無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
ドノスティア⑦素朴なバスク郷土菓子Pantxineta、軽やかチーズケーキも絶品!
手前がTarta de queso3.5ユーロ、ふわっと軽い舌触りだけどしっかり濃厚なチーズケーキ、重厚でコク深くサッパリ程よい酸味が絶妙
手前がバスクの郷土菓子Pantxineta(パンチネータ)3ユーロ、サクッと香ばしいパイ生地での中はあっさり軽いカスタード、表面には香り高いローストアーモンドが
白地に青い文字やリボンが可愛い!シンプルだけど気品のあるパッケージ
奥にあるのが手作り感溢れるチーズケーキTarta de queso、チーズの風味が豊かで口の中でホロホロ崩れるエアリーな食感
上段にはクロワッサン風のパンなども、最下段がPasteleria Otaegui発祥のお菓子Pantxineta(パンチネータ)
クッキーなどの焼き菓子からパン、シュークリームやミニサイズのエクレアなど街のお菓子屋さんらしい素朴なラインナップ
口コミが参考になったらフォローしよう
ぱりそら
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
ぱりそらさんの他のお店の口コミ
PIZZA TIMEWARP ∈ LACERBA(大阪、西梅田、梅田 / イタリアン)
Bistro Mons(福島(JR西日本)、新福島、野田(阪神) / フレンチ)
pasta stand(中津(阪急)、大阪、大阪梅田(阪急) / イタリアン、パスタ、ピザ)
パティスリー GIN NO MORI(大阪、梅田、大阪梅田(阪急) / 洋菓子)
PIERRE MARCOLINI(大阪、梅田、大阪梅田(阪急) / チョコレート、カフェ、洋菓子)
ヴィンカ ロゼア(新福島、福島(阪神)、中之島 / イタリアン、パスタ)
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
| 店名 |
Pasteleria Otaegui
|
|---|---|
| ジャンル | ケーキ、チョコレート、洋菓子 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+34) 943425606 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
スペインNarrika Kalea 15 Donostia 20003 España |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 個室 |
無 |
|---|
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
5年ぶりのスペイン旅行、美味しいピンチョスとお酒を求めて
2度目のサンセバスチャン=ドノスティアへ。
世界的に有名な美食の街ならでは、人気バルをハシゴしながら楽しめます。
まずは、飛行機でビルバオの空港へ。
ランチは、ビルバオを代表する人気バル、
La Viña del Ensanche(ラ・ビーニャ・デル・エンサンチェ)さんと
El Globoさんの2軒をハシゴ。
ビルバオからバスに乗ること1時間少々、
サン・セバスチャンに到着し、夜はBar SportさんとGandariasさんをハシゴ。
2日目のランチ、1軒目はAtari Gastroteka(アタリ・ガストロテカ)さんで
注文後に調理される黒板メニューを堪能。
2軒目は、創作ピンチョス発祥の老舗Bar BERGARA(ベルガラ)さんで
凝ったピンチョスの数々に唸りました。
さて、バル巡りがメインとなるサン・セバスチャンですが
やっぱり試してみたいのが地元スイーツ。
日本でもブームのバスクチーズケーキは
5年前にお邪魔した(今回も再訪)、La Viñaさんが発祥と言われています。
初日にBar Sportさんでもいただきましたが、バルのチーズケーキだけではなく
街の人気スイーツ店も試してみたい!
そこでお邪魔したのが、「Pasteleria Otaegui(パステレリア・オタエギ)」さん。
サン・セバスチャンに5店舗を展開し
創業は1886年、スペイン王室御用達だった事もあるという老舗店です。
バスク地方で名物の郷土菓子、
「Pantxineta(パンチネータ)」というお菓子を生み出したお店としても有名。
日本では聞き慣れないこのお菓子、
パイ生地でレモン風味のカスタードを挟み、アーモンドを散らしたクリームパイです。
もちろんチーズケーキも取り扱っていて
2点をテイクアウトし食べてみる事に。
注文すると、カットしたケーキを台紙に乗せ包装紙で包み青いリボンをクルリ。
白×青のシンプルな包みで可愛いけど
日本のように箱に入れて固定して・・とは違うので要注意。
持ち帰る際、真っすぐにキープできず
チーズケーキの一部が、Pantxineta(パンチネータ)の上に乗っかる無残な状態に。
見た目がごちゃ混ぜ・・ガーン!
できる限り元の状態に近づけて、台紙ごとお皿に盛り付け
まずは郷土菓子からいただきました。
(2019年11月レート、1ユーロ120円で計算)
■Pantxineta(パンチネータ)1切れ3ユーロ(360円)
いわゆる、カスタードクリームパイ。
お客様のほぼ全員が、次々と購入していくスペシャリテ。
サクサクッと香ばしいパイ生地で
カスタードをはさみ、表面は砕いたローストアーモンドがぎっしり覆っています。
パイ生地はバターの香りというよりは
また別のオイルを使っているような、独特のしっとり感。
ちょっとベタッと重さのある風味。
カスタードは、日本に比べると色白。
モロモロした口当たりで、味もカスタードと言うよりミルククリームっぽい?
レモンが使われているそうですが
あまりレモンの酸味は感じず、甘さ控えめ&あっさり軽いクリームです。
ふちの部分はほぼパイ生地だけなので
ちょっと単調で重い・・カリカリと香り高いスペイン産アーモンドに救われました。
日本やパリのスイーツに比べると素朴だけど、素材を活かした優しい味は
地元に根付いた郷土菓子ならでは。
個人的には1回食べれば満足かな~
■Tarta de queso(チーズケーキ)1切れ3.5ユーロ(420円)
見た目はかなりボロッと崩れたけど
このチーズケーキ、驚きの美味しさ~!
ふわっとムースのような軽い舌触りで、口の中でホロホロ崩れる柔らかさ。
それでもチーズの風味はしっかり濃厚。
トロトロなめらか~というよりは、ふわっと淡くほどける繊細でエアリーな食感。
台紙に油がかなりしみ出していたので
チーズやバター?がどっさり使われていそうな、重厚でコクのある味わい。
なのに程よい酸味のおかげでサッパリ、
口当たりも軽く意外にペロリ・・なんて危険でハマるチーズケーキ!
日本でも話題の「バスクチーズケーキ」は
高温・短時間で焼くことで
表面は真っ黒に近い焦がし具合、中はトロトロ半熟で濃厚な味わいが特徴。
それに比べて、こちらのチーズケーキは表面に焦げや苦味はほぼ無く
生地全体に一体感があり口溶け軽やか。
(その分崩れやすいので運ぶ際は要注意)
これまで食べた数々のチーズケーキの中でも、食感といい味わいといい理想的♪
ありそうで無かった桁違いの美味しさに
何だかちょっと感動するレベルでした。
このチーズケーキに出会えただけでも、地元のスイーツ店を試して良かった!
他にガトーバスク(スペイン語ではパステル・バスコ)も人気だし
バル巡りの合間に、ぜひお勧めの1軒です。
ごちそうさまでした!