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エメロウド(エメラルド) それは至宝 緑の牡蠣
外の看板、エメロウドが立っていました。
ウニとエメロウド、貝殻には藻が付いています。
タラバと美味しいマヨネーズソース
帆立の刺身
入り口でご自慢の牡蠣がお出迎え
エメラルドの牡蠣の正体のプレースマット
日本語のメニュー
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6_6
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| 店名 |
L'Ecume Saint-Honoré
|
|---|---|
| ジャンル | シーフード、オイスターバー |
|
予約・ お問い合わせ |
(+33) 0142619387 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
フランス6 Rue du Marche Saint-Honore, Paris |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 (Master) |
| ドリンク | ワインあり |
|---|
| 利用シーン |
|
|---|---|
| 備考 |
日本語メニュー有り |
| 初投稿者 |
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以前パリに住んでいたと言うフランス人の知り合いが、
パリで一番美味しい牡蠣を食べさせるお店、との紹介でこちらのお店に伺いました。
それは、産地から直接取引のある、まるで一人築地市場みたいな感じで、
パリのど真ん中で営業されていました。
基本的に魚介類を取り扱うお店で、店内で頂く事と購入が出来ます。
何と!日本語のメニューがありましたが、
私は牡蠣の産地などよく分かっていないのであまり意味がない感じ。
因みに 今回はこちらで独占販売のオレオン産地の エメロウド を頂きました。
この牡蠣の凄さが分かっていなかったので
どれだけ?美味しいのかしら?とちょっと興味が有る程度でした。
尚かつ、体が万全でない主人は牡蠣は食べたくないようで、
そうなると一人で6個も頂けないので店主に交渉して半分にしていただきました。
そして、タラバとウニ・帆立をお願いしました。
テーブルには牡蠣の殻を入れるバケツが置いてあり、
豪快に頂けると楽しいだろうな~と思いながら待ちました。
いざ来てみて、早速いただくと・・・・・ヤバイ!
先ず、オレオン産地、大西洋の潮の香りが口いっぱいに広がりを見せその後
海のミルクがのど元で踊っている?・・・そんな感じもつかの間、
瞬時に食道を通り消えていきました。
肉厚でまろやかで、ツルツル感じた途端に消えました。
まるで潮の満ち引きを口の中でまどろんであざけ笑うがごとく・・・
こんな、食べ物は初めてです。夢中で二個目に行きましたがもう虜。
主人も一つ頂きましたが、絶不調時を思い出し怖かったようで、話になりませんでした。
実は、パリ初日で頂いた牡蠣で体調を悪くしたと本人は思っていたので、
ここでよく食べたと思います。食べずに私に譲ってくれればいいのに・・・ブツブツ
そんなことは放っておいて、その牡蠣が頭から離れず、ここにいる間、
追加注文をしようかと?思案ばかりしていました。
しかし、早く帰りたがっている主人が側にいてはテンションが下がるばかりです。
ウニもその場でさばいて下さったので、無添加の深みのある甘いお味でした。
これも凄く美味しかったですが、やはり、エメロウド。あなたはどうして?エメロウドなの?
もう、私のDNAにインプットされ後戻りが出来ません。
タラバは少ししょっぱく日本で頂く方が美味しいと思いましたが、
これに付けるマヨネーズベースのオリジナルソースがしびれる美味しさで、パンに付けても頂きました。
最後に、帆立の刺身。わさびまで付いてこれはもう日本の刺身そのもの
ただいま~日本!みたいな感じでした。
あまりにも美味しかったので、エメロウド(英:エメラルド)を調べました。
それは、緑の牡蠣と言うそうで、クレール熟成(牡蠣を水深の浅い海水池に沈めて最後の仕上げをする所)の水底に
緑の藻が覆われている所があり、そこで牡蠣の体内に取り込まれ美しい牡蠣が出来、
それはきわめて評価の高い牡蠣になるそうです。
私からすれば緑の牡蠣ではなく、やはりエメラルドの牡蠣で、
それだけ美味しく宝石のように希少で高価な物でした。
牡蠣自体一部エメラルド色みたいですがそんなことはつゆ知らず、確認もせず頂いてしまいました。
テーブルにひかれたプレースマットがそれのようです。
私が頂いた牡蠣の歴史上、一番美味しかったのは夏場の岩牡蠣でしたが
それを超えるしっかりとした美味しさでした。
他にも、メニューには Gillardeau と言う物があり、これも頂けば良かったと後悔しています。
***** フランス産牡蠣の殆どは、元は日本の産の牡蠣です
それは、1970年に牡蠣(ヒラガキ)の養殖業者の殆どの牡蠣が寄生虫等の病害・冷害で死滅してしまいました。
その時、日本の牡蠣業者が病気にも強く繁殖力のあるマガキをフランスに輸出したのです。
その後、年月が経ち東北大震災で日本の牡蠣業者が壊滅的被害を受け
いち早くフランスから支援が有りました。
現在、フランスの牡蠣の98%がマガキです。
牡蠣を通じて日本とフランスは太いパイプで繋がっています。
そして、今回頂いた牡蠣はマガキのエメロウド。
フランスに渡って見事に開花した牡蠣とも思えます。
ヨーロッパの牡蠣の歴史は日本よりも古く、わざわざ海まで牡蠣を取りに行くのが面倒で
まとめて取って近場で海水保存していたそうで(後のクレール熟成)
そんな歴史が有るからこそヨードたっぷりのエメロウドが出来たのだと思います。
パリに行かれたら、是非こちらで頂いてみて下さい。