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軽めのランチ
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記事URL:http://oishiikansai.com/travel/france2006/les-bookinistes.html
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いさを☆
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| 店名 |
Les Bouquinistes
|
|---|---|
| ジャンル | フレンチ |
|
予約・ お問い合わせ |
(+33) 0143254594 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
フランス53, quai des grands augustins, 75006 Paris |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
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■三ツ星シェフのセカンド店です
ギィ・サボワ。パリで、アラン・デュカスに次いで、多くのセカンド店を持つ三ツ星シェフです。『MonVieilAmi』を含め、いまや多くの三ツ星レストランがセカンド店を出店していますが、ここはその走りといえます。出店当時のシェフは、すぐ隣の『ZeKitchenGalerie(ズ・キッチン・ギャルリエ)』に移動していますが、両店とも評判は高いようです。2006年度版ゴー・ミヨーでは13点。
セーヌ川沿いの古本屋(ブキニスト)の名を冠したこのお店は、モダンなレストラン。大きなガラスで採光の良い店内は明るい雰囲気です。通りがかったときに直接予約し、ランチに2人で訪問です。
■ムニュがない!
しかし、席について付きだしのオリーブが出され、メニューを決めようとしたときに、いきなり事件発生。予約の際に聞いたときには、28ユーロのムニュ・デジュネがあると言ったのに、サービスに聞いたら「今日はありません」。これにはビックリ。去年まで祝日だった日なので、ウィークデイランチはないみたいなのです。まあ、でもせっかく来たし、前菜+メインだけ食べようということにし、サジェスチョン・ムニュとアラカルトから取ることに。うーん、当日に聞いてるんだから、ちゃんと説明して欲しかったなー。もしかしたら、僕が聞き取れてなかっただけかもしれませんが。ちなみに、メニューを悩んでたら、日本語メニューが出てきました。別にフランス語で悩んでいたわけではなく、純粋にどれにするか悩んでたんですけどね…。しかもこの日本語メニュー、翻訳がかなり間違ってる。「tartare」を「タルト」と書いてたりしますし(笑) そんなこんなで、2人で合計4品です。
●半熟卵を添えたグリーンアスパラガス、イベリコハムとハーブのドレッシング和え 16ユーロ
●コリアンダー入りスズキのタルタル、ニンジンと生姜のシャーベットとゼリー添え 16.5ユーロ
●ハーブの香りづけをしたタラのブランダード、にんにくで香りづけしたスズキのア・ラ・プランチャ 18ユーロ
●牛肩ロース肉と野菜のクロカンサラダ 18ユーロ
■軽めの料理です
このお店の料理は軽めの味付けという評判です。でも、それはあくまでフランスの他のお店と比べて、ということ。むしろ、食べてみて僕が感じたのは「日本のおいしいフレンチの味がする」でした。
前菜はアスパラとイベリコハムをチョイス。卵は目の前でナイフを入れて割ります。フランスでは、こういうパフォーマンスをよく見かけました。味はかなりおいしかったです。ハムは火を入れてあり、カリッとしていますが、うまみがしっかり。アスパラやドレッシングも上々。にんにくがきかせてあるのもいいですね。
もう一つ前菜、タルタルの方も少しもらいましたが、盛りの美しさにまけず、おいしい。日本のフレンチからしたら、しっかりとした味付けな気もします。少なくとも、うまみはしっかりありました。神戸の『ルセット』にもつぶ貝のタルタルがありましたが、それと同じくらいおいしいです。逆に言ってしまえば、わざわざフランスまで行って食べるほどではない、ということになってしまうのですけども。
メインはタラをチョイス。割と大きめの切身に、ブランダード。こちらもしっかりとしたニンニク風味。にんにく大好きの僕としては、かなり好みの味です。皿もかわいいし。でも、やっぱりどこか日本のフレンチっぽいんですよね。前日に『Mon vieil Ami』でたっぷり過ぎるマッシュポテトを食べた身には、どこか懐かしく感じました。
牛肉の方は半温製なのかな? 熱々ではなく、ちょっと温かいくらい。一枚一枚は薄めですが、枚数が結構多いので、もらってしまいましたが、こちらもなかなか美味。でも、やっぱり日本のフレンチっぽい軽さなんです。
デザートはなしで、コーヒーを飲みました。ショコラが1枚ついてきたのは、けっこう嬉しかったです。隣のテーブルがサジェスチョン・ムニュの”レモンのフォンダンショコラ、バニラアイス添え、8ユーロ”を頼んでいましたが、どう見てもチョコのテリーヌでした。
■このために来るほどではないが…。
サービスは、冒頭の事件を除いてもやや不足感があります。割と黙々とサービスをする感じ。レストランだったら、もう少し上のサービスが欲しいですね。客層は英語を話す人が半分以上。ほかに日本人も一組いました。ここのためにパリに来る、というほどではないですが、日本人にとっては食べやすい味ですので、フランス料理の重さに疲れたときに来ると良いと思います。支払いは上記に4.4ユーロのミネラルウォーターを足して79.3ユーロ(約11500円)。