無料会員登録/ログイン
閉じる
パリの旅2019⑨豪華な内装は映画の世界?クラシカルなお料理をお手頃価格で♪
前菜はリーキとじゃが芋のスープ2.6ユーロ、粉の風味が素朴な味わいのパンはかごに山盛り
リーキ(西洋ねぎ)の香味と素朴なじゃが芋の甘味が重なる、トロリとまろやかな熱々スープ
メインは鴨のコンフィ、山盛りフライドポテト添え11.9ユーロ
こんがりパリッと焼いた皮目が完璧な香ばしさ、1本1本がどっしりと太くお芋の甘味が強いフライドポテト
低温のオイルでじっくり火入れされた柔らかな鴨肉、甘辛い鴨の出汁と粒マスタードのソースが合う!
栗の風味は控えめだけどまろやかな栗クリーム、サクサクのメレンゲ添え4.4ユーロ
隣のお客様からおすそ分けいただいたクレムーショコラ、とろけるショコラが重厚な甘味
前菜やメイン、デザートも約10種類から選べる!定番料理がお手頃に楽しめる英語メニュー
曲線が美しいアールヌーヴォーの装飾、天井の大きなステンドグラスなど宮殿のように美しい内装
歴史を感じる格式あるエントランスは、1902年建造の建物ならではの重厚感
口コミが参考になったらフォローしよう
ぱりそら
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
ぱりそらさんの他のお店の口コミ
PIZZA TIMEWARP ∈ LACERBA(大阪、西梅田、梅田 / イタリアン)
Bistro Mons(福島(JR西日本)、新福島、野田(阪神) / フレンチ)
pasta stand(中津(阪急)、大阪、大阪梅田(阪急) / イタリアン、パスタ、ピザ)
パティスリー GIN NO MORI(大阪、梅田、大阪梅田(阪急) / 洋菓子)
PIERRE MARCOLINI(大阪、梅田、大阪梅田(阪急) / チョコレート、カフェ、洋菓子)
ヴィンカ ロゼア(新福島、福島(阪神)、中之島 / イタリアン、パスタ)
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
| 店名 |
Bouillon Julien
|
|---|---|
| ジャンル | ビストロ |
|
予約・ お問い合わせ |
(+33) 0147701206 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
フランス16 Rue du Faubourg Saint-Denis, 75010 Paris |
| 交通手段 |
M. Strasbourg St. Denis |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
¥3,000~¥3,999 ¥1,000~¥1,999 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 空間・設備 | オシャレな空間 |
|---|
| 利用シーン |
|
|---|---|
| 初投稿者 |
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
昨年に引き続き、今年も大好きなパリへ。
1年ぶりでもやっぱり来る度にワクワクしてしまう街、それがパリ♪
ここ数年、パリでブームが再加熱している「ブイヨン(大衆的な価格の食堂)」。
元々、ブイヨン=スープの意味ですが
温かいちゃんとしたお料理を、安く提供してくれるレストランも指すそうです。
伝統的な昔ながらのフランス料理が
お手頃に味わえるので、200~300席という大規模店でも連日大行列の人気。
2018年にお邪魔したBouillon Pigalle (ブイヨン・ピガール)さんでも
ビーフブイヨンスープ1.8ユーロ、
メインの仔牛のブランケット10.5ユーロ、ワイン(250ml)3.3ユーロと
定番のビストロ料理をカジュアルに堪能♪
人気のブイヨン・シャルティエさんも
モンパルナスの歴史的な建物を使った、180席もある2号店をOPENされたそう。
今回お邪魔したのは、「Bouillon Julien(ブイヨン・ジュリアン)」さん。
アール・ヌーヴォーの優雅な建物の中で
メインは10ユーロ前後、前菜は2.6ユーロ~とお手頃なお料理を楽しめます。
お店は、メトロStrasbourg-Saint-Danis駅から徒歩数分。
あまり治安の良くないエリアなので
18時前と早めのディナーでお邪魔しました。
1902年建造の建物は、格式のある重厚感。
二重扉の奥には、分厚い深紅のビロードが垂れ下がりまるで劇場の入口のよう。
店内に一歩入ると・・ここは宮殿?
曲線が美しいアールヌーヴォーの装飾、天井に輝く大きなステンドグラス、
鏡に映るボールランプの連なり。
もう映画の中の世界に迷いこんだ気分に♪
早い時間だったので、お客様の姿はまばら。
入口に近いテーブル席に案内下さいましたが、すぐ外が喫煙スペースなので
タバコの煙が入って来るのがやや残念。
さて、気を取り直してメニューを確認。
英語メニューもあるので、注文しやすい!
メイン料理は、ビーフストロガノフのペンネ添えやグリルチキンも気になりつつ
今回は、大好きな鴨のコンフィに。
前菜も10種類ほど揃っていて迷う~
リエットやテリーヌなども美味しそうだけど、デザートも食べたかったので
ボリューム的に軽そうなスープを注文。
スープの到着まで15分ほどあったので
他のお客様同様、スタッフさんにOKをいただき店内を撮影。
ノリの良いギャルソンさんにお願いすると
写真を撮ってくれるだけでなく、「天井を見上げる感じで」などポージングまで
指定されます(空いてる時間だから?)
そうこうする間に、パンとスープが到着。
■リーキとじゃが芋のスープ 2.6ユーロ(312円)
(2019年11月レート、1ユーロ120円で計算)
深みのあるスープボウルに、トロリとまろやかな熱々スープが。
リーキ(西洋ねぎ)の香味と
素朴なじゃが芋の甘味が重なり、お腹の底までじんわり温まる味わい。
トッピングは刻んだシブレットと
存在感抜群のバゲットを使ったクルトン。
わずかに残したじゃが芋のザラリとした舌触りも、手作り感があって和む~
量も多すぎず程よいので、日本人向け?
■パン
かごに山盛り、1人なのに7~8切れも!
ザクッと荒々しいクラスト(パンの表皮)
クラム(パンの内側)はしっとり程よいヒキで、粉の風味が素朴な味わい。
野菜の旨味が強いスープと良く合います。
スープの後30分近く待って、ようやくメインの登場です。
■鴨のコンフィ、フライドポテト添え 11.9ユーロ(1,428円)
おぉ~、これこれ!このビジュアル!
ドーンと大きな骨付きの鴨肉と、それを凌駕するほど山盛りのポテトフライ。
この素っ気ない盛付け、まさにビストロ!
早速、鴨にナイフを入れると・・
見た目通り、こんがりパリッと焼いた皮目が完璧な香ばしさ。
繊維に沿ってほぐれる身はしっとり。
ハーブと共に低温のオイルで長時間火入れされた鴨は、ジューシーで柔らか。
しっかり塩気のきいた身の旨味に
脂身のコクが重なり、骨からホロリと外れる火入れ具合まで理想的~
ソースも、シンプルだけど奥深い味。
コク深い鴨の出汁の甘辛いベースに、粒マスタードの酸味が心地良いニュアンス。
鴨自体の美味しさを損なわない上品さ。
メリハリある塩気が食欲をそそる鴨、そのお供は山盛りのポテト。
日本のいわゆるフライドポテトに比べ
1本1本がどっしりと太く、お芋の甘味やホクホク感がダイレクトに伝わります。
めっちゃ好みの味で鴨にも合うけど、
とてつもないボリュームで、残念ながら半分ほどでギブアップ・・
スープと鴨&ポテトを、心ゆくまで堪能し
最後はお待ちかねのデザートタイム。
こちらも10種類ほど揃う中、選んだのは
■栗のクリームとメレンゲ 4.4ユーロ(528円)
ガラスの器にたっぷり絞った栗クリーム。
その上にサックサクの大きなメレンゲを乗せた、甘さど真ん中のスイーツ。
栗クリームはまろやかクリーミーだけど
想像していたより栗の風味は控えめで、いわゆるモンブランクリームとは別物。
シャンティイー>>>栗で、舌触りなめらか。
カシュッと崩れるメレンゲの甘味も加わり
濃いコーヒーに合わせたくなるような、どっしり甘いデザートでした。
ちなみに、隣の席にいて仲良くなったフランス人のご夫妻が
クレムーショコラを味見させてくれました。
(待ち時間が長いので会話が弾むのです)
生チョコを思わせるまったり重厚なショコラに、サクサクのクランブル。
まさに、クレムー!(クリーミー!)
とろける本格ショコラで大好きな味だけど
どっしり重いデザートなので、自分で注文していたら食べ切れなかったかも?
デザートは他にもライスプディングや
ティラミス、ホイップ入りのシュークリームなど日本でもおなじみの物も。
以上、スープにメイン、デザートをお腹いっぱい満喫して
合計18.9ユーロ(2,268円)の明朗会計。
非日常のゴージャスな空間でいただく
クラシカルでお手頃なお料理を、1人旅でも十分楽しめる「フランスらしい」お店。
他のメインや前菜も色々試してみたい!
ごちそうさまでした!