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なんと!あの「ノールドゼー」がアントワープに。 しかも・・・
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グールマン
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| 店名 |
De Noordzee Antwerp
|
|---|---|
| ジャンル | シーフード |
|
予約・ お問い合わせ |
(+32) 032989299 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
ベルギーHandschoenmarkt 17-19-21, 2000 Antwerp |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
¥1,000~¥1,999 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ホームページ | |
| オープン日 |
2018年5月1日 |
| 備考 |
「フランダースの犬」のラストシーンでお馴染みの「聖母大聖堂(ノートルダム大聖堂)」前の広場内に立地。 |
| 初投稿者 |
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前日の夕方にアントワープに入り、今日の午後にはブリュッセルに戻るという慌ただしい今回のアントワープ訪問。
私がアントワープに来る時の密かな(というか、かなりの)楽しみになっている、ダイアモンド取引所が閉まった時のバイヤーたちの大行列。
老いも若きも黒いスーツに身を固め、顔にはもじゃもじゃの顎ひげを蓄え、頭には黒い山高帽、眼鏡をかけている人はなぜか全員が丸眼鏡という古い外国映画のギャングみたいな皆同じ恰好の数百人が駅に向かって道を埋め尽くす様子はまるでタイムスリップしたような世界遺産級の光景だ。
でも今回は到着が遅くなって見ることができなかった。
とても残念だ。
仕事の方は滞りなく終えて、私たちは昨夜火事で焼失したというパリの「ノートルダム寺院」に思いをはせて、ここアントワープの「聖母大聖堂(ノートルダム大聖堂)」にやってきた。
日本人にはあの「フランダースの犬」のルーベンスの絵がある教会というとわかりやすいだろう。
ところが、その教会前の広場でやけに流行っているカフェのような店があった。
近寄ってみると、なんとあの「ノールドゼー」ではないか。
「ノールドゼー」は、ブリュッセルにある今私が最も気に入っている立ち飲み屋で、一昨日も行ったばかり。
https://tabelog.com/rvwr/000638412/rvwdtl/B414244146/#100352343
ちょうど「ランチをどうしようか?」と言っていたところで、「渡りに船」我々は飽きもせずここでランチを摂ることに決めた。
ここは基本的には「魚屋」さん。
店の奥では魚を売っているが、店先にはブリュッセルの立ち飲みと違って、座って楽しめるようになっているので「食事のできるカフェ」のような感じになっている。
今日は、一昨日食べて美味しかった「カニバーガー」の魚版ともいうべき「フィッシュバーガー」(連れは一昨日食べていない「カニバーガー」)と、以前から食べたかった「シュリンプ(スカンピ)のソテー」をオーダーした。
「シュリンプソテー」は鉄板でさっと焼いてワインとパセリを振っただけのシンプルなものだが、中心はまだレアに近いスカンピはとことん甘く、私がこの店で最も好きな「マテ貝のガーリックソテー」に勝るとも劣らない美味しさだった。
車移動なのでワインは飲めなかったが、ドリンク込みでひとり12ユーロ。
ベルギーではリーズナブルなランチだ。
ところで、この広場には「フランダースの犬」にちなんだネロとパトラッシュの彫像がある。
実はこの「フランダースの犬」の物語を地元アントワープに人はほとんど知らない。
イギリス人作家の作品で、ベルギーでは訳本が出版されていなかったためだ。
そのため、元々は漫画のようなネロとパトラッシュが描かれた日本語と英語のメッセージ書かれた小さな石碑があっただけだったのだが、2~3年前に、今アントワープに欧州最大規模のチャイナタウンを建設しようとしている中国人コミュニティーが、アントワープへの中国人観光客誘致のためなのか、トヨタが寄贈したこの石碑を撤去して、新たに漫画とは似ても似つかない現在の彫像を作ってしまった。
今のアントワープにおける中国人と日本人の力関係を端的に示す出来事だ。
また、写真のように「ネロとパトラッシュ」の顔かたちは、漫画を知っている私たちには「ギャグか?」と思うような滑稽なものだが、実はこの彫像、寄贈は中国人でも、製作者はベルギーの若手彫刻家で、この作品は欧州ではとても高く評価されている・・・。
「何これ?」「中国?」と笑って済ませてしまう日本人だけ。
逆に日本のガラパゴス化を示すひとつの例なのかもしれない(涙)
いずれにしても、アントワープにも「ノールドゼー」があるのは驚いた。
どうやら昨年の5月(私が昨年訪れたのは4月)にOPENしたらしい。
アントワープを訪れる楽しみがまたひとつ増えた。