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コンテンポラリー以外も美味しい
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記事URL:http://oishiikansai.com/travel/france2008/aphrodite.html
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いさを☆
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| 店名 |
APHRODITE
|
|---|---|
| ジャンル | フレンチ |
|
予約・ お問い合わせ |
(+33) 0493856353 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
フランス10 bd Dubouchage 06000 NICE |
| 営業時間 | |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
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さて、土産も無事買えたので、改めてディナーです。念のため何軒か調べておいたお店の一つ、『アフロディテ(Aphrodite)』へ。
こちらはリッツカールトン大阪のフレンチ『ラ・べ』シェフ、ジベール氏のおすすめ。お店のHPによると、かなりのコンテンポラリーな料理っぽい感じ。鼻から煙(蒸気)出してるオッサン(シェフ)の動画は、なかなか笑えます。(いまはもうサイトにないかも?)本来なら、僕はあまりコンテンポラリー系のフレンチは好きじゃないので、このテの店はパスするのですが、歩き回ってもう疲れてたので、入店。「一人でもいい?」って聞いたら、予約表を見た上で「もちろん」と。
「好きなテーブル選んでいいよ」って言うけど、こちとら一人だし…ということで、テラス端っこのテーブルをチョイス。やがて全テーブル満席に。意外と予約なし、フリーのお客さんが多いですね。他のお客さん見ても、カジュアルな服装でもOKな感じです。
さて、料理は95ユーロの「レボリューション」のコースは、鼻から煙(笑)の料理らしいので、割とフツーっぽい37ユーロのメニューに決定。前菜・メイン・デザートはプリフィクスです。
・アミューズ
もう忘れましたが、なんか海苔っぽい感じ。
・前菜:Comme une terrine de Foie gras sur un biscuit Noisette & Cacao
フランスに来たら、やっぱフォアグラでしょうという訳で、前菜はコレ。やや濃密感には欠けるものの、この値段にしては立派なフォアグラ。いや、料理全体のバランスを考えると、軽い感じはわざとなのかも?下にはヘーゼルナッツとカカオで苦味をきかせたビスキュイ。上にはアーティチョークとパルメジャーノでナチュラル感と旨みを。白バルサミコのソルベがしっかりと酸味を添えます。
元来のフォアグラのテリーヌといえば、フレッシュやドライフルーツなど、甘味を合わせるのが王道。僕自身、どちらが好きと言われれば、そちらの方が好きです。
しかし、この甘みを抜いたフォアグラの一皿は、明らかにアリ。フォアグラが重ければ、甘味を必要とするでしょうが、この軽さならこの味でもOKだと思いました。ユニークで、ちゃんとおいしい。量もあるし、良い料理ですね。
・メイン:Caille désossée farcie au Confit d'Echalote & Marjolaine Retour de cueillette en Persillade
今度はコンテンポラリー、あるいは南仏の色彩豊かなものと違い、ほぼ茶色一色のメイン。マジョラムが肉の味を引き締め、きのこの甘味・旨みと共に皿全体の味わいを盛り上げます。塩がややしっかりめですが、個人的にはむしろ好み。旨みがしっかりしているからこその強い味付けです。シンプルですが、とてもおいしい料理でした。
・デザート:Ravioles d'Aubergine Américaine au confit de Pêche Sorbet Verveine & craquant de Roudoudou
デザートは見た目からスゴいですね~。茄子のラヴィオリ(!)と、桃のコンフィ。ヴェルヴェーヌのソルベと、ルードゥードゥー(有名な飴)クロカン。ラヴィオリ、とありますが、クレープ包みに近い印象。やはり茄子ではややインパクト不足な気がします。けして悪くはないんですけどね。ちょっと独創性に奔ってる感じ。
・プティフール
メレンゲは何味がいい?って聞かれて、5種類くらいあったのでピスターシュ。そんなに食べてるつもりもないのに、おなかいっぱいいっぱいです。
サービスも非常に良く、とてもいいレストランでした。料理は確かにユニークで、シェフもそういうものを作ろうとしてる意欲が伝わってきます。コースにもよるのでしょうが、このコースは一品一品がしっかりありましたね。コンテンポラリーフレンチは少量多皿のことが多く、全体としてはともかく、一皿一皿に世界を感じられることが少ないのですが、こちらでは両方いけるんでしょうね。
今のところミシュランの星は獲得してませんが、その内取る気も。料理にやや粗さが残るのと、盛り付けは面白いのに、皿がダサいのが難ですかね。