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Bucketlist最高位、唯一無二のホスピタリティーを誇るフレンチキュイジーヌの頂点
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maestro_masarucci
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| 店名 |
Epicure
|
|---|---|
| ジャンル | フレンチ |
|
予約・ お問い合わせ |
(+33) 0153434340 |
| 予約可否 |
完全予約制 予約日前日に予約の変更がないことを電話する。 |
| 住所 |
フランス112, rue du Faubourg Saint-Honoré, 75008 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 電子マネー不可 |
| 駐車場 |
無 |
|---|---|
| 空間・設備 | 落ち着いた空間 |
| ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
|---|
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | ホテルのレストラン |
| サービス | お祝い・サプライズ可、ソムリエがいる |
| お子様連れ |
子供可 可 |
| ドレスコード | 朝食はドレスコードなし |
| ホームページ |
http://www.lebristolparis.com/fr/restaurants-et-bars/epicure/ |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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私は「フレンチキュイジーヌ」が大好きです。
フランス共和国大統領官邸であるエリーゼ宮殿近くにあるLe Bristolは五つ星の上である「パラス」に格付けされる究極のホテル。
そしてメインダイニングもミシュラン三つ星に格付けされた宝物のような空間「EPICURE」
さて、ホテルのホスピタリティで重要なことは何か。
昨今、日本も外資系ホテルブランドのオペレーションによる豪華絢爛なホテルがラグジュアリーの代名詞になろうとしているが、中には威圧的で品のないブランド感が横行しているように思う。
私の友人の外国人セレブリティたちに圧倒的に支持されているのは虎ノ門のホテルオークラだが、木をふんだんに取り入れて和の文化を大切にした設えが人の心に安らぎを与えるからだ言う。金銀キラキラの悪趣味な造りとは大違いだ。従業員のサービスも自ずと自然体でゲストに寄り添った心のこもったものになっているのも大きい。
わかりやすく言えば、夏休みにおばあちゃんの家にお泊まりしたときのような暖かい寛ぎがあるということだ。
そして「パラス」に格付けされたLe Bristolはそのホスピタリティ文化の頂点だと断言できる。
まずはホテルのアイコンである「ファラオ」という猫。フロントにいたりコンシェルジュに至り、はたまたダイニングのエントランスにいたり。ホテル従業員とゲストに愛され、Le Bristolの心地よさを現す存在となっている。
そしてゲストルームのドアノブにかける「Don’t Disturb」のカードが「ファラオ」の顔になっている。このすばらしいセンスがLe Bristolのホスピタリティのレベルの高さを物語っている。
ゲストルームにはシャンパンとバラの花が置かれていた。
それでは本題のメインダイニングルーム「Epicure」の話題に移ろう。
五つ星の上である「パラス」のメインダイニングルームにしてミシュラン三つ星に格付けされた「EPICURE」
空間すべての調度品は言わずもがな気品とセンスに溢れる。
キュイジニエ、メートル・ドテル、ギャルソンのすべてが完璧であることはもちろんである。
しかし、学生時代に通った定食屋のような心地よさを兼ね備えている。
そう、そこには「うちは一流の店です」と言わんばかりの「上から目線の威圧感」が全くないのだ。
メートル・ドテルと交わす会話は「今日は1日どうされてましたか?何を召し上がりたいご気分ですか?」
という会話から始まる。そしてそのコミュニケーションによってメニューが組まれ、その内容はメートル・ドテルの黒革の手帳にアーカイブされる。
5年も通うと、それぞれのゲストのライフスタイルや家族・仲間を含めた時間軸をしっかり把握してくれるのだ。
今回のメニューはアミューズのあと、
アントレは二つをシェア。
*ソローニュ産キャビア 燻製コダラ風味のラット種じゃがいのムース サワークリーム入りそば粉のクリスピーと
*西洋ネギ<イール・ド・フランス産> 海苔入りバターとグリルに<パールブラン種>牡蠣のタルタル ワケギとレモン
ポワソンは
*天然スズキのアンクルート・ド・セル(岩塩包み焼き)ヴァドゥヴァン風味、ムール貝の汁で調理したフェンネル
メインは
*ブレス産雛鳥 ヴァン・ジョーヌ風味の胸肉、ザリガニ、アバのロワイヤル
もも肉、西洋ネギとジャガイモのブイヨン仕立て トリュフ風味
胸肉と腿肉をそれぞれ違う楽しみ方でいただけるすばらしい料理
メートル・ドテルがワゴンで手際よくデクパージュするのも至高のホスピタリティです
デゼールは二つをシェア。
*モントン産レモンをリモンチェッロとシャーベットに 洋梨とレモンコンフィ風味で
*青リンゴ メレンゲ風シェル仕立てに ギリシャヨーグルトの泡だてソースを添えて
グラスシャンパン、グラス白(リースリング)ワイン、
赤ワインはChâteau Calon Ségur 2004, Saint-Estèpheを選び、
シメて1144ユーロ也(約13万7千円)
これが高いか安いか…
それはそこで買ったものが何かによると思う。
私が買ったのは美味しい料理と卓越したホスピタリティだけではない。
そう、人生の夢とビジョン、そして長く生きたいという心にみなぎるパワーも買ったのだ。
私のBucketlistの最高位に位置付けたのだから。
必ずまた帰ってきたいと誓った世界一のレストランだ。
さて、ディナーを終えてゲストルームに戻ると、シャンパンに添えられていたローズが
Bedにローズのセレブレーション、さらにバスタブにもお湯が貼られてそこにもローズのセレブレーション。
サイドテーブルのシャンパンを飲むこともなく撃沈した。
最後まで読んでいただき感謝です!
Peace on Earth,
masarucci