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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
LA ROTONDE
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|---|---|
| ジャンル | フレンチ、カフェ |
|
予約・ お問い合わせ |
(+33) 0143264826 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
フランス105, Boul. Montparnasse - 75006 PARIS |
| 交通手段 |
メトロ4番線Vavin(ヴァヴァン）駅、すぐ目の前。 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
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| 支払い方法 |
QRコード決済不可 |
| サービス料・ チャージ |
なし |
席・設備
| 個室 |
有 |
|---|---|
| 貸切 |
不可 |
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
家族・子供と ｜ デート ｜ 一人で入りやすい ｜ 知人・友人と こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 景色がきれい |
| ホームページ | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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1903年創業当時モンパルナスはまだ郊外で若手芸術家が暮らせる土地がら
藤田やモジリアーニそしてピカソなども通ったブラッセリとして一躍有名になる
そんな歴史的なお店でありながら2017ミシュラン本国版でプレートのタイトルをもらっている
観光客も寄って来る要素が多くてもそれに奢ることがない実力店
今回の旅で行ってみたいお店の一つだった
ボルドーから帰り大きなトランクを引いて来店
ギャルソンが笑顔で「トランクをキープするよ」といいテーブルへ案内
さすがに観光客慣れしている
13時過ぎに係わらず店内は超満員
フランス人らしき人が多く観光客の比率は少なめで客層の年齢は高め
これは僕の好きそうなお店の条件
座った瞬間にビールを注文
英語のメニューをリクエストした
オリーブをつまみにビールを飲みメニューを眺める幸せ
乙なものである
隣のフランス人夫婦はメインとデザートの組み合わせ
スチームコッドのオランデーズソースも美味しそうで量もたっぷり
上品ぶったキュイジーヌはスノッブなジャンやジェンヌに任せておけばいい
保守的でこってりとして量も多め昔気質の料理が食えそうだと心の中で微笑んだ
数分後ギャルソンを呼んで話を聞くと
お勧めはタルタルステーキだったがそれは昨日ボルドーで食べたばかり
電車に乗ってきただけだからデザートは抜きにして
前菜は軽くサラダ
メインは好物のラムを注文
飲み物は赤のハウスワイン面倒だからカラフェで頼んだ
レタスがこんもり盛られた上にベーコンチップとクルトン
センターにはポーチドエッグが鎮座している
濃い色のバルサミコが垂らしかけられている
玉子を割るとソースのように卵黄が流れ出る
濃い目の味だが酸が足りない
ワインビネガーを少しとオリーブオイルを流しかけ
好みの味に整えてから全体的に混ぜ合わせた
どこででも食べることが出来るメニューなのにサラダがこんなに美味しいことに驚いた
しゃきしゃきした野菜カリカリしたクルトン
ベーコンからは程よい塩分と半熟までいかない温泉玉子のようなまったりした味付け
全体的にコントラストが強く引きつけるものがある
バゲットが付いているのだから
サラダだけで注文しても食事として成立する本格的なものだった
ラムは羊の有名どころロゼール産
その腿をローストしてカットしたもの
表面の色がサーモンピンクに近いミディアムの焼き色
カットして口に頬張るとむちっとした弾力のあるか見ごたえ
最初はほんの少しだけ甘酸っぱさもあるグレービーのようなソースの味が勝り
咀嚼するうちに羊の味やハーブの味がじんわり染みてくる寸法だ
食べていてうれしくなる
かなりイギリス贔屓の私でも
グレーに近い色の焼き上がりでグレービーにミントソースソースをつけて食べる
あちらの国のサンデーローストより
このお店のソースと焼き具合に軍配が上がる
ここの羊は柔らかさとジューシーさが秀でていた
ソースも洗練されていて保守的ながら相性の良さを素直に認める
付け合せはマッシュP（ポテト）
クリーミーで有塩バターの味が効いた一品
そう!これだけで一品といった美味しさである
これをソースに乗っけて食べるとそれでまた密度の濃い味が口の中に広がった
ハウスワインはかなりカジュアルながらフレーバーに派手さはなくバランスが良い
マッシュやソースの濃い味を上手にリセットしてくれた
フランス料理だけのワイルドなマナー
バゲットでソースをしっかりぬぐって口に頬張り食事を締めくくった
参考までにソースをぬぐうのは本来はあまり行儀が良いとは言えない
イギリスの古風なマナーとしては
ちぎったパンをそっと皿に落としフォークでさしてソースを絡め獲って食べる
あくまで国賓クラスの晩餐会に呼ばれたらの話ではあるけれど（笑）
必要であればこういったテクニックを披露するといいだろう
どの皿を見ても保守的だ
でも食べると間違いないおいしさがあると思う
食べて太ったとか重たいものはなんていう人は敬遠したほうが身の為だ
たまの贅沢だから美味しいフレンチ食べよう
そんな人にお勧めするお店である
ちなみに隣のご夫婦が食べていたデザートが美味しそうで
ご主人はアイスやパンケーキにチョコソースとブランデーをたっぷりとかけた一皿
遠慮しないで僕もそれにすればよかったと思っても後の祭り
ギャルソンに渡されたされた大きなトランクのハンドルを持って
メトロの階段をゆっくりと下りる
中の空気は甘いゴムの香りがしていつも変ることがない
これからチェックインするホテルまで数度の乗り換え
酔った勢いで乗り切ろうとチケットを改札口に入れた