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モンマルトルに実在するアメリのカフェ
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葡萄党幹事長
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| 店名 |
CAFE des 2 MOULINS
|
|---|---|
| ジャンル | カフェ、ワインバー |
|
予約・ お問い合わせ |
(+33) 0142549050 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
フランス15 Rue Lepic, 75018 Paris, France |
| 交通手段 |
メトロ Blanche駅より徒歩3分 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
※訪問時点の為替レート換算での金額になります。 利用金額分布を見る |
| 支払い方法 |
カード可 (VISA) 電子マネー不可 |
| 席数 |
30席 |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、ソファー席あり |
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 景色がきれい |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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パリの郊外、芸術家の集う街、モンマルトル。メトロの駅から出ると目の前に真っ赤な風車が見える。この風車を店の看板とするキャバレー、ムーランルージュがあまりに有名。そして次に有名なのが、映画アメリの舞台となった実在のカフェ。駅からモンマルトルの丘に登る坂の途中に在る。退廃的な映画のほとんどがこのカフェを舞台に進行する。アメリがクレームブリュレの焼かれて硬くなった表面を、カツカツとスプーンで割るシーンは映画ファンならずとも真似をしたことがあるのではないか。浅い底の大きめな皿で作るクレームブリュレは、この映画以来、クレームブリュレのオーソドックスとなった。ワインは黒板に、白、赤が数種類づつリストアップされている。何れもグラスか、キャラフェを選べる。ブルゴーニュが当然のように中心となっていて、郊外のカフェでもワインはブルゴーニュであることに、改めてここがパリであることを実感できる。コートデュローヌやオーコートドニュイの造り手は、日本では見ないドメーヌにヴィニュロン、ネゴシアン。買い得価格で美味しいワインは、地元フランスやイギリスで消費されてしまうと言う話も良く分かる。ワイングラスになみなみとワインを注ぐ男性スタッフの、明るく元気なサービスが素晴らしい。さすが昔から芸術家の街と言われ、世界中から人の集まっているモンマルトル。日本人観光客に対しても、全く差別意識と言うものがない。あまりにも目一杯注がれるので、決して小さくないワイングラスを持つ手がプルプルと震えてしまう。こんな居心地の良い店はパリでも少ない。インテリアはほぼ映画の時のまま。アメリの同僚が恋人と消え、喘ぎ声だけが聞こえるシーンのあのドアが目の前にある。まるで自分が映画のワンシーンを演じているような錯覚を、誰もが覚えるこのとのできる素敵な店と言える。
クレームブリュレ
カフェクレーム
2009 コートデュローヌ 4.50ユーロ/180mlグラス
2009 オーコートドニュイ 5.90ユーロ/180mlグラス