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港島風味在滬。
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青島牌のヴァイスビア。初めて見て、飲んで、出来栄えの良さにびっくり。1㍑缶というミュンヘンMaß規格に合わせているのにも唸る。
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まぁ、ゴリッパ！
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白切雞。ほのかに温かくなっている。
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胡椒牛肉塊。甘辛に走らず実質あり。
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サラダはまあ、女性スタッフの希望につき注文。「お慰み」的な。
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銀芽粉絲（もやしと春雨）老抽と蝦米（干しいび）でざっと含み煮みたいにしているのだが、熱伝導の悪い煲仔で炊いているので汁がよくションでいて良好。もやしの根は当然、抜かれている。
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避風塘的ないび。
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蒜茸粉絲蒸扇貝。これまさに港式街市海鮮。さっきのいびもだけど、ニンニクの使い方が「君臨すれど統治せず」くらいに巧みです。
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#食べログ的に撮るとこうなる。
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チョーシこいてチョイサムをさっと炒めてもらった。いいねえ
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滑蛋蝦仁は粤菜じゃないけど、清湯の含ませ方に港式のデリケートさが再現されているｷｶﾞｼﾏｽ©️KYTﾊﾟｲｾﾝ
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最後に上海らしいもの、という同行スタッフのリクエストにより生煎包。コレは可もなく不可もなく。
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清炒津白。香港の上海料理屋（ってマニアックな！ ）でよく出てくる一品。これもスープの含ませ方にワザあり！
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ムササビヒンソー
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
沙田軒
|
|---|---|
| ジャンル | 中華料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+86) 02162746381 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
中国中國上海水城路555號瑞泰酒店1樓 |
| 交通手段 |
地下鉄2号線「威寧路」駅から徒歩7分 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
￥2,000～￥2,999 |
| 予算（口コミ集計） |
|
| 支払い方法 |
カード可 （VISA） |
席・設備
| 個室 |
有 |
|---|---|
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ロケーション | ホテルのレストラン |
| お子様連れ |
子供可 |
| ドレスコード | カジュアル |
| 初投稿者 |
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近頃大陸、なかんずく上海の街を歩いていると、粤菜（広東料理）の看板を出した料理屋が随分増えたな、と感じる。
それも大陸華南式というより港式（香港風）のそれ。
ヒトと食べるものは、おカネが集まるところに寄ってくる、という経済原則がそうさせているのか、はたまた、おカネを稼ぐようになったこの地の人々が、イニシエのグローバル・シティ・ホンコンの気風を好むのか、よくわからないけれも、店先に焼味（叉焼とか家鴨のローストとか）が蔓下がっている、いかにも粵式でござい、といった風情の店に入り、菜單を開いてみると、アンダー・コントロール・オーヴ・ブリテン後期、李小龍がヌンチャクを振り回し、成龍が酔っ払い、周潤發大哥が楊枝をくわえ、裾の長いコートを引きずりながら、ベレッタ92FSとJMブローニング・ハイパワーを二丁拳銃でブッ放していた頃で、黒社会の劉徳華がスパイとして警察に潜入していたよりチョッと前（って、わかりにくいか、はは）焼臘飯店で、餐館で餐庁で、あるいは街市外れの海鮮料理屋で提供されていた、懐かしい名前の付いた御菜の数々が並んでい、「あの頃」を懐かしむ旅商人、駐在員、港島浪人たちは、つい、「ニヤリ」としてしまう。
コチラもその一軒。
先日逗留した宿の一階部分を間借りしたかたちで入っていて、店先はご案内のようにシャビーな焼臘飯店の佇まい。
なのでナメて入ったら、中は広々としてい、それなりの酒楼じみた立派な内装。
おおっ！ とどよめきつつメニュをめくると
…別掲のシャシンならびにシャシンのコメント欄のようなモノが並んでいて、改めてほほう、となる。
重鎮レビュアー「ジュネーブの林繁盛記」氏（仮 に言わせると「チューカとは湯（スープ、出汁）の料理である」そうであるが、独断をもっていってしまうと、その特長が一番現れているのが粤菜、なかんずく、大陸どころか世界中でもにも存在しない、現地でしか味わえない「香港式広東料理」特に前世紀末前後までのそれに顕著
…ような気がする。
コチラの、というか昨今、上海の粤菜酒楼で提供される皿たちは、その再現度がかなり高い。
今やなかなか渡航に踏ん切りがつかなくなってしまった「かの地」の味わいを惜しむひとたちは、存外、上海をへ巡ってみるのも悪くないかもしれない、と、愚考しない、事もない。
尚、具体的な御菜の印象は、別掲のシャシンないし、シャシンのコメント欄に当たって頂きたい。