パリの旅2019⑩端正なヴィエノワズリーと優美なプティ・ガトーが揃う人気店
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奥はカシスとモンブラン、手前はまろやかなミルクチョコとヘーゼルナッツのケーキ
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艶々美しいドーム型、Chocolat au lait et noisette du Piémont、7ユーロ
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白いシャンティイのムースに栗のクリームとカシスのコンポート、LE MONT-BLANC CASSIS、7ユーロ
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まろやかな甘味のミルクチョコムースに、ヘーゼルナッツの薫り豊かなクレームブリュレやダックワーズが重厚
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栗その物を凝縮したようなマロンクリームに、鮮やかな酸味のカシス、底のパートサブレもバターが豊か
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パティシエが作る洗練されたヴィエノワズリー、CROISSANT1.6ユーロ
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細かく繊細な層が重なる、美しい焼き色の端正なクロワッサン
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均等に詰まった層1枚1枚が、しっとりと舌触り良くふわっと柔らか、甘味控えめでバターの上品な香りが印象的
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黄金色に輝くたまらない焼き色、CAHUSSON AUX POMMES、2.8ユーロ
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ザクザクッと香ばしく焼きこまれ、バターの香りが溢れる理想的な折り込み生地フィユタージュ
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中にはトロトロに煮込んだりんごのコンポートがぎっしり、りんごの風味がナチュラルで爽やかな甘味
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黒地のシックなケーキボックスを彩るのは、色鮮やかなお花や果実に見えるけど
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ヴィエノワズリーやガトーをお花に見立てた、エレガントで高級感溢れるデザイン
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ジュエリー店のようにきらめくプティ・ガトーのショーケース、女性パティシエならではの繊細なデザイン（その1）
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ジュエリー店のようにきらめくプティ・ガトーのショーケース、女性パティシエならではの繊細なデザイン（その2）
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ジュエリー店のようにきらめくプティ・ガトーのショーケース、女性パティシエならではの繊細なデザイン（その3）
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ジュエリー店のようにきらめくプティ・ガトーのショーケース、女性パティシエならではの繊細なデザイン（その4）
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ジュエリー店のようにきらめくプティ・ガトーのショーケース、女性パティシエならではの繊細なデザイン（その5）
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上品な木のトレイに整然と並ぶ、パティシエが作るヴィエノワズリー（その1）
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上品な木のトレイに整然と並ぶ、パティシエが作るヴィエノワズリー（その2）
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ヴィエノワズリーは各商品ごとに値札は無く、奥に価格の一覧表が
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ぱりそら
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
Des Gateaux et Du Pain
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|---|---|
| ジャンル | ケーキ、パン |
|
予約・ お問い合わせ |
(+33) 0145389416 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
フランス63, boulevard Pasteur 75015 Paris |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
|
| 支払い方法 |
カード可 （VISA、Master） |
席・設備
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
|---|---|
| 空間・設備 | オシャレな空間 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ホームページ | |
| オープン日 |
2006年 |
| 初投稿者 |
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昨年に引き続き、2019年も大好きなパリへ。
1年ぶりでもやっぱり来る度にワクワクしてしまう街、それがパリ♪
パリの旅で楽しみなのがパティスリー巡り、
そして、大好きなヴィエノワズリーが揃うブーランジェリー巡り！
今回の旅でも、パティスリーなら
Yann Couvreur（ヤン・クヴルー）さんや
Gâteaux d'Émotions（ガトーデモーション）さん、
ブーランジェリーなら
ヴィエノワズリーの楽園、Du Pain et des Idées（デュ・パン・エ・デジデ）さんや
LIBERTÉ PÂTISSERIE BOULANGERIEさん等
素敵なお店に出会う事ができました。
最後に満を持してお邪魔したのは
「Des Gâteaux et du Pain（デ・ガトー・エ・デュ・パン）」さん。
「お菓子とパン」という屋号の通り
パティシエが作る、洗練されたプティ・ガトーとパンが揃うお店です。
パリ7区、ボンマルシェの近くにも2号店があり便利ですが
お邪魔したのは、パリ15区にある本店。
Pasteur駅から徒歩数分で、ガラス張りのスタイリッシュなお店を発見。
外観同様、中も広々と高級感があります。
中央のショーケース奥にレジがあり、地元のお客様を中心に10名近い行列が。
冷たい雨の降る日でも関係ない人気ぶり。
プティ・ガトーだけでなくパンも
レジで注文する対面方式で、皆さん買う物が決まっているのか非常にスムーズ。
列に加わる前に、買う物を決めねば・・
ブーランジェリーエリアは入口付近。
上品な木のトレイに整然とヴィエノワズリーが並び、各商品ごとの値札は無く
パンが並ぶ奥に価格の一覧表があります。
クロワッサンが1.6ユーロ～と、そこまで高くなくちょっと安心。
正面のショーケースに並ぶのは
ジュエリー店のようにきらめく、エレガントな美しさのプティ・ガトー。
女性パティシエならではの繊細なデザイン。
1つ6.5～7.3ユーロと強気なお値段ですが
洗練された美しさで、使われている素材など商品説明も細かくイメージしやすい♪
悩みつつも、滅多に来れないので
今回は、ヴィエノワズリーとプティ・ガトーを2点ずつ注文しました。
パリのパティスリーでは珍しく、包装も日本並みに丁寧！
黒地のシックなケーキボックスは
色鮮やかなお花・・と思いきや、ヴィエノワズリーやガトーをお花に見立てた
何ともアーティスティックな図柄が。
ヴィエノワズリーも1点ずつ紙袋に入れ
プティ・ガトーの箱と共に、丈夫な手提げに入れて下さり至れり尽くせり～
近くのベンチで早速いただきました。
（2019年11月レート、1ユーロ120円で計算）
■Chocolat au lait et noisettes du Piémont 7ユーロ（840円）
艶やかなドーム型のプティ・ガトーは
大好きなヘーゼルナッツにミルクチョコ、という安定の組み合わせ。
表面のグラッサージュは、ペトッと薄いシートを貼り付けたような仕上がり。
トロトロ食感を期待してたので拍子抜け。
主役は、なめらかなミルクチョコムース。
その間に挟まれているのは、まったり柔らかなヘーゼルナッツのクレームブリュレ。
ナッツの薫りが芳醇、さすがピエモンテ産！
土台のダックワーズもしっとり、ヘーゼルナッツ風味が豊か。
その上の、シャリシャリ香ばしい部分は
フィアンティーヌ（薄焼きクッキー）と、砕いたヘーゼルナッツかな？
キャラメリゼされていて甘く香ばしく、全体的に重厚～
まろやかな甘味のショコラムース、
香り良いヘーゼルナッツを心ゆくまで味わえ、ナッツ好きにはたまりません！
■LE MONT-BLANC CASSIS 7ユーロ（840円）
モンブランに甘酸っぱいカシスを合わせた、華やかでコク深い1品。
栗とカシスは、日本でも最近は定番かも？
表面の白いムースは、シャンティイ（生クリーム）がベースでとろける～
中は、甘すぎず濃密なマロンクリーム。
日本の栗きんとんのような（甘さはもっと控えめ）、栗その物を凝縮したような
濃くて風味豊かなマロンのペースト風で
砕いたマロングラッセも見え隠れ。
マロンクリームの下は焼いたメレンゲ、
その下が甘酸っぱいカシスのコンポート。
メリハリある鮮やかな酸味が存在感抜群で、主役のマロンがかすむほど。
酸味のあるお菓子を好むフランス人に合わせた仕上がり？
土台のタルト生地もまた秀逸！
バターがたっぷり使われたパートサブレは、ザクザクッと見事な香ばしさ。
ずっしりと濃いマロンクリームに
パーンと弾けるカシスの鮮烈な酸味、
それらを優しく包む生クリームやメレンゲの甘味・・計算されてますねぇ。
■CROISSANT（クロワッサン） 1.6ユーロ（192円）
見るからに細かい層が重なる、美しい焼き色のクロワッサン。
表面はサクッと繊細な層が弾け
中の層からは、香ばしいバターの風味がたっぷり贅沢～
均等に細かく詰まった層の1枚1枚が
しっとりと舌触り良く、同時にふわっと柔らかな口当たり。
甘味は想像よりもグッと控えめで
バターの上品な香りがとにかく印象的！
美しく連なる層も味わいも端正で、丁寧に作り込まれた1品。
■CAHUSSON AUX POMMES（アップルパイ）2.8ユーロ（336円）
ぷっくり膨らんだ形がスリッパのような
定番の半円形アップルパイ、「ショソン・オ・ポム」。
つやつやと輝く黄金色の生地は
ひと口かじると、パリパリパリッと細かい層が弾けます。
ザクザクッと香ばしく焼きこまれ
お手本のような食感、かつバターの香りが溢れる理想のパイ生地♪
中には、トロトロに煮込んだりんごのコンポートがぎっしり。
じっくり煮込まれていて柔らかいのに
みずみずしい果汁を感じるような、りんごのナチュラルな美味しさが活きています。
カラメル？っぽいコクや甘みもあるけど
クドくない爽やかな甘味で、全く飽きずに一気に食べ続けたくなる美味しさ。
皮付きの焼きりんごをゴロンと入れた
「Du Pain et des Idées（デュ・パン・エ・デジデ）」さんといい
パリのショソン・オ・ポム、レベル高～！
（当たり前っちゃ当たり前ですが）
以上、ヴィエノワズリーとプティ・ガトーを2点ずつ購入して
お会計は18.4ユーロ（2,208円）。
購入した時点では、プティ・ガトーの優美さに惹かれましたが
食べるとヴィエノワズリーの方が印象的。
特にクロワッサンの丁寧な層、バターの上品な薫りにハマりました。
一方、プティ・ガトーはこれまで衝撃を受けたお気に入りのパティスリーに比べ
お値段の割には、あまり印象に残らず？
（例えばKaramel Parisさんや
Gilles Marchal（ジル・マルシャル）さん
Cyril Lignac（シリル・リニャック）さんやYann Couvreur（ヤン・クヴルー）さん
名パティシエPhilippe Conticiniさんのお店Gâteaux d'Émotions（ガトーデモーション）さん他）
高レベルと噂のサブレやケーク類の方が満足度が高いかも？
次はヴィエノワズリーと焼菓子メインで
色々と購入してみたいお店です。
ごちそうさまでした！