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ディナーが10倍美味しくなったのはアルベルトの笑顔
December 28, 2016
聖堂の主祭壇
聖女ベルナデット
静かな祈りの時間
December 29, 2016
教会から見ると右に城塞
町に立つクリスマス・ツリー
教会ファサード右に生命の門
前菜
野菜スープ
鶏のトマト煮込み
パンナコッタ
アルベルトの笑顔〜♡
夜のカフェ・バー
現パパ様フランシスコ教皇
ロビーの藤田嗣治風壁画
2011年5月1日ヨハネ・パウロ2世の祝福
ルルドの山の上には十字架
城塞から見る教会の全景
聖堂の受胎告知モザイク
2日目の鶏はサフラン風味
カスタードにメランジュ
霧が出て参りました
ルルドのお水
幻想的な霧のルルド
アヴェマリアのリフレインで
キャンドルを掲げる御ミサ
グロットの聖母マリア
毎朝!焼き立てクロワッサンという贅沢
朝食は温かいお料理も含めて充分な品揃え〜♬ なんと言っても
焼き立てのクロワッサンが素晴らしく!! 個人的には温かいカ
フェ・オ・レと美味しいクロワッサンだけで大満足〜♡ といっ
た感じでございました。バターの甘みとコクを ’ここまで’ 感じ
させながら外側パリッ! クラムはふんわり、しっとり〜♬ バタ
ーの焦げ感が心地よく、全体的には非常に軽い食感で〜さすが!
クロワッサンが生まれた国のクロワッサン!!と感動することし
きり・・♡ ランチとディナーで供されたパンも小麦粉の香りが
生き生きしていてよかったと思いましたが此のクロワッサンには
到底敵いません!!
私は二日とも朝食が始まる7am にダイニング・ルームに下りて
おりまして一番乗りか二番目・・寒そうにユニフォームの上から
ダウンを着て出勤してくるスタッフからボンジュールとサ・ヴァ
の嵐〜少なくとも3ヶ国語は堪能な女性マネージャーはキチッと
スーツ姿でビシッと任務に着かれていて誰もが本当に嬉しそうに
笑顔で仕事をこなしているのです。毎晩ディナーでお世話になっ
たアルベルトも然り・・♡ これまで世界中で5ッ星のホテルも
含めいろいろなホテルに宿泊して参りましたが、ここまで暖かい
ホスピタリティーを感じたホテルはイタリアではヴェネツィアの
ホテル・リアルト、ローマのエクセルシオール、ミラノのフォー
シーズンくらいかしら・・30日はチェック・アウトの日で ”こ
れからどちらへ?"→ ”今日はポーからパリ経由でローマまで〜♬
明日はバチカンでテデウム(感謝の祈り)1月1日は新年のミサ
に与かるの”→ ”まぁ、なんて羨ましい!! ボン・アンネ〜♡ あ
なたに幸せがいっぱいありますように”
ところがポー空港で待っていたのは待つ ’試練’ で8:30am に
ホテルを出て空港まで45分〜10:40am のフライトでパリ
に向かい2:50pm の AF1304便でローマ到着4:50pm
のはずが(ディナーのレビューで霧に包まれたルルドの夜のこと
を書きましたが)霧で飛行機が遅れ、その後も遅れに遅れて出発
時間が変更に次ぐ変更となり結局パリに向けて私達一行が飛んだ
のは夕方〜ローマへの乗り継ぎ便は当初7:30pm 発で予定さ
れていましたが私達が搭乗するはずのエアフラも遅れに遅れてシ
ャルル・ド・ゴール発10:30pm〜ローマのホテルにチェッ
ク・インしてお部屋に入ったのは〜なんと深夜1:30am!!
空港と機内で過ごした時間13時間という移動の一日になりまし
た。こういうご時勢ですから遅れの理由のアナウンスがポーです
ぐに出なかった時は又パリでテロがあったのでは、のような憶測
が飛びかったり・・もありました。が、私は大きなビションを連
れた妹と母に見送られてロンドンに発つ姉のコリンヌと仲良くな
り楽しい会話の時間があったことで救われました。私達の荷物が
飛行機に積み込まれるのを窓から確認したのはコリンヌがロンド
ン行きのエアフラに搭乗して3時間後のことでございましたが!
December 29, 2016 @11am
洞窟の上に建てられた教会
十字架の道行きからの眺め
ルルド
ファサードのアップ
教会横の小さな町
夜はマイナス5℃
ホテル前の道
ホテルの壁のマリア様
ホテル1F
通りから見たホテル
ヨハネ・パウロ2世の訪問
朝食はクロワッサンがお薦め
〜ですが、いろいろあります
このサイズが嬉しい〜〜♡
トースターにご注目!!
一日目の朝食
二日目の朝食
お洒落〜♬
ベルナデットの町の教会
朝のマリア様
この場所の絵がホテルに→
この絵の向こうがレストラン
160年前も今も変わらず
ルルドの巡礼には理想的なロケーション
羽田から夜行便で夜明け前のパリに到着〜美しい朝焼けを見ながら
タラップで3人目の搭乗となりました。パリからポーまでもアップ
グレードで窓際を希望致しておりましたので農業国フランスを実感
する畑に次ぐ畑を見ながら〜うっすらと雪を被ったピレネー山脈ま
で一時間半の快適なフライト〜♬ ピレネーの峰々が遠くなると飛
行機は徐々に高度を下げ、畑と畑の間に馬場馬術の競技場やレース
・トラックが見えて来て・・もうすぐそこがポーの小さな空港でし
た。空港を出て初めて見たものは大きなマグパイ〜♬ 初めてマグ
パイを見たのはアイルランド、最後に見たのはパリで今回で3度目
ですが日本には生息しない鮮やかなブルーが黒に映える鳩ほどの大
きさの本当に美しい鳥です。聖女ベルナデットも羊の番をしながら
大きなマグパイを見ていたのかしら・・♡
ご存知の方も多いと思いますが、ルルドはカトリック三大聖地イス
ラエルのエルサレム、ローマのバチカン、スペインのサンチャゴ・
デ・コンポステーラに次ぐ年間600万人が訪れるフランスとスペ
インの国境ピレネー山脈の麓にあるカトリックの聖地で人口僅か1
万5000人の町がルルドの聖母記念日(世界病者の日2月11日)
がある2月、ベルナデットの命日(4月16日)がある4月、5月
はカトリックの暦ではマリア様の月でベルナデットの生まれ月の8
月とイベントのある月は4万人にまでふくれ上がり・・2004年
時のローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が聖母被昇天の祝日(8月15
日)に此の地を訪れた時、世界中から集まった巡礼者は30万人を
超え、教皇司式のミサにはジャック・シラク元大統領と聖女と同じ
名を持つベルナデット・シラク夫人も列席〜今を遡ること凡そ16
0年〜1858年2月11日妹トワネット、友達ジャンヌと3人で
薪を拾いに行った14歳の少女ベルナデットに聖母マリアのご出現
があり(その後、計18回)9回目のご出現の時〜地面を掘って其
の水を飲むように告げられた場所から泉が湧いて〜以来ルルドの泉
には奇跡の治癒力があるとされ2009年3月の時点で世界中から
集められた20名の奇跡認定医の検証をへて正式に公認された事例
は68件。ベルナデット自身は聖母マリアの出現について積極的に
話すのを好まず1866年ヌヴェールの修道院に入り外界から遮断
された静かな祈りの生涯を送り35歳で帰天〜死後30年たった1
909年に列聖調査の為にヌヴェール愛徳修道会のクリプト地下聖
堂納骨堂に安置されていた棺を開けると遺体は腐敗しておらず19
33年12月8日ローマ教皇ピウス11世によって列聖されました。
私達一行はルルドに2泊〜ホテルは4ッ星で巡礼では贅沢なほど、
グロットまで徒歩僅か3分、1F のブティックでは聖ベルナデット
の御絵、カレンダー、マリア様の御像、天使の置物、ロザリオ、絵
葉書、書籍、ルルドの聖水を入れる容器、ルルドの小石チョコレー
ト、ミント、防寒具、鞄など・・およそないものはない!!という
品揃えで宿泊客は全ての商品が10% OFF〜♬ 街中にもお土産物
屋さんはありますが此方はディナー後の時間帯もオープン〜お買い
物後はエレベーターでお部屋まで直通で楽々〜♬ ルルドに行かれ
たら此のホテルがお薦め!! 初日はチェック・イン後すぐにラン
チとなり(前菜とクスクスのあるサラダ・バー付きステーキ)翌日
はグロットの上に建てられた教会横の山中に造られた ’十字架の道
行き’ 後のランチ(シンプルで美味しい野菜スープ!!とロースト
・ポーク)でデセールは初日のリュバーブ入りクレープ(チョコレ
ート・ソースのかけ方が ’ややぞんざい’ ながらシェリー風味でしっ
とり〜♬)これは秀逸でございました!! 此の日は山の中で ’十字
架の道行き’ を何キロも歩いた後、午後はベルナデットの生家を訪
ねたりベルナデットが羊の番をした丘を登ったり、山の上に建てら
れた城塞や民族博物館へ行ったりで〜なんと2万数千歩(前日は1
万8000歩)も歩き・・いつも ’お散歩がものたりない’ と感じて
いるアンジェリーナに言っても信じてもらえない驚異的な距離を生
まれて初めて(ゴルフ以外で)歩きました。
ルルドの町を歩いていて意外に思ったのはパキスタン料理、チベッ
ト料理、ネパール料理店がイタリアンやチャイニーズと並んであっ
たこと(うどんやハンバーガーを目にすることはなくスタバもなく)
私のお部屋はちょうどレストランのスカイライトの上でガラス越し
にけっこう夜遅くまで賑わうバー・カウンターの様子が見てとれま
した。フィリピンとインドネシア、ベトナムと韓国からの巡礼グル
ープは理解できますが中国本土からも小さなグループが来ていてち
ょっと嬉しくなりました。フランス人、イタリア人、アメリカ人は
言葉ですぐにわかりますので東洋人とエレベーターで一緒になると
必ずどちらから?と英語で問いかけ、彼らも返礼のように聞いて参
りますので東京と答えると一様に驚いた表情を浮かべるところも意
外でした。私がメインランド・チャイナと聞いて驚くのと同じくら
い東京もカトリックとは結び付かないところのようでございます。
朝焼けのシャルル・ドゴール
20分遅れでポーに向けて
離陸準備完了
タラップで搭乗
テイク・オフ
ピレネー山脈を越えて・・
ポー・ピレネー空港到着
フレンチ・ブルのお出迎え
聖女ベルナデット
スカイライトの下がカフェ
パティオ付きレストラン
幸せそうなルルドの犬
クスクスがありますネッ!
ランチのサラダ・バー
大きなステーキ
リュバーブ入りクレープ
牛の横を歩くシスター1名
丘の斜面は牧草地
庭で馬を飼う地主邸
再現された羊小屋
シンプルなスープですが
これが美味〜♬
ロースト・ポーク
読み書きができなかった少女
スカイライトへ続く階段
2日目はスポンジにチェリー
若い!!リセを出たばかり?
将来はソムリエかしら・・
ベルナデットの生家
ベルナデットが通った教会→
内の明るい墓地
教会横の車庫
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マダム・チェチーリア
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ナイン9+(六本木、乃木坂、麻布十番 / カフェ、パスタ)
Nha Viet Nam(六本木、麻布十番、乃木坂 / ベトナム料理、アジア・エスニック、ダイニングバー)
Gran Caffe Vergnano(銀座、東銀座、有楽町 / カフェ、洋菓子)
Donna Camilla Savelli - VRetreats(トラステヴェレ / ホテル、イタリアン)
Piazza di Spagna - ITA Airways Lounge(フィウミチーノ空港 (FCO) 周辺 / ビュッフェ、カフェ)
Caffè Vergnano(フィウミチーノ空港 (FCO) 周辺 / カフェ)
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
| 店名 |
Hotel Saint-Sauveur
|
|---|---|
| ジャンル | フレンチ |
|
予約・ お問い合わせ |
(+33) 0562942503 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
フランス9 Rue Sainte-Marie - BP83 - 65103 Lourdes cedex |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 |
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 |
| 空間・設備 | オシャレな空間、カップルシートあり、ソファー席あり |
| ドリンク | ワインあり |
|---|
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ロケーション | ホテルのレストラン |
| サービス | ソムリエがいる |
| お子様連れ |
子供可 ベビーカーごと入店可 |
| ホームページ | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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ディナーは12月28日と29日の2回〜下の階でいただきました。
朝食とランチは上のレストランで4名から6名掛けの丸いテーブル
でいただきましたが下はテーブルを人数に合わせてアレンジできる
広いスペースになっていてサラダ・バーではなく、スープとサラダ
は取り分けられてテーブルに載ります。両日ともメインは鶏で一日
目はトマト煮込み、二日目はパプリカ風味のクリーム煮サフラン・
ライス添え〜♬ なんていうことのない野菜スープが美味しくてパ
ンとスープだけでも大満足〜♬ デセールは一日目がパンナコッタ、
二日目はカスタード(かなり大きめ)にメランジュでした。一日目
はワインをいただきませんでしたが二日目はメルローを2杯〜♬
(赤はコート・ドゥ・ローヌ 4ユーロ、メルローとサンテミリオ
ンが4.7ユーロ、ハウス・ワインはボトル13.9ユーロと良心的)
今回の巡礼には小学校低学年の男の子二人と70代のおばあちゃま
をお連れになったご夫婦が参加していらして28日のディナーでは
前菜が出た時点で子供達が疲れて眠くなってしまい寝かしつけてか
ら戻るので自分達のお料理は冷めてしまっても構わないのでそのま
まにしておいて下さいという展開に・・私がそのお願いをすること
になったのですが、すぐにご主人が戻られて片付けてくださって結
構ですからということになり〜その旨を通訳。30分後そろそろ私
達もお部屋に引き上げようかという頃コーヒーだけでもという感じ
でご夫婦が戻って来られるとタイミングを見計らっていたかのよう
に温かい鶏のトマト煮込みがテーブルに2皿載って〜しかも "お待
ちしておりました” の笑顔付き〜♬ 驚きました。アルベルトはイ
タリア人で〜ご覧ください! この笑顔!! クリスチャンはこうで
なきゃ〜♬ ワタクシは頭が下がる思いでございました。
29日はディナー後ホテルのエントランス前にあるブティックで買
ったプラスティック容器を持って教会までルルドのお水を汲みに行
きました。外気温は氷点下5℃・・教会の横を流れるピレネー山脈
に水源を発するガーヴ・ドゥ・ポー(フランス語で川はリヴィエー
ルですが此の川は急流を意味するガーヴ)から霧が上がって来て〜
それはそれは幻想的な光景で〜お水を入れているとグロットで捧げ
られている光の神秘のミサに与る人達が手に手にキャンドルを持っ
てアヴェ・マリアを歌いながらグロットの方に進んで行きます。カ
トリックの良いところは言語が違ってもミサ典礼が世界共通なこと
でルルドの御ミサではアヴェ・マリアの祈りがフランス語、英語、
イタリア語の順番でそれぞれの国の神父様が3ヶ国語で唱えられて
私はその全てを暗誦できたことが嬉しくてミサ中は完全に!!寒さ
を忘れました。
日本ではクリスマスが終わるとすぐに門松が立ちますがヨーロッパ
では1月6日のご公現(東方の三博士が星に導かれてベツレヘムま
で来て馬小屋で生まれたイエズス様を礼拝したことを記念する日)
までクリスマス・ツリーがライトアップされていてルルドのお菓子
屋さんにはブッシュ・ドゥ・ノエルが並んでいました。家が貧しく
て学校に通えず標準フランス語の読み書きすらできなかったベルナ
デットが知り得るはずもない当時の教会用語であったラテン語で白
い衣に青い帯を締めた方が無原罪の御宿り ( Je suis l'immaculee
Conception) と仰ったと語ったことに端を発するルルドの泉はこれ
まで病者が癒される特別な場所だとばかり思っておりましたが健常
人でも心が洗われる素晴らしい聖地であることを体感致しました。