無料会員登録/ログイン
閉じる
ディジョンでブフブルギニヨン: フードアナリスト世界の旅
こちらの口コミはブログからの投稿です。?
口コミが参考になったらフォローしよう
maido
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
maidoさんの他のお店の口コミ
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
| 店名 |
Le Pré aux Clercs
|
|---|---|
| ジャンル | ビストロ |
|
予約・ お問い合わせ |
(+33) 0380380505 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
フランス13 Place de la Libération, 21000 Dijon, France |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
¥3,000~¥3,999 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 (VISA、Master) |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
|---|---|
| 空間・設備 | オシャレな空間 |
| ドリンク | ワインあり |
|---|
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ドレスコード | カジュアル |
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
シャニーからボーヌ、そしてワイン街道を通ってブルゴーニュ地方最大の都市、
ディジョンへ
ここは10世紀頃から領地を拡大し、11世紀に首都としてから15世紀にフランスに併合されるまで、栄えた町です
特にブルゴーニュ公国は、裕福はネーデルランドを獲得してからフランスに併合する前までは巨大な領土を持っていました。
そんなブルゴーニュ公国が栄えた時代の14〜15世紀に建てられた、
ブルゴーニュ大公宮殿
その目の前のリベラシオン広場に面したところにあるレストランでランチをいただきました
創業150年ちょいなんだそうですよ。
あ、ちなみにこのブルゴーニュ大公宮殿は17世紀に改築されたもので、現在は市庁舎とディジョン美術館が入っています。
で、ランチでいただいたレストランは、
LePréauxClercs
店内は赤と黒が基調で、窓ガラスがとっても大きくって、
ちょっとモダンな感じのレストランです
このレストランは、
ブルゴーニュ地方の伝統料理を地元の食材、調味料を使って現代の感覚で提供してくれるといったお店です。
ここでいただいたものは、ブルゴーニュ地方の郷土料理でまだいただいてない、Escargots
最近、クラシックなお店でいただくときは、
殻付きの例のトングで挟んで中身を引っ張り出して食べる方法なんですが、このようなモダンなお店だといろいろと調理をしてくれるんですよね。
今回はこんな形で出てきました
エスカルゴバターを使ったムース状のソースの中にエスカルゴの身が入っています。
僕的には食べやすくておいしくて好きなんですが、初めて食べる方は、
いわゆるエスカルゴの殻から引っ張り出すのを想像する人が多いかもしれないので、どうなのかな?
ちなみにエスカルゴはブルゴーニュ地方が原産で、ブドウの葉っぱを食べる、
いってみれば害虫扱いだったんですね。
昨今は農薬の影響で絶滅の危機にも陥っているそうなんですが、ここんところBioや低・無農薬栽培が流行ってきていて、エスカルゴも徐々にブドウ畑に戻りつつあるそうです。
この野生のエスカルゴを実際に食べようとすると、食べられるような味にするためにはかなりの手間と時間がかかるそうで、現在はもっぱら養殖ものなんだそうです
そしてメインは、これまたブルゴーニュ名物のBœufbourguignon
簡単に言えば牛肉の赤ワイン煮込み
ワイン造り酒屋の人たちが、余ったワインで牛肉を煮込んだのが始まりだと言われているくらい、超家庭的な農家料理なんですが、これが都会の洗練されたレストランに来るとこんな感じになります。
いいですねぇ。
口に入れた瞬間、ホロホロとほどけるような牛肉
肉のうまみが赤ワインの刺激で格段に引き出され、めちゃ濃厚で...
んまい!!
ここまで柔らかく煮るのは大変だなぁ...
と思いながら、
でも最近はやりの低温調理を使って肉を柔らかくしてるのかな
なんてことも思いながらおいしい食事を楽しみました
ちなみに僕も家で肉料理をするときに赤ワインを使ったりすることもありますが、料理用ではなく1本500円以下のやっすいワインを使ってます。
そらそうですよね
高いワインを使うのもったいないですから
それにスクリューキャップなので保存も楽なんですよ
封を切ったら早く飲まないといけないので、だいたい数日後には飲み切ってしまいますが...
フランスではおそらくリッター100円とかガソリンよりも安い値段のワインで料理してるんだと思います
そして最後のデザートは、これまたブルゴーニュ名物である、
Poirepochéeauvinrouge
洋ナシを丸ごと赤ワインで煮込んだデザートです。
このデザートは砂糖の甘さ控えめで、フルーツ本来の甘さが引き立っているんですね
変なお店で変なのを食べると、大量のシロップ漬けになっていて気持ち悪い味のがあるんですが、僕も以前そういうのしか当たってなくって苦手だと思ってたこのデザート
本当はこんなにおいしかったんですね
いやー、中途半端なものを食べて「まずい」って書いちゃだめですよ
本当においしいものを食べてからでないとね
そんなわけで、ブルゴーニュ地方最後のお食事は、郷土料理三昧で〆ました
この後はアルザス地方へ向かいます。
あ、ちなみにディジョンもしっかり観光したんですが...
いろいろとバタバタしてて写真ほとんど撮らなかったので、食事だけの記事となってしまいました
お店
名前 : LePréauxClercs
住所 : 13PlacedelaLibération,21000Dijon,France
TEL : 0380380505
予約可能時間 : 12:00〜13:45/19:00〜21:45
基本年中無休
URL :https://www.lepreauxclercs.fr/
ディジョンの中心地、大公宮殿の前になるリベラシオン広場に面した、伝統的ブルゴーニュ郷土料理を現代風に提供してくれるお店。創業150年でディジョンの歴史とともに料理も変革させて続けてこられたレストラン。モダンな店内はそれだけで期待が膨らみます。