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俺の金玉蘭広場！ #言いたいだけ。
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こんぬつわ。俺のゴールデンマグノーリア！
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満席時の待合室ではフリーのお菓子とサンザシ茶のサーヴィス。
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おかきとかキューリとか。
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ポップコーンもくれました。
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着席。注文はiPadで。
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鍋底（スープ）は牛肉白湯と麻辣湯に。
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羊肉は二種類。ひとつは「草原羔羊肉」もうひとつは「新西蘭（にゅーじーらんど）羊肉」 ひつじ可愛いよひつじ。#ひつじは俺の嫁。ひつじ大好きだ！
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牛肉とか炸豆衣とかエノキとか牛百叶とか。あ、うずらも！ うずら可愛いようずら。 #うずらは俺の嫁。うずら大好きだ。
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締めの麺は目の前でばっちんはっちんと延ばしてくれる。
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ムササビヒンソー
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
海底撈火鍋店 打浦路店
|
|---|---|
| ジャンル | 四川料理、火鍋 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+86) 2153960357 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
中国上海打浦路1号金玉蘭広場四楼 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
￥2,000～￥2,999 |
| 予算（口コミ集計） |
|
席・設備
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
|---|---|
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | ソファー席あり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| お子様連れ |
子供可（未就学児可） |
| ドレスコード | カジュアル |
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
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…すみません、近くに佳い火鍋屋さん、ありませんか？ 「現金」で決済できるところで
黒竜江省斉々哈爾出身、入社四年目日中ハーフのK小姐が宿のコンセルジュに尋ねている。
何しろ昨今の大陸飲食事情、アリペイ、ウィーチャットペイなど、キャッシュレス決済が「進みすぎて」いて、域内に銀行口座を持たず、地元SMSが授受信出来るスマートフォンを所持していない旅行者の場合、店に入っても（メニューもQRコード読み取りでスマホ経由となり）「頼めない」「払えない」というシャレにならない事態になりかねない。あらかじめ「現ナマで払える店」という付帯条件を口にしなければならぬのが、道理であり、社会通念であり、ワールド・ヴァリュー（世界基準©️副島隆彦）である事、いうを待たぬ。
「あー、それならコチラが人気です。でも人気がありすぎで直前の予約はとれませんので、直接行ってみて下さい」
と、住所と店名、電話番号をサラサラと書いたメモを渡される。
かくしてホテル前で租車（たくしー）を拾ってもらい（コレもベルボーイさんに中国版Uberというべき滴滴出行で呼んでもらった。いやはや）金玉蘭広場なる、なにやらものすごく「大事」で「有難そう」な地名のビル4階にある店に至る。
こんぬつわ、四人でごんす、と、入っていく。
店先が広い待合室になっており、ニッコリ笑った受付係の姐さまが、手持ちのプリンターからぺろぺろっと整理券を出して渡してくる。
「はい、呼び出されるまでそちらにお掛けになってお待ちください。」
示された真剣師用路上将棋台みたいな小さなプラッチック卓の傍らの椅子に腰をおろす。
と、待ってる間コチラをどーぞ、と、おかきだのキューリ、ポップコーンなどが盛られた盆がサンザシ茶とともに運ばれてくる。
卓の下にはダイヤモンドゲームだの雑誌が置いてあり、壁にもゲーム機。
「若いヒト向け」だが、待っている間退屈しないように工夫されている。
待つことしばし、番号凹凸番号どーぞ、という電子合成音のアナウンスがあり、ダイニングに向かう。
四人分のボックスシートが用意されており、傍らにはiPad。
あ、ココも注文はエレキじたてかよ、と、思っていると、「体操のお兄さん」みたいなお仕着せの店員氏が、満面の笑みを浮かべつつ近づいてき、
「ワタシがこちらのテーブルを担当いたします。⚪︎×とお呼び下さい。何かお困りの事があればなんなりと☆」
と、言いながら、アレコレ世話を焼いてくれ、物腰もすごくソフト。
食事中も具の差配、グラスの用意、鍋の煮方、中間でのおしぼり交換など至れり尽くせり。
K小姐曰く
「こんなに優しくされちゃうと大陸じゃないみたいでこわいです」
大陸生活経験の長いKにしてこう言わせ、普段日本で外食の機会が少なくない、飲食店に対し若干（否、かなり）底意地の悪いわたくしが客観的にみても「へえ、やるなあ！ 」と舌を巻くくらい。
こちらの「人あしらい」大したモンである。
具体的な御菜の詳細は別掲のシャシン、ならびにシャシンのコメント欄に当たっていただきたいが、待たせる、注文を取る、勘定（我々はキャッシュだが）といった「物理的な部分」は機械やシステムにまかせ、対面での触れ合いといったメンタルに関わる部分は、ヒトの手で、といった「新しいサービス業のカタチ」にちょっと「目を開かされた」気がした。
地元の人々に人気のある理由がわかる。
こりゃこれからの大衆連鎖料飲店舗における「近未来」なのかもしれないな、と、感じながら、突然、脈絡もなく映画「未来世紀ブラジル」のラストシーンを思い出し、背筋がスッと寒くならない、事もない。