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| 店名 |
陈麻婆豆腐 骡马市店(Chenmapo Doufu)
|
|---|---|
| ジャンル | 四川料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+86) 02886754512 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
中国成都青羊区西玉龙街197号 |
| 交通手段 |
地下鉄「骡马市駅」徒歩5分 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
~¥999
※訪問時点の為替レート換算での金額になります。 利用金額分布を見る |
| 禁煙・喫煙 | 全席喫煙可 |
|---|---|
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い |
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| サービス | テイクアウト |
| お子様連れ |
子供可 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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成都の2日目。
この日の夕食は取引先との会食。
先方が手配したのは”予想通り”「陳麻婆豆腐店」だった。
この店舗は「骡马市店」と名が付いていて「本店」は四川博物院近くの店のように紹介されているものが多いが、実はここが発祥であり実質の本店。
成都の人に「『陳麻婆豆腐店』の本店はどこだ?」と聞くとほとんどの人がここだと答える。
実は私はこの店にも何度も(5・6回?)来たことがある。
昼間の会談で「私が一時期成都に長期出張を含め何度も来たことがある」と言ったことで、初めて先方は私が初の成都訪問ではないことを知ったらしいが、知っていればおそらく彼らはこの店にしなかっただろうと思っている。
というのも、成都を訪れて「麻婆豆腐」を食べるのは観光客ばかりで、地元の人が外食で「麻婆豆腐」を食べることはあまりないそうだ。
同じことは「汁なし担担麺」についても言えて、昨日私がログを上げた「洞子口张老二谅粉」でも、地元の人は観光客が食べる小さな器のものではなく大きな器の「涼麺」や「酸辣麺」を食べる。(といってもこれは要するに『汁なし担担麺』なのだが・・・)
あえて言う必要もないかもしれないが、この店の「麻婆豆腐」はとても辛い。
今は支店が東京にもあるので「そんなこと知ってるよ」という人もいるだろう。
でも東京よりは断然に辛い。
ただ、日本の辛い「麻婆豆腐」が概して唐辛子の辛さなのに対して、ここのものは山椒の辛さ、いわゆる「痺れる」のだ。
味だけなら「旨辛」というべき味で、コクと甘みがあってとても美味しい。
だからはじめの2~3口はとても美味しいと思う。
でもそのあと襲ってくる痺れはすでに舌を麻痺させている。
あとは、これからどうやってこの辛さを中和させるかばかり考えることとなる。
他に注文した料理も、一度麻痺した舌と辛さにやられた喉では何を食べても辛く熱く感じるだけ。
水を飲んでもビールを飲んでもまさに焼け石に水。
デザートに甘いものが出てきたときに初めてホッとする。
これがいつも「陳麻婆豆腐店」でのお約束のパターンだった。
でも、不思議なことに7年ぶりの今回はそれほどの痺れは感じなかった。
私の舌が慣れたのか、店が客の嗜好に合わせて山椒を抑えたのかは定かではないが、「鶏肉のピーナッツ炒め」や「白菜の煮込み」といったこの店の料理が初めてじっくり味わえた。
そのうえで感じたのは…、
この店の昔の「麻婆豆腐」か今日食べた「麻婆豆腐」のどちらが本当の「麻婆豆腐」の味かは断言できないが、私は日本の「四川飯店」系の味に慣らされてしまったのか、「やはり本物の味は抜群に美味しい‼」という気にはなれないということだった。
でも成都に行ったなら一度は行くべき美味しい店だと思います。
ちなみに、価格はめちゃくちゃ安いです(『麻婆豆腐(小)』約200円)。