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山岸久朗さんの他のお店の口コミ
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| 店名 |
AKELARE
|
|---|---|
| ジャンル | スペイン料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+34) 943311209 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
スペインPº Padre Orcolaga, 56 - 20008 San Sebastián |
| 営業時間 | |
| 予算(口コミ集計) |
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| 支払い方法 |
カード可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 駐車場 |
有 |
| 利用シーン |
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|---|---|
| ホームページ | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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スペインのバスク地方に、美食都市として地球上に知れ渡っている小さな町がある。サンセバスチャンだ。
しかし実際に行ってみると、宝石のように小さく可憐に輝く町という印象。フランスやイタリアのリゾートのような派手派手しさは皆無だ。
素晴らしいリストランテから、街角のバルまで、大小さまざまな佳店で溢れているが、今回の目的地はここ、そのサンセバスチャンでも最も著名な店、「アケラレ」だ。
ここは、ミシュランの3ツ星を獲得している堂々たる最高級店なので、私は、せめて交通費だけでも節約しようと、町から歩いていくことにした!
とぼとぼと、ビーチをスタート。住宅街の中へ入っていく。相棒はグーグルマップだけ。歩いて10分もすると、山道になってきた。このアケラレは、大海の素晴らしい眺望を売りの1つにしていて、そのため、山の斜面に立っているのだ。しかし、歩くほど、上りの角度が険しくなっていく。あれあれ~、平面的なグーグルマップでは予想GUYだった。「すごいキツい登坂ですが大丈夫デスカ?」的な警告文を出すべきとちゃいますかグーグルさん!しかも、ドライブウェイみたいになっていて、歩いている人気はほぼ皆無、逆に猛スピードの車はぎゅんぎゅん走っていて、やや身の危険も感じつつ。
しかも、その海からの斜面に、海から吹き上げる風が吹きつけるとどうなるか?そう、霧です。どんどん周辺が霧に包まれ、ミルク風味のバスクリンに包まれたように真っ白に。見知らぬ土地で、全身びっしょびしょになりながら、襲われる孤独感と不安感。視界は全くないのだが、「カランカラン」という音と、猛烈なウ〇コ臭で、すぐそばに大型の牛がいることだけはうっすらわかる。
なんとなんと、歩くこと実に1時間半!!!ついにアケラレに到着!!!このとき、オッシャレーなエントランスをくぐった瞬間、外は猛烈なゲリラ豪雨が降り出した!!!たえた!なんてラッキーなんだ。霧と汗で相当びしょびしょであるが、大雨に当たるのとはレベルが違う。
店内は、2層構造になっていた。期待していた、窓の外の、ドカーーンと海が開けた眺望は、すべてミルク色で掻き消されて、何も見えなかった。しかしこれはこれで非常に興味深い。プラス思考というのは便利だ。私は2階席に通された。窓外がこうなら、かえって2階席のほうが見晴らしがよくて気に入った。
メニューは、伝統的なアケラレのコースを楽しむほうか、チャレンジ新メニューかを選べた。私は、SNSでよく見た、牛乳瓶を落として割ったような斬新なデザートを目当てにして行ったのであるが、しかし、伝統コースには入っていないという。初訪問なので、ぜひ伝統のほうから食べたい。そこで、率直に、伝統で、牛乳瓶は食べられないか、と聞いてみたら、快く受け入れてくれた。人はみな愛想がよく、ホスピタリティが素晴らしい。
サンセバは、ワインペアリングが発達していて、どのレストランにも全てあった。ここでもペアリングをオーダー。
お料理は、すべて素晴らしいの一言。ここまで来る価値があるだろう。それはサンセバの街中からという意味ではない、日本から、という意味だ。まさしくミシュラン3つ星の定義にピッタリだ。
帰りに、御大も出てこられて、ミーハーに記念撮影してもらった。日本で、アケラレ出身を売りにしているシェフがいますよ。と話したら、そんな人名は知らないと一蹴された笑
帰りは観念してタクシーを呼んだ。すぐ着いた笑。またサンセバに行くときはぜひ再訪したい。