意味は、正面を避け、余裕を持つということです。」とオーストリア人に説いていました。
別室においては、「細川家三代のコレクションと当主の美術」が開催され、たくさんの日本美術がオーストリアに渡って文化交流を果たしているのだと感心し、少し誇らしげな気持ちになりました。
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裏千家(今日庵)の大宗匠 千玄室 (96歳)
ご案内
たくさんの聴衆
三日目の朝食
いつものテーブルにて
アボカドのサラダ
この日のプロシュット−メロン
細川家三代のコレクションと当主の美術
鉄釉の棗
茶杓、千利休 作
茶碗、風炉先屏風の書は細川護熙
楽掛け分け茶碗
室町時代の日本刀
西洋の窓にも映える日本刀
江戸時代の蒔絵重箱と茄子形堤重
軸
能面
Neue Burg(新宮殿)の内部
Das ist Österreich!?
1938年、ナチスのアドルフ・ヒトラーがオーストリア併合を宣言したバルコニー
その映像
その写真
映画「The Sound of Music」
トラップ大佐が、ハーケンクロイツ旗を破るシーン
大好きな女優 エリノア・パーカー(Eleanor Parker) 左
ソ連のフルシチョフ首相との "ウィーン会談" のために訪れたケネディー大統領夫妻 (1961年)
説明
2018年の展示
ウィーン (Wien) にて:映画「第三の男」が描いたWW2直後の列強四カ国分割統治の時代を考える
皆様は、1949年製作、キャロル・リード(Sir Carol Reed、英)監督作品「第三の男 ( The Third Man )」をご覧になられている思いますが、そうでない方もアントン・カラスのツィター(Zither)演奏によるテーマ音楽は何処かで耳にされていることでしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=PfVtb76KclY
https://www.youtube.com/watch?v=pLwfhDT6lYU
https://www.youtube.com/watch?v=r9yyDEDGlr0
ウィーン二日目の朝食を「Hotel Beethoven Buffetfrühstück im Mezzanin」で 昨日のバレエ・プリシパル Olga Esina と 橋本 清香 を伴い、ゆっくりいただいいたつもりになって『さて、今日はどこへ行こうか。』と呑気に考えていると『そうだ、DEMEL の本店へ行こう。』と甘党の食べログレビュア向けの思考をしてしまいました。
プラプラ歩き始めるとヘルメットを被った何やら不穏な雰囲気の集団に出会い、恐るおそる近付いてみると、それは「3.MANN TOUR」の一団でした。
***
“You know what the fellow said―in Italy, for thirty years under the Borgias, they had warfare, terror, murder and bloodshed, but they produced Michelangelo, Leonardo da Vinci and the Renaissance. In Switzerland, they had brotherly love, they had five hundred years of democracy and peace―and what did that produce? The cuckoo clock.”
「だれかがこんなこと言ってた。イタリアのボルジア家三十年間の圧政は、戦火・恐怖・殺人・流血の時代だったが、ミケランジェロやダ・ヴィンチのルネサンスを生んだ。一方、スイスはどうだ? 友愛精神の下、五百年にわたる民主主義と平和が産み出したものは何だと思う? 鳩時計だよ。」
この映画の主題でもあり、如何にもアメリカの劇作家が書きそうなこのセリフで有名な ジョゼフ・コットン 、オーソン・ウェルズ 、アリダ・ヴァリが主演した「第三の男 ( The Third Man )」を体験するツアーでした。
私は、このモノクロームの映画のDVDを何度繰り返して見たことでしょうか。
映画好きの私にとって、英国映画協会が十年毎に選出する "The Sight & Sound Poll of the Greatest Films of All Time" で五回連続で第一位に選ばれた映画「市民ケーン」の監督・主演を務めたオーソン・ウェルズが、上記の言葉をプラター公園の観覧車の中でアメリカの売れない西部劇作家ホリー・マーチンス ( ジョセフ・コットン)に伝えるシーンが、ルネサンス好きの私の頭から離れません。
ヨーロッパの近世を象徴するオーストリア・ハンガリー帝国の中心都市ウィーンは、現代を考える上において重要な街です。
詳しくは、添付写真をご覧いただけると嬉しいです。
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3.MANN TOURの案内
オーソン・ウェルズ
イタリア式プロシュットとメロンで喉を潤す
おいしい葡萄とチーズケーキ
ホテルの朝食は Buffetfrühstück im Mezzaninにて
生野菜はイタリアに敵わない
ドイツパンはおいしい!
カフェ文化のウィーンらしい味、おいしい!
椅子の座面の色使いがウィーンぽい
テーブルから見える隣の建物
3.MANN TOUR
「3.MANN TOUR」の一団
映画にも出てくる鉄製の蓋
ここから下水道網に入る
映画より
大きな下水道がWW2前から敷設されていた大都市ウィーン
左がジョセフ・コットン
プラター公園の観覧車は今も動いている
左がアリダ・ヴァリ
有名なラストシーン
ホテルのレセプション
私の部屋に掲げられている楽器
何故か ダブルベッド
コンパクトだがモダンな設備
洗面台
バスタブ付き浴室
矢印が、ツィター(Zither)という楽器
WW2直後の列強四カ国分割統治の時代を示す図
Olga Esina と 橋本 清香 を探して Wien を彷徨う
この日、Wiener Staatsballett の Principal (プリンシパル、ファーストソリスト first soloist ) である Olga Esina と 橋本 清香 を探して Wien を彷徨いました。
・ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート2012 (ウィーン楽友協会、Wiener Musikvereinにて)
・指揮:マリス・ヤンソンス
・オーケストラ:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
・ウィーン国立バレエ団 (Wiener Staatsballett)
「食べログ」読者には ↑ https://www.youtube.com/watch?v=2qv6LexvFDQ を生でご覧になられた方もいらっしゃるかもしれませんが、ぜひ、URLをPCで開いてみてください。
トリノ ー ウィーン間には直行便がなく、フランクフルトでトランジットして前日の夜に入りました。
ラテンの国々と異なり、アングロ・サクソンの人々は、朝早くから働き、夜遅くまで遊んでいる人は少ないです。
宿泊した「Hotel Beethoven」https://www.hotel-beethoven.at/de/services/ は、ウィーン国立劇場まで歩いて10分足らずというロケーションの良い場所にあるコンチネンタルスタイルの小さなホテルです。日本を出る直前にこの日行われるウィーン国立バレエ団 (Wiener Staatsballett)のチケットを購入し、トリノの娘の家に送ってもらいました。(午後七時開演)
このホテルにはルームサービスがなく、朝食は中二階の食堂とラウンジを使ったブッフェ形式 (Buffetfrühstück im Mezzanin) です。
「Guten Morgen.」
先にテーブルに着いているドイツ系の宿泊客へ目で挨拶すると笑顔で返してくれます。いいですね!
思わず「Buongiorno.」と言ってしまいそうになりました。到着時のチェックインでレセプションの係は英語で喋ってくれるのですが、「Si. Grazie.」と返事をしてしまい頭が混乱しています。(空港から乗ったタクシー運転手は、「私はイタリア語も喋ります。」と英語で返事してくれました。母国語はドイツ語)
イタリアでの朝食は、簡単なパンとコーヒーか紅茶だけというものでしたが、”郷に入っては郷に従え” と飲食から身体を馴染ませ、頭の切り替えをしなければなりません。
添付写真のようにオーソドックスなアングロ・サクソン系の朝食を自分で取ってテーブルに運ぶとウィーン少年合唱団のように頬っぺたを赤く染めた見習いの若い給仕がカフェを運んでくれました。その気はないのですが、男性の私でもハッとするような美しさです。
ドイツ系のパンはイタリアのそれとは異なり、少し酸味があるのですがとてもおいしいです。
ゆっくり食べ、部屋で暢んびりしてから、『そうだ、ベルヴェデーレ宮殿へ行こう。』と思いつき、パソコンで道順を検索し、iPhone のカメラ機能を使って画像を取り込んで出発したのですが、イタリアに比べ建物が大きく、ブロックを間違えると引き返すのも面倒だし、そのまま歩いていると『ちょっと違う。』ということになり、美しいお嬢さんをつかまえて「Schloss Belvedereはどちらでしょうか?」と英語で聞くと「今、Google map で調べます。」「この道を真っ直ぐあの交差点まで行って、左に曲がるとそこが Schloss Belvedere です。」と英語で教えてくれました。「Danke schön.」なのか「Thank you.」なのか、さすがに「Grazie.」とは言いませんでした。
https://it.wikipedia.org/wiki/Castello_del_Belvedere
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いろいろ詳細については、添付写真をご覧ください。
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Olga Esina
橋本 清香
Schloss Belvedere
窓から庭を見る
拡大
ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート2012より Olga Esina
ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート2012より
ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート2012より 左 Olga Esina、右 橋本 清香
ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート2012より 橋本 清香
ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート2012より
ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート2012より 左 Olga Esina、右 橋本 清香
ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート2012より 中央 Olga Esina、右 橋本 清香
床の疵、トゥシューズは大丈夫だったのか
ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート2012より
グスタフ・クリムト(Gustav Klimt) の特別展が開かれていた
エゴン・シーレ(Egon Schiele) 輪郭線があり、浮世絵(ジャポニズム)の影響が出ている
「叫び」で有名なエドヴァルド・ムンク(Edvard Munch) の明るい絵
二十世紀初めのウィーン市民の食事風景の展示もあり
天井のフレスコ画
肉体美と躍動美の極み(二列目中央近くの良い席が取れた)
開演前のオーケストラ
終演後のオーケストラ席
三回目の訪問
午後10時のウィーン国立劇場
午後3時のウィーン国立劇場とEVの充電スタンド (白い車はTesla)
【追加】孫娘
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oggeti209
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| 店名 |
Hotel Beethoven Buffetfrühstück im Mezzanin
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|---|---|
| ジャンル | その他 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+43) 0158744820 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
オーストリアPapagenogasse 6, 1060 Wien, |
| 営業時間 | |
| 予算(口コミ集計) |
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| 支払い方法 |
カード可 |
| 駐車場 |
有 |
|---|
| 利用シーン |
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|---|---|
| お子様連れ |
子供可 |
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
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SARS (Severe acute respiratory syndrome、重症急性呼吸器症候群) が流行った翌年 (2004)、 香港へ行ったら友人 (日本人)が「oggetiさん、どうしてこの中国広東省で流行ったかご存知ですか?」「香港人の間では、この国の大気汚染が原因で免疫力が衰えていることが原因だと言われています。」とのことでした。
急激な経済発展の歪みがこのような形で現れるのは、日本の新日本窒素肥料(現チッソ)水俣工場による「水俣病」や三井金属鉱業神岡事業所(神岡鉱山)による「イタイイタイ病」、阿賀野川流域の「新潟水俣病」、古くは古河鉱業株式会社(現古河機械金属)による「足尾鉱毒事件」阿賀野川事件と同じ人災なのですが、原因と地域限定がされず全世界に広がるウイルスの怖さは、映画「バイオハザード」https://www.youtube.com/watch?v=Z5JUfEJXIvM や「インフェルノ」https://www.youtube.com/watch?v=UWRsfYrJiXc のようです。
今書いているレビューを読めるのは、PC か iPad などの端末でしかなく多くの食べログレビュアの目に留まりません。結構なことです。もともと "外食" が少ない私ですが、この状況においては過去の下書きや "内食" レビューを載せることになり、これを嫌がる方が多くいらっしゃることも承知しています。
***
昨年六月末のこと。
ウィーン国際空港 (Flughafen Wien-Schwechat) からタクシーに乗って Hotel Beethovenへ向かう。途中トランジットしたフランクフルト国際空港空港内のソーセージ屋で Bratwurst (焼いたソーセージ) と Brötchen (パン) を買い、紙袋に入れてもらいました。これをホテルで開き、ミニバーから stiegl : https://www.stiegl.at/en/beers/classic-beers/original-stieglbock を取り出し、機内で貰ったドライナッツと共にいただき、市内の地図を広げながらゆっくりしていると空の旅の疲れも癒えて俄かに元気になるのですが、ここで夜のウィーンを彷徨ってしまったら免疫力が低下して要らぬウイルスの侵入を許してしまうことになります。クワバラクワバラ。
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