この口コミは、denji-papaさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら
3.5
¥4,000~¥4,9991人訪問時点の為替レート換算での金額になります。
-
料理・味3.5
-
サービス3.5
-
雰囲気3.3
-
CP3.5
-
酒・ドリンク3.5
2019/05訪問1回目
3.5
-
料理・味3.5
-
サービス3.5
-
雰囲気3.3
-
CP3.5
-
酒・ドリンク3.5
¥4,000~¥4,9991人訪問時点の為替レート換算での金額になります。
証券取引所近くの気楽な南西料理屋さん
-
カスレ
{"count_target":".js-result-ReviewImage-108038914 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-108038914","content_type":"ReviewImage","content_id":108038914,"voted_flag":false,"count":19,"user_status":"","blocked":false}
-
シェブールのサラダ
{"count_target":".js-result-ReviewImage-108038924 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-108038924","content_type":"ReviewImage","content_id":108038924,"voted_flag":false,"count":15,"user_status":"","blocked":false}
-
お店外観
{"count_target":".js-result-ReviewImage-108038929 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-108038929","content_type":"ReviewImage","content_id":108038929,"voted_flag":false,"count":14,"user_status":"","blocked":false}
-
ワインとメニュー表
{"count_target":".js-result-ReviewImage-108038932 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-108038932","content_type":"ReviewImage","content_id":108038932,"voted_flag":false,"count":13,"user_status":"","blocked":false}
-
壁に貼ってあった南西地方の食材の画
{"count_target":".js-result-ReviewImage-108038936 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-108038936","content_type":"ReviewImage","content_id":108038936,"voted_flag":false,"count":8,"user_status":"","blocked":false}
-
{"count_target":".js-result-Review-101650565 .js-count","target":".js-like-button-Review-101650565","content_type":"Review","content_id":101650565,"voted_flag":false,"count":107,"user_status":"","blocked":false}
-
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。
詳しくはこちら
閉店・休業・移転・重複の報告
フランスは日本と同様に中央集権国家。政治も経済も人もすべてパリに集まる。そのせいかどうか、
パリには地方料理のお店が多い。大抵はその地方に行く列車(TGV)の発着駅の近辺にお店が多い。
上野、御徒町に東北料理のお店が多いような感じだ。
フランスの地方料理と言うと、ブルターニュ地方のガレット料理、アルザス地方のシュークルートが
有名だが(お店の数も多い)南西地方(トゥールーズなどがメイン都市)の料理のレストランもある。
フランス語だとSud-Ouestとなる。具体的に言うとフォアグラ料理だ。後はフランスの地方には大抵
あるエスカルゴなどが出て来るが、個人的にフランス料理で2大・大好物の一つ「カスレ」も典型的
な南西料理だ。昔ヨーロッパ駐在の頃、トゥールーズを起点に旅行したことがあって、その時に嵌っ
てしまった。白いんげん豆とソーセージや鴨、ガチョウ、鶏などの骨付き肉を煮込んだものだ。
多少手が込むせいか、パリでもどこのお店でも食べられるというものではない。フランス人は結構好
むようで、カスレを出すお店は大抵予約が取れない人気店であることが多いようだ。帰国の日、夜の
フライトなので遅めのお昼を大量に取って、飛行機ではお酒を飲んで寝てしまおうといういつもの魂
胆でお店を探した。レ・アール北側の人気食材店「コントワール・デ・ガストロノミー」の店内にあ
るというレストランを第一候補にしたのだが、パリに着いた日に見に行くと、お店の入り口にレスト
ランについてであろうフランス語の貼り紙があって、結局レストランは見つからなかった。現在一時
的に休業なのかもしれない。
と言うことで見つけたのがこちらのお店。気軽に入れるらしいし、お昼は15時過ぎまでやっているの
で(パリのビストロはお昼は大抵14:30まで)丁度いい。ジャック・ジュナンに行った足で、14時
過ぎに入店(こちらのお店で、ゼリーを買えばよかったと悔やんだ次第です)ピークは過ぎているけ
どそれなりに混んでいる。近所に証券取引所があるので、証券マン(と言ってはいけませんね、パー
ソンですね)などが来るのかもしれない。場所はグランブールバード駅から、超有名店のシャルティ
エの大通りを挟んで逆側。
1階はほぼ満員だったので、2階へ。グループ客や台湾系の観光客の団体さん、地元のOLさん風の方々
で半分くらい埋まっている。英語メニューを貰って、暖かいシェブールチーズのサラダ、当店自慢の
カスレをお願いする。ワインは結構いろいろあるので、南西地方のものを聞いて、それをお願いする。
25mlで8€。それほど高くはない。コート・デゥ・ローヌよりは力強いワインだった。
まずは前菜から。こういうのが食べたかったので大満足。チーズが載せられているパンも、食事用の
パンも、バゲットでは無くてカンパーニュ。地方料理らしくてすごくいい。
そしていよいよカスレ。鍋ごとドーンと持ってこられる。で、でかい。まぁ予想はしてたけど、それ
を上回る。とはいえ早速取り掛かる。味はあんまり濃くない。量を食べるにはこのくらいの味付けじ
ゃないとダメなんだろう。久しぶりのカスレだ。無言で食べ進む。すごく美味しいってわけじゃない
けど、予想通りの味。白いんげんは1/4くらい残したけど、満足しました。
お腹がきついのでデザートはパス。クレム・ド・ブリュレとか美味しそうだったんだけど。メインと
デザートの組み合わせの方がいいかもしれない。
気楽なお店なので、また来ようと思う。ここが本店で、パリにはあと2店あるみたい。