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南西フランスで有名な3ツ星のエレガントなオーベルジュ。2つのレストランのロケーションを知ってびっくり!シェフが気さくなことにもまたびっくり!
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ファイブペンギンズ
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| 店名 |
L'AUBERGADE MICHEL TRAMA
|
|---|---|
| ジャンル | その他 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+33) 553953146 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
フランス52 Rue Royale, 47270 Puymirol FRANCE |
| 営業時間 | |
| 予算(口コミ集計) |
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| 利用シーン |
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|---|---|
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
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フランス南部アキテーヌ地方のロット・エ・ガロンヌ県の県庁所在地アジャン。と言っても場所がわかる人はほぼいないでしょう。トゥールーズから車で1時間半。北西方向に進んだ場所です。この町の郊外のピュイミロルという村に位置するのが、オーベルジュ・ミッシェルトラマです。
世界中の豪華シャトーホテルや最高級オーベルジュなからなる「ルレ・エ・シャトー」にも加盟しています。ミッシェル・トラマはかつては長年ミシュラン3つ星をキープしてきたレストランです(今は1つ星)。ゴエミヨの「今年のシェフ賞」にも2度選出されたこともあり、フランスを代表する料理人の一人です。
ミシェル・トラマ氏はもともとレストランのサービスに従事していましたが、料理を作ることに興味を持ち始めパリで小さなフリッツ屋をオープン。その後自分らしい料理を作るために、この人口わずか800人ほどの小さな村ピュイミロルにレストランをオープンします。
12世紀の建物を購入し、レストラン開店までに石を積み直し、ペンキの塗り直しなどの修復工事を全て妻(マリーズさん)と二人で行いました。これこそがこのオーベルジュの由来です。約45年くらい前のことです。独学で料理を勉強し、3つ星まで登りつめるのは並大抵の努力ではできないでしょう。
クラッシクなオーベルジュはかつて12世紀にトゥールーズ伯爵の別荘でした。フランスの古い伝統を感じる宿です。中庭に小さなプールと庭園があります。
宿泊したのはChambre 1(1号室)で、2連泊しました。部屋は2階にありインテリア、リネンもシャトー風です。広いテラスがあり、中庭のプールを見渡すことができ、明るい雰囲気です。
猫足バスタブはインサイドシャワーで不便だけれど、いかにもフランスっぽくて素敵。
1日めの夕食はメインダイニング「ミシェル・トラマ」にて。シェフのスペシャリテはデザートまですごいものでした。
びっくりしたのが、3つ星シェフであるトラマ氏がいきなり我々のテーブルに現れたこと。その後もなんとお皿が出る度にちょこちょこやってきて、ひと言ふた言、話していかれるのです。詳しくはレストランの記事「MICHEL TRAMA」をご参照ください。
2日めの夕食はオーベルジュ内にあるもう一つのカジュアルレストラン 。LA POULE D’ORにて頂きました。「LA POULE D’OR」はどこにあるの?と思ったら、メインダイニングの「ミッシェル・トラマ」の中庭を挟んで向かい側。朝食を食べる場所なのでした。なんとキッチンもシェフもスタッフも同じ。メニューが違うだけだったのです。
3コースの47ユーロのプリフィックスコースです。この値段で3つ星シェフとたくさんお話をして、価値もあるディナータイムでした。
こちらでの食事内容に関しては。「LA POULE D’ORの記事をご参照ください。
このオーベルジュでもっとも感動的だった瞬間、それは食事の最後にシェフがご自身で書かれた写真も美しいレシピ本を手にし、プレゼントだと渡してくれたこと。
一緒に記念写真も撮ってくださり、本当に思い出に残る滞在となったのです。
コロナ前から計画していた旅行のリベンジの計画のひとつとして、夢は予想以上に花開いたのでした。