パリの旅2019⑤圧倒的なバターの甘い香りに包まれる！ヴィエノワズリーの楽園
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美しい渦巻きに惚れぼれ！エスカルゴ・ショコラ・ピスターシュ3.6ユーロ
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表面はサクッ、中はしっとりバターの香り豊かな生地、巻き込まれているのはダークチョコチップとマイルドなピスタチオペースト
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小ぶりで食べやすいパン・オ・ショコラ、ショコラティーヌ1.9ユーロ
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ふんわり軽やかでもちっとした繊細な生地と、甘いショコラが絶妙のバランス
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ぶっくり膨らんだスリッパの先端型、ショソン・ア・ラ・ポム3.4ユーロ
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中には半分に切った皮付きリンゴがゴロン、バター香る生地との一体感抜群
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層と層の間から芳醇なバターの香りが溢れる折り込み生地と、トロトロとナチュラルな甘味のリンゴがマッチ
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パンを入れてくれる紙袋は、上品なブルーにゴールドのロゴで心くすぐる可愛さ
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クロワッサン生地でクリームや具を巻き込んだ、スペシャリテのエスカルゴ4種類（その1）
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クロワッサン生地でクリームや具を巻き込んだ、スペシャリテのエスカルゴ4種類（その2）
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黄金色の焼き色がたまらない、ショコラバナーヌやサクリスタンなど
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薄切りの林檎を芸術的に並べたタルトや、こんがり焼き色のフランなど
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レジの近くには小ぶりのクロワッサンや、パン・オ・ショコラのショコラティーヌなど
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お店の名物パン・デ・ザミは、ナッツや栗のような香ばしさと個性的な食感が人気
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運よく行列がなかった店頭、店先のテーブルでもパンを食べられる様子
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老舗の風格を感じる、クラシカルなイラストが素敵な趣きある外観
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ぱりそら
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
Du Pain et des Idées
|
|---|---|
| ジャンル | パン |
|
予約・ お問い合わせ |
(+33) 0142404452 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
フランス34 rue Yves Toudic 75010 Paris |
| 交通手段 |
メトロ５号線 Jaques Bonsergent駅 徒歩３分 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
￥1,000～￥1,999
※訪問時点の為替レート換算での金額になります。 利用金額分布を見る |
| 支払い方法 |
電子マネー不可 |
席・設備
| 席数 |
（テイクアウト専門） |
|---|---|
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ホームページ | |
| オープン日 |
2002年2月22日 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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昨年に引き続き、2019年も大好きなパリへ。
1年ぶりでもやっぱり来る度にワクワクしてしまう街、それがパリ♪
パリの旅で楽しみなのがパティスリー巡り、
そして、大好きなヴィエノワズリーが揃うブーランジェリー巡り！
今回、満を持してお邪魔したのは
「Du Pain et Des Idées（デュ・パン・エ・デジデ）」さん。
伝統的な製法のパンは数々の賞を受賞し
パリにあるブーランジェリーの中でも、行列が出来る大人気のお店です。
お店があるのは、サンマルタン運河の近く。
近くには人気パティスリー「Yann Couvreur」さんもあり、ハシゴできる距離。
そろそろお店があるはず・・と進むと
どこからともなく、心ときめく甘く香ばしい香りがふわ～♪
看板を確認すると果たして、目的の「デュ・パン・エ・デジデ」さんでした。
老舗の風格を感じる、クラシカルなイラストが素敵な趣きある外観。
お店自体はガラス張りでピカピカ綺麗～
匂いに吸い寄せられるように店内へ。
平日の朝8時過ぎにお邪魔したためか、
偶然にも店内には他のお客様の姿はなし。
パンを撮影していいか尋ねると、「もちろん、どうぞどうぞ」と笑顔のご対応。
数分も経つとお客様が次々と訪れ、7～8人で満杯に・・すごい人気ぶり！
いいタイミングで撮影できて良かった～
店内にズラリと並べられているのは
惚れ惚れするような美しい焼き色の、ヴィエノワズリー（甘いパン）たち。
代表作、渦巻き型のエスカルゴは4種類♪
薄切りの林檎を芸術的に並べたタルトや、
香ばしい色合いがたまらないフラン（プリンのようなタルト）、
一番奥のレジ前には、小ぶりのクロワッサンやパン・オ・ショコラもスタンバイ。
パンと言えばハード系より惣菜パンより、
何よりもヴィエノワズリーが大好きな私にとっては、夢のような光景です。
さて、素晴らしいアイテムの中から
何とか苦労して3点に絞り購入。
気持ち的にはあれもこれも食べたいけど、ヴィエノワズリーは食感が命なので
食べ切れそうな数だけ購入してみました。
パンを入れてくれる紙袋さえ、上品なブルーにゴールドと心をくすぐる可愛さ。
（ちなみに長時間持ち歩く場合は、
パンの油分が染み出して来るので、ジップロックやビニール袋があると便利）
■ESCARGOT CHOCOLAT PISTACHE
エスカルゴ・ショコラ・ピスターシュ 3.6ユーロ（432円）
（2019年11月レート、1ユーロ120円で計算）
デュ・パン・エ・デジデさんと言えば、
外せないのが、このエスカルゴシリーズ！
じっくり寝かせて折り込んだクロワッサン生地に、クリームやレーズンなどを
巻き込んだ渦巻き型のデニッシュです。
日本では、レーズンを巻き込んだパン・オ・レザンが有名ですが
こちらではラムレーズンの他、プラリネや
ベリー系の赤いフルーツ、ピスタチオとチョコの4種類が揃う、まさにエスカルゴ天国！
早速パクリとかじってみると・・
おぉ、美味しい！理想の甘味と香ばしさ！
生地の表面はサクッ、パリッと弾け
1枚1枚の層は薄いのに存在感がしっかり。
しっとりした層の内側からは、バターの甘い香りが滲みでてきます。
巻き込まれているのは、程よい甘みと苦味のダークチョコチップと
鮮やかな緑のピスタチオペースト。
どぎつい甘味や香料を使ったペーストではなく、日本人にも馴染みやすい
ナチュラルな甘味で見た目よりマイルド。
1つがズッシリと重みがあり大きいけど
生地の香ばしい食感や、巻き込まれたチョコやペーストの甘味の虜になり
やめられない、止まらない～！
■CHOCOLATINE 1.9ユーロ（228円）
こちらのお店では、「ショコラティーヌ」と呼ぶようですが
いわゆる、パン・オ・ショコラです。
最上部の層は、極薄でパリッと香ばしく
内側は弾力があり、しとっ＆もちっとしたヤミツキになる食感。
手に持った感触も歯触りも、想像以上にふんわり軽やかで繊細な印象です。
中にはスティック状のショコラが1本。
バターの甘味や小麦の旨味が詰まった生地と、甘いショコラが絶妙のバランス。
全体的に上質な甘さで、クドさはゼロ。
美味しさに驚く内に、気付けばパクパクッと食べ終わってしまう危険な味わい。
他のパンに比べ小ぶりでお手頃価格なので
軽い朝食やおやつにもピッタリ。
■CHAUSSON A LA POMME FRAICHE
(ショソン・ア・ラ・ポム）3.4ユーロ（408円）
薄切り林檎を並べたタルトと迷いつつ
選んだのは、やっぱり定番の半円形のアップルパイ「ショソン・ア・ラ・ポム」。
ぷっくり膨らんだ形は、まさにスリッパ。
ザクッと香ばしいしっかりしたパイ生地は
層と層の間から、芳醇なバターの香りが溢れる何とも贅沢な味わい。
中には、皮付きの焼きリンゴがゴロン。
トロトロとコンフィチュールのような食感で、フレッシュなリンゴの甘酸っぱさ。
想像よりもナチュラルで爽やかな甘さ。
半分に切ったリンゴをそのまま包んで焼き上げているので
細かく切ったリンゴのコンポートより
一層リンゴの奥深い香りが引き出されていて、バター香る生地との一体感抜群。
パイ生地の底は、リンゴの蜜が染み出しているのかカリカリのキャラメリゼに。
とろけるリンゴとリッチなバターの風味、
ほろ苦い底のキャラメリゼに、パイ生地のサクサク食感・・
あぁ、どこをとっても完璧！至福～♪
以上、3点で合計8.9ユーロ（1,068円）。
10ユーロ以内でこんなに豊かな気持ちになれるとは～！
今回いただいた3種類、どれを食べても
折り込み生地の圧倒的な美味しさ、豊かなバターの風味に唸りました。
歯に当たる食感はあくまで香ばしく
バターはしっかり香り立ち、かといってわざととらしい香りや甘味は皆無。
やっぱりパリのヴィエノワズリーって最高！
バターが違うのか粉や水が違うのか、気候風土の違いなのか
日本でいただくヴィエノワズリーとは
一線を画する華やかな風味と食感に、ただただ夢中になれました。
あぁ、お腹に余裕さえあれば
エスカルゴの食べ比べや、フランス定番のフランも食べてみたかったな～
もちろん、次は基本のクロワッサンや
小さな惣菜系のミニ・パヴェ、代表作のパン・デ・ザミにも挑戦したい♪
バターたっぷりの折り込み生地が好きな人は、ハマること請け合い！
パリに来たら毎回足を向けてしまいそうな
恐ろしい魔力、いや魅力を放つ素敵なブーランジェリーでした。
ごちそうさまでした！