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| 店名 |
Bouillon CHARTIER(ブイヨン シャルティエ)
|
|---|---|
| ジャンル | フレンチ |
| お問い合わせ |
(+33) 0147708629 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 |
フランス7 rue du Faubourg Montmartre 75009 Paris |
| 交通手段 |
地下鉄最寄駅GRANDS BOULEVARDS(8番、9番線) |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
¥3,000~¥3,999
¥2,000~¥2,999
※訪問時点の為替レート換算での金額になります。 利用金額分布を見る |
| 支払い方法 |
カード可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 貸切 |
不可 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | オシャレな空間 |
| ドリンク | ワインあり |
|---|
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ホームページ | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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今回パリの宿は二箇所
そのうちのひとつがオペラガルニエから数駅のグラン・ブルーバール
ホテルから程近い場所にあったのがシャルティエである
18:30
フランスにいてもPUBでスタウトを飲んでから店に向かった
ほぼ満席に近い店内は活気に満ち溢れている
古い映画にも登場した老舗大衆食堂
このお店は相席が基本
ギャルソンが案内してくれたテーブルは英語が堪能な女性が一人
そして品のあるドイツ人男性達が後から案内された
二人はカップルかもしれない
ハウスワインを注文するとハーフで€8.6-なら€12でフルボトルがいいだろうと言う
それもそうだとギャルソンに従う
ギャルソンは紙のテーブルクロスにオーダーと料金を記載して厨房に向かう
互いの誤解が生じないようにするこの店のルールである
そうそうもう一つ
バゲットはテーブルセンターにどーんと置かれる
各人でシェアするのが基本ということを忘れないでほしい
自分のほうに引き寄せれば取って渡す義務が生ずるという話
それをきっかけに声をかけるのも旅先の思い出になるだろう
特徴の一つは注文後料理の登場まで時間がかからない
人気商品は調理を済ませてオーダー待ちしていると思う
ワインはいたってカジュアルなボルドーの赤
ウッディな味わいを含み
デキャンティングしたらもう少し開きそうなブラックベリーのつぼみのような味がする
前菜はエスカルゴ
そう言うと美味しそうだが僕のメニューにはしっかりsnails(スネルス)の表記が
英語にするとなんとも無粋な響きに変る食べ物
ガーリックバターベースのグリーンソースにバゲットをつけて味わう
ガーリックトーストのようでバゲットがしっとりする
程よい塩分と旨みでワインとバゲットをよんだ
エスカルゴ自体は小粒で少しだけぬるりとする
つぶ貝のような歯ごたえ
失敗の少ない前菜と言うのも納得の話
メインは豚足のグリル
このオーダーは珍しいらしくギャルソンにも「豚の足でいいのか?」と聞かれた
味を付けた豚足にパン粉をまぶし焼いた一品
節を処理しているから綺麗に二つに割れてとても食べやすい
表面かりっと中はふにゅっと
福岡の焼き豚足を思い出すが
あちらと違ってカトラリーで上手に食べれるから便利
丁寧に骨の周りをしゃぶり脇の皿に置いてゆく
心地よい酔いもあり
ちょっとしたゲームをしているようだった
メインに付いてくるフレンチフライ(フランスではポムフリットかな)
これがさくっとして美味しい
いいタイミングだったのだろう作り置きしていない感じがする
それから油も新鮮だったのだろう
僕はこのお店を気に入ったしコストパフォーマンスもいいと思う
これだけ食べて呑んで€32-
ちゃんとしたレストランのメイン一皿よりはるかに安い
ポーションが少ないという人もいるけれど
日本人には丁度いいサイズで一通り食べきれる分量だ
ワイン一本はさすがに僕くらいのものだろうけど(笑)
もう一つ
カード社会に伴いチップ込みの会計が殆どで
昔のような「チップを弾む接客」が見られなくなった寂しさもあるが
このお店に関しては昔から大衆がメイン
チップに関係なくギャルソンの対応が良く評価が高い
一人でフレンチを食べることがあるなら気楽さも手伝ってなおさらお勧めのお店
これを読んで素人と笑う人も多いと思う
それで結構
僕はフランス語も出来ない旅行者
いくら気取ったってパリジャンにはなれないのである