海外の日本食
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sepsaku6
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
NODAIWA Paris-Tokyo（野田岩）
|
|---|---|
| ジャンル | うなぎ |
|
予約・ お問い合わせ |
(+33) 0142860342 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
フランス272,rue Saint-Honoré - 75001 Paris |
| 交通手段 |
地下鉄7号線14号線ピラミッド駅下車 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
|
| 支払い方法 |
カード可 （VISA、Master、JCB、AMEX、Diners） 電子マネー不可 |
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
メニュー
| 料理 | 魚料理にこだわる |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ホームページ | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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はじめに申し上げておきます。これはかれこれ14年も前のことなのでその後がどうなったか全く定かではありません。
当時は一年に二度ほどフランスを訪れていましたが、滅多に日本食は食べませんでした。偶に知り合いのラーメン屋さんに行くことはあってもどうしても日本食をという気持ちはなく昼も夜もいつもビストロばかりでした。
この日はサントノーレ通りに用事があり、歩いてふと見ると野田岩の看板の文字が目に飛び込んできました。ひと月前に東麻布の野田岩さんで食べた鰻の味の記憶が蘇り、妻と二人で急遽入店と相成った訳です。
昼時も過ぎていましたので店内には4.5組のお客が入っているのみ、すぐに座れました。
見回すとブロンドのゴージャスなマダムと思しき女性が箸をうまく使って美味しそうに鰻を食べています。
それにしても指輪やネックレスの豪華なこと。
この年は11月にも関わらず異常気象で半袖でも暑いくらいでした。まずは冷たい日本のビールを飲みながら期待して待つこと20分、恭しく鰻が運ばれてきました。
蓋をあけると野田岩さんの美味しいタレの匂い鼻腔をくすぐります。
一口箸で摘むと・・・ウムムム・・・切れない・・・野田岩さんといえば究極の蒸しと言われるほど柔らかく柔しい味のはず、匂いは変わらないのに何故???頭のなかでクエスチョンマークが渦巻きました。
何とか食べ終え頭を整理しようとしますが同じ商号のこれほどまでの違いに自分の舌がオカシクナッたのかとさえ思いましたが、妻も同意見でした。
後ほどフランスに住む友人から聞いた話なのですが、そもそも当時はニホンウナギが使われておらず、ノルウェーやデンマークで食べられていたヨーロッパウナギが使われていたそうでした(あくまで聞いた話です)この2つは近縁でありながら肉質が大きく異なり特に皮の厚さと弾力が異なるそうです。
なるほどそれなら仕方がありません。花の都にまで行って日本食を食べたいと思った私たちのほうがいけないのです。
最近食べたレビュアーさんの評価によると(この人は他の野田岩さんでも食べている)変わらぬ美味しさとあったので、もう当時とは大きく異なっていするのだと思います。ということで14年前の過去の海外の日本食の一端の話しとして読んでいただけたら幸甚です。
それ以来14年間で寿司を除いて海外で日本食を食べたのはニューヨークの稲ぎくさん(閉店してしまった)だけです。