不思議ちゃん : L'Arpége

この口コミは、タケマシュランさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

3.5

¥40,000~¥49,9991人訪問時点の為替レート換算での金額になります。
  • 料理・味-
  • サービス-
  • 雰囲気-
  • CP-
  • 酒・ドリンク-
2019/05訪問1回目

3.5

  • 料理・味-
  • サービス-
  • 雰囲気-
  • CP-
  • 酒・ドリンク-
¥40,000~¥49,9991人訪問時点の為替レート換算での金額になります。

不思議ちゃん

シェフのアラン・パッサール(AlainPassard)は14歳で料理の道に入り、アラン・サンドランス(AlainSenderens、超有名3ツ星シェフ)などに師事。かつては肉料理に夢中でしたが、21世紀より野菜料理に傾倒。現在は自家農園を中心としたエコシステムを活用しており、それにまつわる子供向けの絵本まで出版しています。

アラン・サンドランスより譲り受けたレストランを「L'Arpege(ラルページュ)」として改変。アンヴァリッド地区ロダン美術館のすぐ近くにあります。ミシュラン3ツ星。

メインダイニングは地上階なのですが、外国人客は全員が地下のカーブのような空間へのご案内。恐らく英語に達者なスタッフを集中的にアサインするためでしょう。韓国2テーブル、日本2テーブル、アメリカ1テーブルと不思議な連合軍の完成です。

ワインは絶対額も値付けも高い。最も安いシャンパーニュでも150ユーロ〜と強気の価格設定です。選んだ1本はコチラ。黒ブドウ主体でボリューム感があり、気泡が滑らかなのが印象的。

アミューズは野菜のタルト。ビーツとセロリと何だっけ?軽い味わいで食事をスロースタートさせてくれます。

食事は昼夜同じメニューであり、9皿420ユーロと非常に高額。アラカルトでも前菜は100ユーロ、メインは200ユーロ前後とかなりの高級店です。野菜のみのフルコースがあるのはシェフの矜持といったところでしょうか。

アミューズにしてスペシャリテの卵が登場。ほんのりと温かい卵にシェリービネガーで酸味を与え、メープルシロップで優しい甘味を付与。シンプルですが実に旨い。大した素材を使わずともしっかりと美味しい。これが、料理だ。

パン・ド・カンパーニュに有塩バター。正攻法の味わいで美味しいのですが、1種のみというのは少し寂しい。もう少しバラエティ豊かに楽しみたかったです。

ところで、先の卵を食べ終わってから皿出しがストップしてしまい、30分近く間隔が空いてしまいました。これが高い費用対効果を誇るてんてこまいなビストロであれば許容できるのですが、多くのスタッフを抱えた超高級3ツ星店としてはアウト。

待ちに待った前菜。スペシャリテの野菜のラヴィオリです。が、これは全然美味しくないですね。土臭さの残るハーブティーのような液体に、旨味に乏しい餃子がチラホラ浮かんでいるだけです。「えびすの安兵衛」の水餃子のほうが10倍美味しい。これで1皿1万円というのは高杉晋作です。

テンポは悪いしメシは不味いしバカ高いしでブチ切れそうになっていたところ、「サプライズです」と、注文していない料理が供されました。おお、これもスペシャリテのビーツのタルタルではないか。他のテーブルのアラカルト客には提供されていなかったので、恐らく注文量(≒支払金額)に拠って「サプライズ」の大小が変化するのでしょう。

なるほど野菜料理に心酔するだけあって高クオリティ。素材の濃い味に上品な味付け、卵を加えた味覚の変遷など、ビーツの料理としては最高峰の味わいに心がほぐれる。ゲンキンな漢である。

スタッフたちがニヤニヤと嬉しそうに盛りつけ前の料理をプレゼンテーション。見て下さいこの量を。奥のオマールが連れのメイン、手前の鳩&仔羊が私のメインです。規格外のボリューム感に周囲のテーブルの視線が集中します。

「シェフのニュー・クリエイションです!」と、アラカルトメニューの説明の際、スタッフが半分笑っていたので毒を食らわば皿までと注文。ラムと鳩を一体化させて調理させた(写真の骨付きがラム、濃い赤が鳩)料理。調味は悪くないのですが、ラムと鳩の火入れの頂点は異なるはずであり、どうにもどっち付かずな調理という印象。死ぬほど別々に食べたい。まあこれは、シェフの悪ノリに付き合った客にも責任があります。

連れのオマールが激しい。先のプレゼンテーションは見せる用かと思いきや、本当にそのまま1匹を持ってきました。成人男性の前腕ほどのサイズ感。一口どころか3分の1ほど頂きましたが、味もきちんと良いのが凄いですね。肉のような食感にエビの乳の風味を聞かせたソース。付け合せのキノコや豆。どれをとっても一級品です。二郎系の盛り付けではあるが素晴らしく美味しい。日本で出すには勇気の要る料理でしょう。これで1皿210ユーロというのは割安かもしれません。

オマールで腹がパンパンに膨れたので(何という幸せ!)デザートはパス。小菓子を幾つか頂いてフィニッシュです。

お会計はひとりあたり4.5万円。割安なランチメニューを設けていないことを考慮に入れ、特大のオマールまで食べたことを考えると、そう悪くはない価格設定のような気がしました。空間づくりは至って普通のレストランであり、料理についても野菜に傾倒など若干不思議ちゃんの気があるため好みが別れるかもしれません。食事の機会が限られる旅行者としてはセカンドグループとしての位置づけでどうぞ。

■写真付きのブログはコチラ→ https://www.takemachelin.com/2019/05/larpege7.html

  • L'Arpége -
  • L'Arpége -
  • L'Arpége -
  • L'Arpége -
  • L'Arpége -
  • L'Arpége -
  • L'Arpége -
  • L'Arpége -
  • L'Arpége -
  • L'Arpége -
  • L'Arpége -
  • L'Arpége -
  • {"count_target":".js-result-Review-102142811 .js-count","target":".js-like-button-Review-102142811","content_type":"Review","content_id":102142811,"voted_flag":false,"count":12,"user_status":"","blocked":false}

口コミが参考になったらフォローしよう

タケマシュラン

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する

タケマシュランさんの他のお店の口コミ

タケマシュランさんの口コミ一覧(6412件)を見る

この店舗の関係者の方へ

ユーザーから投稿された口コミに対して、お店側からお礼や情報追加などの返信を行ってみませんか?

店舗情報(詳細)

「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら

店舗基本情報

店名
L'Arpége
ジャンル フレンチ
予約・
お問い合わせ

(+33) 147050906

予約可否
住所

フランス84 Rue de Varenne, 75007, Paris

交通手段

最寄駅:メトロ Varenne駅

営業時間
  • ■営業時間
    ランチ
    12:00~14:30
    ディナー
    19:30~22:30

    ■定休日
    土曜日・日曜日

営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

予算(口コミ集計)
¥20,000~¥29,999

※訪問時点の為替レート換算での金額になります。 利用金額分布を見る

支払い方法

カード可

(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)

QRコード決済不可

席・設備

禁煙・喫煙 全席禁煙

メニュー

料理

野菜料理にこだわる

特徴・関連情報

利用シーン

家族・子供と デート

こんな時によく使われます。

ドレスコード

スマートカジュアル

ホームページ

http://www.alain-passard.com

初投稿者

自称独り者グルメ自称独り者グルメ(13152)

最近の編集者

編集履歴を詳しく見る

ブログに店舗情報を貼る

食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!

従来の問い合わせフォームから問い合わせる レストラン情報編集のガイドライン

周辺のお店ランキング

パリ×フレンチのランキング(点数の高いお店)です。

  • 1 Restaurant KEI - 料理写真:やっぱり、鮮烈な印象を残すのは、小林シェフの名声を高めた一皿と言える「アシェット・レギューム」。
「たかがサラダ」に、何故これほどに魅了されるのか…

    Restaurant KEI (フレンチ)

    3.70

  • 2 Bouillon CHARTIER - 料理写真:

    Bouillon CHARTIER (フレンチ)

    3.26

  • 3 Epicure - 料理写真:

    Epicure (フレンチ)

    3.24

  • 4 L'AMBROISIE - ドリンク写真:

    L'AMBROISIE (フレンチ)

    3.21

  • 5 L'Arpége - 料理写真:

    L'Arpége (フレンチ)

    3.19

食べログ限定企画