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ベルギー王室御用達最古参の「マリー・ショコラティエ」
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グールマン
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| 店名 |
Mary Royale
|
|---|---|
| ジャンル | チョコレート |
|
予約・ お問い合わせ |
(+32) 22174500 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
ベルギー73 Rue Royale 1000 Brussels |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
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10月半ば、私はコロナ渦の中で仕事上の止むに止まれぬ事情でドイツへと旅立った。
ヨーロッパの中でもCOVID-19に関して優等生のドイツは本来なら入国制限も厳しくないのだが、日本がその優等生であるはずのドイツに対しても他国同様一律の入国制限を敷いているため、それに抗議したドイツは日本人の入国に対しては厳しい隔離措置を維持している。(ドイツ大使館のHP参照)
今回、本来なら私もドイツ入国後14日間の隔離生活を余儀なくされるはずであったが、取引先でもあるベルギーのある機関が私を特別招聘した旨のIDを発行してくれることになり、それによってドイツ入国に際して特例措置が認められることになった(ようだ)。
「ようだ」というのは、私は今回日本人に対する入国規制のないオランダに入国して陸路でドイツに移動、ドイツでは会社所有のマンションに滞在したので、結局「パスポートチェック」を受ける機会が一度もなく、本当にそのIDが有効だったのかどうかわからないままの帰国だったからだ。
さてこの日、オランダに入国した私は空港駅から直接ベルギーのブリュッセルまで列車でやって来た。
先ほどの取引先からその「ID」を受け取るためだ。
***
ベルギーのブリュッセルは日本ではあまり知られていないが、多民族都市でよだれが垂れまくるほどの美食の宝庫。
フライドポテトやムール貝から最新のイノベーティブフュージョンまで何でもある。
EU本部がここブリュッセルにある事から、街も「EUバブル」ともいうべき活況を呈している。
私は毎年ベルギーでの食事を楽しみにしている。
特に様々なB級グルメが味わえるブリュッセルは本当の意味での「食べ歩き」が楽しめる。
また、チョコレートでも有名なベルギーなので、私はいつもここブリュッセルで食べ歩きをしながら、お土産探しと共に滞在中の就寝前に心を鎮めるためのチョコレートを探すのがルーティーンになっている。
ところが、私がブリュッセルに着いたその日、ベルギーでは過去最大の1日あたりのCOVID-19感染者を記録した。
ベルギーは日本の10分の1の人口ながら、この日の感染者が1万人を突破したというからそのインパクトは強烈だった。
到着が夜だったこともあるのでその日私はせっかくの機会にもかかわらずホテルの部屋から一歩も出ず、食事もルームサービスで済ませ、翌日も本来ならドイツのケルンまで列車移動の予定だったが、急遽ドイツ事務所のスタッフに車で迎えに来てもらうことになった。
翌日、私たちは取引先からの「ID」を無事に受け取り、ホテルから一路ドイツへ向かったのだが、その前に一軒だけ寄り道をしてもらった。
その唯一の店がここ「マリー・ショコラティエ」の本店。
今回食べ歩きでチョコレートを探すことができない私は、数あるベルギー国王御用達のショコラティエの中でも最古の部類に入るこの名店を決め打ちで訪れた。
理由は私は総じてここのチョコレートが最も好きだから。
見た目よりも味・・・見た目が悪いわけでないのだが、見た目のインパクトを求めて鮮やかで毒々しい色をあまり使わず、どちらかというとくすんだ色あいの多いここのチョコレートは、ビターからスウィート、カカオ純度の高いものからプラリネまでどれも抜群に美味しい。
まさに「チームブラウン」である。
普段はそれでもより好みのものを求め彷徨い歩くのだが、今回はここで滞在中のチョコも土産用もすべてを買いそろえた。
ちなみに、この「マリー・ショコラティエ」はベルギーでの高評価にもかかわらず日本での知名度が極端に低い。
理由は2つ。
一つは「ゴディバ」や「ヴィタメール」などに比べて日本進出が遅れたから。
もう一つはこの店の商号「MARY」が、日本ではすでに「Mary Chocolate」という別のブランドがあったので、それゆえ数年前に初めて京都・祇園に出店したこの店も、日本では「マダム・ドリュック」(創始者:Mary Dellucの姓から)という別の名を名乗っているから。
それでも現在は東京にも進出を果たし、元々日本人の好みにとても合っていると思われるこの店はこれからますます人気が出てくることだろう。
ただし、日本の「マダム・ドリュック」では、他のショコラティエと同じように、現地の3倍近い値段で売られていることは申し添えておく必要がある。
もしあなたがベルギーに行く機会があれば「どうせ日本でも買えるから」と他の土産に走ることなく現地・ブリュッセルで「大人買い」することをお勧めします(笑)