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高温短時間で焼くチーズケーキは表面が真っ黒、ビターに仕上げたカラメルのような苦味がワインにも合う!
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この大胆な焦げ目こそ元祖バスクチーズケーキ!ホールで焼いてそのまま常温で冷まし熟成させると食べ頃に
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程よい塩気のじゃが芋と干し鱈のトルティージャ2.4ユーロ、ミニサイズのいわしのフライ2尾2ユーロ、小さめビールZURITO(スリート)1.4ユーロ、MOSTO(モスト)1.5ユーロ
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トロッと半熟の焼き加減がたまらない!いわしのトルティージャバゲット添え、バスク名物チャコリ(微炭酸の発泡酒)と共に(2014年7月)
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スプーンが無いと食べられないほどトロットロ!柔らかくとろけるクリーミーな食感、カラメルのような表面の焦げが相性抜群
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翌日に注文したバスクチーズケーキは焼きがしっかり強め、トロトロ部分が少なく形も崩れず綺麗
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世界中の人がヤミツキになるTarta de Queso(チーズケーキ)、1人前2切れボリューム満点で5ユーロ、合わせるのは重すぎない赤ワイン2.5ユーロ
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チーズの酸味や香り控えめで卵のコクが効いたカスタードのような味は、カラメルぽい苦味の表面と重なると焼きプリンのよう、エスプエッソ1.5ユーロと共に
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トロッとクリーミーな断面が最高!カスタードのような素朴な甘味とカラメルのような焦げの苦味が絶妙のコントラスト(2014年7月)
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手前はバルの定番ピンチョス、じゃが芋入りのトルティージャ(オムレツ)、奥はバスクならでは鱈のフリット
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お皿に山盛りで豪快な盛り付けのいわしのフライ、こんがり焼かれた鱈とじゃが芋のトルティージャはバゲットに合う!
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大皿にたっぷりのカタクチイワシの酢漬け、その奥はアンチョビとオリーブ、酢漬けの青唐辛子を組み合わせたバスク名物Gilda(ヒルダ)
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奥にあるレストランよりお手頃なバルメニュー(英語)、上から順に冷製ピンチョス、温製ピンチョス、温かいお料理(1人前サイズ)
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テーブル席のレストランで食べられる伝統バスク料理、左はスペイン語で右はフランス語メニュー
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バルだけでなく奥にはレストランも併設、サンセバスチャンのバル巡りの締めくくり、〆スイーツとして外せない人気店
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ワイン用のブドウ園を表すLa Viñaならでは、風格のある看板にはぶどうの絵が(2014年7月)
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店頭の真ん中に飾られているのは看板メニューのチーズケーキ、1959年から変わらぬ製法で焼かれる老舗の伝統スイーツ
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(参考:Pasteleria Otaeguiさん)手前がTarta de queso3.5ユーロ、ふわっと軽い舌触りだけどしっかり濃厚なチーズケーキ、重厚でコク深くサッパリ程よい酸味が絶妙
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(参考:Bar Sportさん)普通のベイクドチーズケーキに見えるけど、ホロホロ崩れてまったりクリーミーなチーズのコク深さ
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(参考:Bar Sportさん)一般的なバスク風チーズケーキに比べ焦がし過ぎない表面、濃厚だけど甘過ぎない絶妙の味わい
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5年ぶりのスペイン旅行、美味しいピンチョスとお酒を求めて
2度目のサンセバスチャン=ドノスティアへ。
世界的に有名な美食の街ならでは、人気バルをハシゴしながら楽しめます。
まずは、飛行機でビルバオの空港へ。
ランチは、ビルバオを代表する人気バル、
La Viña del Ensanche(ラ・ビーニャ・デル・エンサンチェ)さんと
El Globoさんの2軒をハシゴ。
ビルバオからバスに乗ること1時間少々、
サン・セバスチャンに到着し、夜はBar SportさんとGandariasさんをハシゴ。
2日目のランチ、1軒目はAtari Gastroteka(アタリ・ガストロテカ)さんで
注文後に調理される黒板メニューを堪能。
2軒目は、創作ピンチョス発祥の老舗Bar BERGARA(ベルガラ)さんで
凝ったピンチョスの数々に唸りました。
さらに地元の老舗菓子店Pasteleria Otaegui(パステレリア・オタエギ)さんで
郷土菓子Pantxineta(パンチネータ)や
軽やかな口溶けの極上チーズケーキに悶絶。
ランチで2軒ハシゴしスイーツもガッツリ食べましたが、夜も何とか2軒ハシゴ。
1軒目のLa Cuchara de San Telmo(ラ・クチャラ・デ・サン・テルモ)さんでは
金曜夜の恐ろしい混み具合に怯みつつ
狙っていた子豚の丸焼きやタコのグリル、ココチャ(鱈のあご肉)を無事注文。
かなり満腹だけど〆スイーツは外せない!
というわけで2軒目は、バスクチーズケーキ発祥のお店と言われるLa Viñaさんへ。
こちらも5年前にもお邪魔したリピート店。
金曜の21時半頃でしたが、カウンターが空いておりスムーズに場所を確保。
ギュウギュウの満員電車のような
La Cuchara de San Telmoさんの後に来ると、天国のように平和で穏やかです。
2019年4月に内部を改装されたらしく
程よい広さもあって明るい雰囲気です。
夜遅いと売り切れになる?と心配でしたが
奥の棚には、型に入ったままのチーズケーキがズラリと並んでいて一安心。
ちなみに常温で冷まし寝かせた物を食べるので(熟成しないと本来の味が出ないそう)
棚にあるからOKと言う訳ではない様子。
とはいえ、混んでいる時期には焼き上がった物をすぐ提供する場合もあるようで
まあ、この辺はアバウトなのかな?
日本でもコンビニでブームとなり、専門店までOPENした「バスクチーズケーキ」。
高温・短時間で焼くチーズケーキは
表面は真っ黒に近い焦がし具合で、中はクリーミーで濃厚な味わいが特徴。
なめらかなレアチーズケーキと
香ばしいベイクドチーズの、いいとこどりのような美味しさが楽しめます。
「バスクチーズケーキ」と呼ぶのは日本式らしく、現地での呼び方は
普通にTarta de Queso(チーズケーキ)。
店内でお酒と共に楽しむのはもちろん、
専用ケースに入れてもらって、テイクアウトするお客様も意外に多かったです。
バスクチーズケーキが有名とはいえ
バルなので、カウンターには定番のピンチョスもズラリ。
スタッフさんの人数も多く余裕があるのか
お料理を1品ずつ指差しながら、日本語も交えてフレンドリーに紹介してくれます。
巨大なトルティージャ(オムレツ)は「ジャガイモ」「ジャガイモとタラ」、
鍋に入ったトマトソース煮込みは、
アルボンディガス「ニクダンゴ」。
ツナマヨは「マグロ」と日本語も完璧。
大皿に盛り付けたいわしのマリネや、いわしのフライもお皿に山盛りで迫力満点!
せっかくなので軽くピンチョスとお酒を。
(2019年11月レート、1ユーロ120円で計算)
■トルティージャ(鱈とじゃが芋) 2.4ユーロ(288円)
具がゴロゴロ入った巨大なオムレツ。
表面はこんがり焼かれて香ばしく、ふっくら分厚~い!
さいの目切りのじゃが芋と干し鱈の優しい塩気が、卵とめっちゃ合う♪
バゲットに乗せて食べると最高です。
5年前にも「いわしのトルティージャ」を食べましたが、その時はもう少し
中がトロトロ半熟だったような気が・・
時間帯や作り手によって変わるのかな?
■いわしのフライ(1人前2尾)2ユーロ(240円)
やっぱり目の前に山積みだと、食べたくなりますよね?
小ぶりの開いたいわしにしっとり薄い衣。
日本で食べる「いわしの天ぷら」みたいで、馴染みのある味にホッとします。
お料理と共にいただいたドリンクは
■ZURITO(スリート)1.4ユーロ(168円)
ハシゴ酒に便利な小さめサイズのビール、ZURITO(スリート)。
(通常のビールはCERVEZA:セルベッサ)
量は少なめでも味はしっかりコクがあり
ビールでお腹が膨れ過ぎないので、お料理を色々楽しめます。
■MOSTO(モスト)1.5ユーロ(180円)
アルコールが苦手な方にお薦めなのが
ノンアルコールの圧縮ぶどうジュース、MOST(モスト)。
ワインを作る前の糖度の高いぶどう果汁を使うので、トロリとコクのある甘味。
氷を浮かべひんやりスッキリ味わえます。
■赤ワイン 2.5ユーロ(300円)
スッキリとフルーティな口当たり。
重すぎないので、お料理はもちろんチーズケーキと合わせても違和感なし。
さて、いよいよ真打ちのチーズケーキを!
1人前2切れがお皿に盛り付けられ、添えられたスプーンでいただきます。
■チーズケーキ(2切れ)5ユーロ(600円)
わぁ、美味しそう!見るからにトロットロ。
早速スプーンですくってパクリ・・
おぉ、何これ!まさに新食感!
柔らかくて口の中でトロッととろける~
リッチなコクがありつつも、飲めそうなくらいになめらかでクリーミー。
もうスプーンじゃないと食べられないほど。
カットした断面に、後からクリーム部分をかけているようなトロトロ具合なので
盛り付けも豪快(かなり崩れ気味)。
でもこのトロトロの半レア感がイイ♪
焼いているのに半熟?半生?に近い、ムースみたいな驚きの食感。
(変な生焼けではないのでご安心を)
味はチーズの酸味や香りは意外に控えめ。
代わりに卵のコクがけっこう強く、カスタードを思わせる素朴な甘味。
大胆に焦がした表面は、こんがり香ばしくほんのり独特の苦味が。
ビターに仕上げたカラメルみたいな?
カスタード風の生地と重なると、どこか焼きプリンみたいな虜になる組み合わせ。
もうスプーンを進める手が止まりません!
濃厚なんだけど、あっさり軽やか。
これは満腹でもスルッと食べてまうわ・・
今まで食べたどのチーズケーキとも違う
クリームのようにレアな生地と、焦げの風味のコントラストにハマります。
この食感といい、お酒に合わせたくなる程よいコクといい
世界中の人がヤミツキになるのも納得!
ボリュームの割に、1人前2切れで5ユーロいう安さにも驚き。
あまりに美味しくて翌日お昼にも再訪。
今回は見た目でも分かる通り、初日に比べて生地のトロトロ具合は控えめ。
形が保てる硬さなので盛り付けも綺麗。
初日はスプーンですくう感じでしたが
トロトロのクリーム部分は少なく、しっとりレアチーズケーキのような固まり具合で
スプーンでカットしつついただきました。
しっかりと焼かれているだけあって
初日よりも表面の焦げも強く、香ばしい苦味が効いています。
表面は真っ黒だけど側面はほどほど、底は焦げていなくて苦味なし。
トロトロ、とまではいかないけど
相変わらずなめらかでクリーミー、卵のコクとナチュラルなチーズの風味が優しい♪
同じお店の同じチーズケーキだけど
わずかな焼き具合の差で、液状のクリーム部分や食感にかなり違いが出るんですね。
どっちにしろ美味しいから好みの問題?
個人的には、液状のトロトロした部分が多い方が好みかな~
ちなみに、チーズケーキのお供には
エスプレッソや赤ワインを合わせてみましたが、個人的には前者の方が好み。
甘さ控えめなので赤ワインも合うけど
やっぱり苦味がキリリと効いた、濃いめのエスプレッソが相性抜群でした。
今回は「バスクチーズケーキ」を3軒食べ比べできたので
お店によってかなり違いがある事も発見。
Bar Sportさんのチーズケーキは
表面をあまり焦がし過ぎず苦味控えめ、チーズの酸味や風味も上品でマイルド。
だけどずっしり重厚、まったり芳醇なコク。
クリーミーだけどトロトロよりは少し固め。
老舗のスイーツ店、Pasteleria Otaegui(パステレリア・オタエギ)さんは
チーズの風味はしっかり濃厚ながら
ふわっとムースみたいに軽くエアリーで、口の中でホロホロ崩れる柔らかさ。
コクもあるけど程よい酸味で口溶け軽やか。
そして、La Viñaさんは表面の焦がし具合が1番大胆で苦味がしっかり。
同時にトロトロのクリーミーな舌触りと
濃厚でコク深い味わいも1番強く、味も食感もインパクトがとにかく強い!
1959年の創業以来、変わらぬ素材・変わらぬ製法で焼き上げているそうで
伝統のチーズケーキの貫禄を感じます。
どのお店も三者三様の良さがありますね。
「チーズ感」を期待しすぎるとアレですが
プリンやクレームブリュレが好きな方、クリームチーズ好きな方はハマるはず♪
何よりとろける食感と大胆な焦がし具合は
元祖バスクチーズケーキならでは、バル巡りの締めくくりにお勧めの名店です。
ごちそうさまでした!